皆々様大変おつかれさまです。
S部です
長い大学の夏休みをいかがお過ごしでしょうか。
S部は忙しいながら楽しい、しかし忙しい毎日を送っております。
先日、そんな忙しい日々から一時離脱し、富山の学会を見に行きました。
Y人さんとの行きのドライブは最高だったなあ
実際、車の中は男臭い話でムンムンしてました。Y人さんも言ってたけど、これはもうプライスレスです
そして、富山では五箇山という茅葺きの残る住宅地を見学して参りました。泣く子も黙る世界遺産です!!(写真のせようと思ったのに大きさオーバーとかで無理だった
)
全く古いままの外見ですが、中は現代風に整備されていて、普通に人が生活していました。行ったのは平日でしたが、そこそこ人が見に来ていました。
しかし、こうやって観光客に見張られながら生活をするのってどんな気持ちなんでしょうかね?
もし自分がそこの代々の住民で、ずっとそこで生活しようと考えていれば、世界遺産には反対していたんではないかと思います。だって自分が生活してて知らない人に上から見下ろされたり集落に入って来て写真とか撮られたら嫌だもん。
いいところといえば、いろいろなところからやってくる観光客と気軽に話が出来るところでしょう。きっと観光客にとって、そこに住んでいる人の生活は興味津々なはずです。こういった古い集落が大好きなY人さんも、思いっきり地元のおばちゃんと話をしておりました。S部も、あまりの腹減りに何も考えられなくなってさえいなければ、いろいろ話を聞きたかったです。
その後は、岐阜県の白川郷も見て参りました。こちらはより規模の大きな集落で、やはり世界遺産です。急勾配で高い山に囲まれたとても狭い盆地の中にあったため、秘境の様な形で残ってきたものらしいです。もう、時代劇のセットの中にいるみたいな感覚でしたね
いずれも外見は古い集落でしたが、人々の生活や感覚はほぼ現代でしょう。それは今が現代だから当たり前です。おそらく。
これは私見ですが、あくまで私たちが見ているものは「現代」で、「昔」を見ている訳ではありません。見る人によっては、このような古風の住居や集落に現代風の感覚を持った人が住んでいる事に、一種の気持ち悪さを感じるかも知れません。というか、S部はちょっと感じました。でも、これらを否定する気は毛頭ありませんし、あっていいと思います。実際見てきて楽しかったですし。
これから10年、100年と年月を重ねるにつれ、この古風な現代の集落がどのように形を変えていくのか。ひとつ楽しみなところではあります
さて、その翌日はいよいよ建築学会を見に行きました。S部は学会の見学は初でしたが・・・
なかなか面白いですね
ここで発表されている様なものにはまだまだ及びませんが、S部も論文に向かっている身だからでしょうか。
皆さんがどんな想いでその論文を書いてきたか、どんな感覚で発表をしているのか等が、うっすらと見えた様な気がしました。
例えば、論文の中でキーになる用語が出てきたとき、発表者にとってそれはあまりに当たり前な言葉だから特に説明なしに話を進めます。論文を聞き終えて、「結局あれは何だったのだろうか」と。S部が地域猫の説明なしに論文発表していく様なもんですね。
たまに、発表を聞いても結局何を言ってるのか分からず、かといって質問しようにもしどころさえ浮かばないような論文がありますが、あれはその論文が悪いのか?S部のおつむが悪いのか?・・・これだけ聞いても分かるはずありませんね。こんな事言ってる時点で、後者の可能性大です
学生や研究者以外にも一般で発表に来ている人たちのパッションには恐れ入りました。
学会は、聞くだけでも絶対に楽しいですよ。当日極限の寝不足状態でもない限り、きっと興味を持ってもらえると思います。
岩大出身の皆さんの発表は、とても良かったです。特に、予測不能な質問者からの質問にもしっかり答えていたところがすごいと思いました。
その夜は岩大勢みんなで打ち上げ。翌日は金沢観光となかなか濃密な3日間(大体)でした。
うーん。何やら考える事もいろいろある旅でしたな
取りあえず、予想外の出費に明日からの生活を見直さねばならないと思うS部です。
両茅葺き屋根の集落の写真は、ケータイの写真の中から一部「牧場のうたごえ」に掲載しようと思います。
普段の出来事などは個人のブログに載せていますので、もし暇な時などは覗いていただければと思います。
では、この辺で失礼します。また
追伸
テンプレ変えちゃいました。たまには嗜好を変えて・・・