無事に卒業・修了していきました。
が、雑誌類を捨ててなかったのは残念です。
4月からは新天地で頑張ってください。
さて、興味深いシンポジウムの案内です。
午前中に予定があるのですが、15時なら間に合いそうです。
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日本生活学会シンポジウムのお知らせ
「考現学」 原点から未来へ
■日 時:2008年5月10日(土) 15:00~17:00
■会 場:早稲田大学大久保キャンパス 55号館N棟1階 大会議室
■主 催:日本生活学会
■会 費:無料
■パネリスト:
「今和次郎の思想」 川添 登 /建築評論家
「今和次郎の足跡とその現代的評価」 中谷礼仁 /早稲田大学准教授
「新しい考現学ツールの可能性」 石川 初 /(株)ランドスケ-プデザイン
(司会) 後藤春彦 /早稲田大学教授 日本生活学会副会長
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今和次郎(こん・わじろう/1888- 1973)は、関東大震災の焼け野原を前に、
「新しくつくられていく東京はどういう歩み方をするものかを継続的に記録する仕事をやってみたくなった。」 と語り、
徹底的に、まちを歩き、観察し、スケッチとメモによる採集を行った。
「銀座風俗調べ」、「本所深川の貧民窟の調査」などの精力的なフィールドワークの成果を
田辺茂一のすすめで紀伊国屋書店を会場に展示する機会に恵まれた時に、
「しらべもの展覧会」では面白みがないということで、
この手法は『考現学(モデルノロヂオ)』と名付けられたのだった。
本シンポジウムは若手研究者や学生に今和次郎とその考現学を伝えると同時に、
考現学の将来のパーステクティブを想い描くことを目的に日本生活学会が企画したものである。
はじめに、川添登が語る「今和次郎の思想」から今の提唱した「考現学」の原点へと遡上する。
また、民家研究の先駆けでもある『日本の民家』(1922)を著した
今和次郎の足跡を訪ね歩く中谷礼仁のまなざしに沿って今和次郎の現代的評価をこころみる。
そして、GPSなどの新たな考現学ツールを自在に操る石川初の仕事を通して「考現学」の未来を照射する。
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■パネリスト略歴
川添 登/建築評論家 1926年生。毎日出版文化賞、今和次郎賞、南方熊楠賞受賞。
著書に『裏側から見た都市』『「木の文明」の成立』『今和次郎ーその考現学』『東京の原風景』『列島文明』など多数。
中谷礼仁/歴史工学家 1965年生。早稲田大学准教授。
著書に『国学・明治・建築家ー近代「日本国」建築の系譜をめぐって』『セヴェラルネス 事物連鎖と人間』ほか。
石川初/ランドスケープ・デザイナー 1964年生。株式会社ランドスケープデザイン勤務。登録ランドスケープアーキテクト(RLA)。
共著に『ランドスケープ批評宣言』ほか。
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http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsl/
まだHPには載っていませんね。