【赤羽】コーチングを使ってお子さまの可能性を伸ばすピアノ教室★松本美和ミュージックアカデミー

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「耳が聞こえなくても音楽は楽しい」  調 樹里亜さん

2008-02-12 20:12:56 | 感動 感激 感謝
「耳が聞こえなくても音楽は楽しい」

 ニュースで調 樹里亜(しらべ じゅりあ)さんという
 28歳の女性の特集をやっていた。

 4歳のころに幼児性の難聴になり
 その後ほとんど耳が聞こえない状態。
 ただ、ピアノが大好きでずっとレッスンを受け
 7年前に昭和大学の音楽部に入学。

 その後卒業してソニーに入社。
 現在は、ソニーの吹奏楽団で、パーカッションやピアノを担当している。

 ソロならともかく、オーケストラとあわせることが
 はたして可能なのか?

 実際は、音の振動、指揮者、近くにいる奏者の身体や
 手の動きを観ながらそのタイミングを判断しているらしい。
まさに 五感をフル回転なのだと思う。

 コンサート会場には演奏を聴きに来た聴覚障害者も多くいて、
 そのうち一人の女性は《音は感じて心で聴く》と表現していた。
 同じくコンサートで手話を披露した女性は
 《身体と手話と目で見るみんなのリズム》と言っていた。

 調さんは 『フニクラフニクラ』ではマリンバ担当
 アップテンポの上に、裏拍で入るタイミングは
 健聴者であっても 難しいところを 
 見事に演奏していた。

 言葉では表現できないことを、音楽で表現する…。

 音楽に触れることに当たり前になっている今、
 その幸せを
 《有り難いもの》
 と気づかせてくれた番組だった。

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