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折紙毎日

おりがみまいにちのにっき

折った後も楽しめる折紙を作りたい!

2011-11-23 12:44:25 | 折紙
ケナーのアクションフィギュア、プリテンダーを経て僕もようやく無可動のフィギュアが楽しめる様になりました。
破損やパーツポロリを気にする位なら可動箇所は少ない方が良いですね。

今日は昔作った折紙を作り直してみました。



過去に折った「シンガー」です。
最早声高に主張することではありませんが、ハサミ無しの1枚折りです。お腹から出た角をギター処理しています。


これがアフターです!




前の方が良いんじゃないの?とちょっと思ったりもしましたが、「目を出したかった」これに尽きます。
後ろ姿が隙だらけなのは従来通り。

そして、昔折ったコウモリをプラスしてみました!








オモチャ、工芸品っぽい造形のものを作ってみたいという欲求はずっと持っているんですが、反映されてるかなあ。

へんしんうさぎ

2011-06-03 23:12:43 | 折紙
今日は折紙の記事です。
TFや玩具の記事を期待されていた方には申し訳ありません。

(自分にとっては)簡単そうで、思いのほか難しいうさぎの折紙が遂に完成しました。









いかがでしょうか。
画像のサイズを変えてみましたが、かえって粗が目立っている気がするのが少し悲しい。
(画像加工したほうが良いですね)

既存の作品の影響下にあることは否定出来ませんが、耳を本物のうさぎより大きく見せる事により「らしさ」が強調出来たと思っています。
恐らくここが唯一主張出来る管理人のオリジンでしょう。

当初はツートンカラーでは無かったのですが、構造上無理があった箇所をその場しのぎのトンチで対処した結果、
このようなパンダウサギになりました。




これは5年程前に創作したうさぎです。
大きな耳が出ていますが、前足の折り出しが非常に無理矢理なものになってしまっています。


見る分には折り工程など関係ない、創作者の単なるマスターベーションじゃねえか!
かというとそうでもないのです。

人様を気持ち良くさせるには、まず自分が気持ち良くなければ!
‥というのは冗談ですが、
折り工程の心地よさというのは完成形と同じか、それ以上に重要なものだと最近更に思う様になってきました。
これは折紙の教室をさせていただいた経験も背景にあると思います。

トランスフォーマーもしかり。変形が心地よくなければやっぱりあまり遊びません。
(これは個人的な感想ですね。すみません)

折紙は完成形のルックスから想像する以上に折り工程が複雑なものなのだと思います。
過去にこうもりの教室をさせて頂いたことがありますが
やはり皆様相当に苦労されていたという印象ですね。


このうさぎは工程60位でしょうか。
デザインが良くって、折り方が簡潔(30工程位で)の折紙作品をいつか作ってみたいですがまだまだ先になりそうです。


馬上の騎士 再作成(その2)

2011-03-31 23:26:46 | 折紙
前回こんな感じが理想、とプレイモービルの画像で締めたところでした。






 
 


どうでしょうか。
この形に至るまでに紆余曲折あったんですが、なんだか難しく考えすぎていたのかも。
風船の基本形をベースに、非常にシンプルな形に落ち着きました。
騎士の下半身、太腿の辺りが不細工かな?

馬の造形は出来る限りスッキリさせたいという考えがあったので、これで満足しています。
頭部はもう少し改善の余地があるかも。

15cm四方の用紙でも無理無く折れるのが売りですね。



比較。「前の方がいいんじゃないの?」と思われそうですが‥
マスターピースロディマスよりも、G1のロディマスの方が好きという管理人の好みが折紙にも反映されているかのようです。
「新しい」「可動箇所が多い」から、良いトランスフォーマーとは限らないんですね。
‥というのが最近の個人的な思いです。

いつもながら強引にトランスフォーマーの例えをしたところで締めたいと思います。
今の所はこれで完成ということで!


馬上の騎士 再作成(その1)

2011-03-24 22:38:44 | 折紙
久しぶりに折り紙をすると楽しい。


昔作った馬上の騎士を、ふと作り直したいと思い。
製作記を書いて行きたいと思います。


今から約5年前に創作したのがこれですね。もう5年も前なのかぁ‥
 
正方形1枚で騎士と馬を折り出しています。ある程度折り紙に詳しい人なら、特に珍しいものではありません。
でも、出来た当時は結構嬉しかったんですよ。展開図を書きながら「これで俺も創作家の仲間入りよ!」
とPCのモニターの前で壮絶なドヤ顔をカマしていた様に思います。恥ずかしい。

まあ、今見てみるとあんまり良い物じゃないですね。
まずは宮島さんのエピゴーネンの粋を出ていない。造形に俺ジナリティが無い。
馬の足の紙厚のバランスが悪い。(後ろ足の紙が薄すぎる。板紙を挟んで無理に自立させている)
馬の尻尾の紙厚が酷い
‥等など。

そこまで不満があるのなら無理に1枚で折らなくても良いじゃない?
とは思わないんですよ。
個人的には、不切正方形1枚折というのはトランスフォーマーの差し替え無しの変形と非常に近いと思います。
差し替えだらけのトランスフォーマーって、嫌じゃないですか。

とりあえずは、造形的にも人まねを脱しつつ、もう少しシンプルな形にシフトしたい。
特に馬はもう少しデフォルメを加えたい。


ドイツの玩具、プレイモービル。


こんな雰囲気が理想ですね。




昔折ったものをもう一度折ってみよう

2011-03-05 00:56:09 | 折紙
最近ではトランスフォーマーも折り紙も、折り工程や変形の工程が短い物が好みです。
という訳で、昔ヤケクソ気味に創作した「兜の子供」をもう一度折ってみました(不切正方形一枚折りです)。


今折ってみると案外悪く無い。ちょっと楽しい。
ドット柄が丁度目の位置にきてます。

ちなみに紙はこれ。

舶来品ですね。どこで手に入れたかな‥もらいものだった気も。

玩具を求めて「おもちゃ屋」をウロウロすることが多いんですが、最近では「文具店」が追加。
いつ潰れてもおかしくなさそうな「惰性でやってます」といったお店で腐ったような折り紙用紙や文具を探すのが楽しいのです。

文具と言えば、ロボットに変形するペンケースが昔発売されていたようで凄く気になりますね。

犬の折り紙

2011-02-06 15:52:26 | 折紙
 

 

横からのアングルが少し寂しいですね。
基本形は昔作った「ユニコーン」の頭部周りをいじったもの。
四肢は紙の辺から出しているのでしっかりしてはいます。

立体感に乏しいかもしれません。

用紙は「ファーストビンテージ」43kg。
この連量は廃規格となったようなので、気に入っていた方は買い溜めした方が良いのかも。
在庫はまだ代理店にあるようです。

こういったファンシーペーパーの廃規格は今後もどんどん進むでしょうね。
しんみり。

二ソジャの折紙

2010-10-03 20:10:43 | 折紙
トランスフォーマー好きな人って、忍者も好きなんじゃないんですかね?

そんな一方的なイントロで今日の更新を始めます。
まあ、僕も好きですね。ニンジャ。
白土三平の本格忍者漫画から、海外の黄色や赤や白の服を着た忍者が出てくる映画まで、何でもありっていうぐらい好きかもしれません。




ROMカセットのゲームが好きなんで、いまでもたまにやります。
セガが誇るハード「メガドライブ」のソフト群。
左からストライダー飛竜、シャドーダンサー、ザ•スーパー忍2。
残念ながらスーパー忍の1は紛失。ボスキャラにバットマンやスパイダーマン、ゴジラにターミネーターが出てくるといった
当時小学生だった自分のイマジネーションを援護射撃する素晴らしい出来でした。



 

 
コールドカット主催、イギリスのレーベル「NINJA TUNE」のPV集。
これに収録されている「NINJA TUNE」のPVは何度も見ました。笑えるし、カッコいい。





「俺の大好き忍者自慢」はこれぐらいにして、最近出来た折紙を。
左右比対称の形を出した忍者。片手には刀を持っているつもり。

 
構造の段階で左右比対称の形を取り入れようとすると、不必要な所に非対称構造のしわ寄せが来る、っていうのは
折紙をされている方ならよく経験する問題ではないでしょうか。
この忍者は、そういった構造上の問題は早々にスッパリとあきらめ、左右の足の長さの相違を片方のみ縮めるという
偏差値の低めな技法でクリアしています。

ちなみにこの忍者、三分位で出来ますね。
無駄の無い角の長さで基本形を作ろうとすると複雑な構造になってしまいますから。
原始的な方法でもいいから、簡単に形を作りたい!というところから片手が長い人物の基本形
→片手が長いのなら剣士とか侍、もしくは指揮者やゴルファーじゃない?
→それなら大好きなあれを作ったら‥?と忍者が出来たのでした。

鹿

2010-09-20 18:45:52 | 折紙
つい最近出来た鹿。











似たテーマで昔トナカイを作ったことがあるんですが、その時のものは無闇に長い手順を踏む物でした。
角に蛇腹を仕込んだりして。
今回のはとても単純。四肢も用紙の辺から出ていて厚みもちょうどいい感じ。

白い背景に白い鹿。見づらいですねえ。

第9地区見てきました!

2010-04-11 00:24:14 | 折紙
これはむちゃくちゃ面白い。

このブログを見て下さっている方で、映画も見られたという方は
過去の記事
もあわせてどうぞ。



パンフも買ってきました。

表紙の弾痕は穴空き加工されているという凝った作り。

パンフにある、第9地区トリビアが面白い。
劇中で大活躍するエクソスーツ(というらしい。パワードスーツのこと)の発射するミサイルの弾道に
「マクロス」の影を見たというのは以前の記事にて書いたんですが、監督は「マクロス」が大好きで
参考にしたとのこと(やっぱり!)。
エクソスーツのデザインもどことなくケーニッヒモンスターに似ているような気がします。



最近めっきり記憶力が低下しているので忘れないうちに展開図も書いておこう。
              
               



           
              展開図を畳んだ後、少し折り込んだ図。

                  

                 
                 これで折り方を忘れても大丈夫。



(ネタバレ注意)第9地区のコンセプトアートが見られます。まあ、雰囲気は似せられたかな・・