折紙毎日

おりがみまいにちのにっき

気になる映画

2005-03-31 22:43:03 | 映画
特定のシーンは覚えているのだけれど、どんな映画かはよく分からない。そんな映画の記憶、皆さんありますか?

高2のとき、生物のテストの前日にいわゆる「一夜漬け」というものをしており、息抜きと深夜2時ごろテレビをつけた時にしていた映画。タイトルは「恐怖の人喰い生物」でしたね。
寄生虫を体に宿すことで、寄生虫が体内の臓器になりかわるという科学者の発明。しかしこれには副作用があって、寄生虫を宿した人はゾンビみたいになる。みたいな話で、ラストで主人公がプールで大勢のゾンビに襲われることと、出てくる女性がなんとも好みの人だった、ということが記憶に残っている。
翌日、自転車通学仲間の祝い君に「昨日変な映画みてさあ」と話すと以外にも「俺も見たよ。寄生獣(当時流行っていた漫画)っぽい設定がいいネ」という発言があり、うれしくなったものです。
この映画はちょっと後に「シーバース」という正式なタイトルが付いていて、クローネンバーグ監督の映画だったということを知ったのでした。
前ふりとは関係なく、この映画について結構覚えてるじゃないかということに気づきつつも話を続けると、
ハクイナオンの人はリン・ローリィという人だということを知りました。
その名前を口にしただけで、普段は温和なジクハラ君も眉間にシワを寄せてしまうに違いない、今ならなんとか見れそうな「処刑軍団ザップ」にもこの人は出ており、役柄はともかく、そのときも「いい人だナ」と思いました。同一人物だったんですね。
出演作品はこちらをどうぞ。アングラ一直線というか、何て言っていいかは分からない。ただ、小学生のころ、それこそ「何だかよく分からないが、見てはいけないもの」と僕を悶々とさせた「キャット・ピープル」という作品にも出演していたということを知っておいて損はないだろう。

こんな本見つけたよ

2005-03-29 22:02:16 | 本・漫画
俺たちはR25世代だ。
こんなセリフ絶対言いたくないよ!

じゃあ何?というわけで星矢世代なんてどうですか。
部屋を掃除していたら出てきた聖闘士星矢のスペシャルムック本
「コスモスペシャル」(集英社)です。280円というお買い得感。
僕が小学6年生の頃のセイヤ人気は凄まじく、作者の名前「車田正美」も相当な認知度で
下校時、目前を車が横切ろうものなら「わァー 車だァー マサミ」
なんてギャグをかましていたものです。
久々に見ましたが、車田氏独特のデザインである「クロス」の書き込みはやはりすごいですね。
「車田正美先生監修による決定版!!」という、セイヤに出てくるキャラクターデータを掲載した
「セイント名鑑」もすごい。血液型、果ては全キャラの誕生日まで網羅されています。星矢はB型ですか・・・
このデータを作ろうと思ったきっかけは、車田氏によると「よく、ファンの人たちから聖闘士星矢に登場するキャラクターあてに誕生日プレゼントが届けられます。ちまたに氾濫する僕自身に覚えの無いデータには憤りを覚える反面、ボクのキャラクターを愛してくれる人たちに対して申しわけないという気持ちでいっぱいでした」とあり、相当なキャラクターの人気がうかがえます。

ようやく本題に入りますが、巻頭付録の「フルパワー!!液晶小宇宙カード」がすごい。
画像を見てください。イラストの横や上にグレーのバーが見えませんか。
これは温度に反応し、変色するバーなのです。
そうなのです。これをこすりまくり、バーの色をどれだけ変色させられるかを競うという
ものなのです!
右側は「めざめよ!第七感(セブンセンシズ)」というセイントとしての適正診断を行うゲーム。最下部の丸い部分をつまみ、どこまで上の部分を変色させられるかというもの。一番上まで行けば黄金聖闘士です。ちなみに僕は「ただの人」でした。「体内のコスモを爆発させて、つまみ続ける(時間は無制限)」という
説明書きが面白い。
ウラにかいてある文章もいい。「定期入れや生徒手帳に入れれば、どこでも遊べるぞ!」
とあります。

petercat氏について

2005-03-29 21:31:29 | 映画
petercat氏から早速コメントをいただきました。ありがとうございます。

ピーター氏について語る上で外せないのは、やはり岡山大学前にあったレンタルCD・ビデオ屋のスカイポートでしょう。
高校を卒業して間もない頃(今から8年ほど前なりますね)、ジクハラ君がこのお店でバイトを始め、当時としては斬新だった俺ジナル(映画秘宝)&DIY精神溢れる店内にちりばめられたポップにいたく感動し、自転車で30分もあるこの店に足しげく通っていたのだった。
面白かったのはスタッフ独自のセレクトでカテゴライズされた棚、そして監督別の区分け。
「アニメーション」の棚でチェコの変態監督に出会ったものです。
チャウシンチー(カンフーハッスルの人)もスタッフは強力プッシュしてましたね。
こういう書き方をしてると「あの店は早すぎた」みたいな嫌な言い回しになりますが、それが言いたいわけではなく、
今現在この店が存在しないという現状を憂いているわけです。

そしてこの店でバイトしていたジクハラ君の先輩、それが petercat氏だったのです。
ボサノヴァやジャズ等の音楽に大変造詣の深い氏。堅い人かと思いきや、会話の端々にそこはかとない機知(エスプリ)を欠かせないユーモア抜群な方で、家に泊めてもらったり、カンパニー松尾氏のサイン色紙を見せてもらったり(これは友人が氏よりもらっていた。今思えば僕がもらっておけばよかった)した、ナイスな方です。
ブログを覗かせていただきましたが、当時のスタッフの方々からの書き込みもあり、部外者ですが
なんだか楽しくなりました。

映画を見た

2005-03-27 23:29:30 | 映画
スクール・オブ・ロックを友人とDVDで見る。

ストーリーは、メンバーに解雇されたデューイ(ジャック・ブラック)がふとしたきっかけで学校教諭となり、生徒を率いてバンドを結成するというもの。
ジャックの自慰的演奏に客がドン引きする中、頼まれてもいないのに服を脱ぎ捨て、客席にダイブする(客は受け止めてくれない)オープニングからして楽しい。

「ロックとは何か?」とジャックが生徒に説明する場面がありまして、確か「権威ある大人たちを怒らせるのがロック」みたいなことを言うのですが、見ていた友人が常套的な言い方をするなら、目から鱗、といった感じで感動しておりまして、「おれは間違っていなかった!」と連呼していた。
映画を見終わった後(映画はとても楽しかったです)友人に感想を求めたところ、持ち前の勘違いと思い込みで「おれの嫌いなやつらをテッテ的に腐す。それが俺にとってのロック」と興奮気味に話しており、少し面白かった。