俳句大学国際俳句学部よりお知らせ!
〜Facebook「華文俳句社」Kabun Haiku 2020・2〜
◆『俳句界』2月号が発行されました。
◆Facebook「華文俳句社」のKabun Haiku ②が掲載されています。
◆華文圏に俳句の本質かつ型である「切れ」と「取り合わせ」を取り入れた二行俳句を提唱して行きます。
◆2018年11月1日には、二行書きの華文俳句の合同句集『華文俳句選』が発行されました。
◆2019年10月には洪郁芬の句集《渺光之律》と郭至卿の句集《凝光初現》が秀威出版社で一斉に刊行されました。この句集は今までの三行俳句と違い、華文の二行俳句であり、華文詩壇において大壮挙です。
◆12月14日、熊本大学にて、科研費を受けた「華文俳句の可能性について」のシンポジュームを行いました。
◆どうぞご理解ご支援をお願いします。
俳句大學國際俳句學部的通知!
~Facebook 「華文俳句社」Kabun Haiku 2020.2〜
◆『俳句界』2月號已出版。
◆刊登Facebook「華文俳句社」のKabun Haiku 2020.2
◆於華文圏提倡包含俳句的基礎「一個切」和「兩項對照組合」的二行俳句。
◆2018年12月1日已出版華文俳句的合著,『華文俳句選』。
◆ 洪郁芬的句集《渺光之律》和郭至卿的句集《凝光初現》於2019年十月由秀威一齊出版。他們的華文二行俳句與以往的三行俳句不同,是華語文壇的一大創舉。
◆請各位多多支持指教。
華文俳句(「俳句界」2月号)
永田満徳選評•洪郁芬訳
「俳句界」2月号
※
築空中閣樓
蛛絲
洪郁芬
〔永田満徳評論〕
蜘蛛絲極為細巧,沾滿露珠的巢網光耀燦爛,宛如聳立空中的樓閣。以「築」斷句,餘韻繚繞,是首寫生佳句。
空中の楼閣立てる蜘蛛の糸 郁芬
〔永田満徳評〕
「蜘蛛の糸」はきわめて巧緻で、殊に露のついた巣は光に輝き、空中に聳える「楼閣」 そのもので美しい。「立てる」と言い切ったところがよく、写生が効いた一句である。
※
太極的柔手身段
落葉
莊源鎮
〔永田満徳評論〕
踩踏落葉,殷勤的揮打太極拳。緩慢移動的太極身影中,落葉靜謐的飄零後疊起。此兩項對照組合描寫漸入深秋的情景。
太極の柔らか手身振り
落葉
莊源鎮
〔永田満徳評〕
降り敷く落葉を踏んで太極拳に勤しんでいる情景である。ゆるやかな「太極拳」の動きと静かに重なりゆく「落葉」との取合せによって、秋の深まりをうまく表現にしている。
※
想伸手觸摸藍天
鞦韆
薛心鹿
〔永田満徳評論〕
描寫鞦韆踢到頂端時,手幾乎可輕易碰觸藍天。一句想伸手觸摸藍天,使我們身處晴空萬里,一望無際的蔚藍天空。
手伸ばして青空に触れたい
ブランコ
薛心鹿
〔永田満徳評〕
勢いよく蹴り上げたときに、手が届きそうになる「青空」を詠んでいる。「青空に触れたい」という措辞に、天気が良く、晴れ渡った、気持ちよい青い空が描き出されている。
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