物置小屋の住人

趣味で育てている東洋蘭、バラの写真と日本蜜蜂の育成記録を気の向くままに。

2024年エビネ播種

2024-08-29 | 無菌培養

採果したエビネを一週間程自然乾燥させたので播種を行いました。

全部で14交配出来ました。

果実の花柄をカッターで切り取ると、筋に沿って縦に3分割出来ます。

サンプルキャップに綿状の種子を掻き出します。


この種子は交配番号E24-05です。
(最初のEはエビネです。因みに春蘭:S、寒蘭:Kとしました。)




次亜塩素酸水の希釈液で殺菌した種子を先日作成しておいた寒天培地の上に撒きます。
事前に寒天培地にコンタミが発生して無いことを確認しました。

各交配3瓶づつ播種しました。

あとはプロトコームができるのを静かに待ちます。



播種(移植でも同じ)で注意する事は、カビを発生させない事です。

カビが発生すると1年間の努力が無駄になります。


各手順毎に注意する点はありますが、重要な事は

①クリーンエリアとダーティーエリアを正確に認識する事

② エリアを移動する場合は殺菌処置を確実に行う事

③ 移動を最小限にする様手順を組み立てる事

だと思います。












コメント
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