中川輝光の眼

アトリエから見えてくる情景
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つげ義春を読む2

2007-05-31 | 本の紹介

つげ義春を読む2

つげ義春さんの絵は、デリケートな表現に満ちている。これは「義男の青春」の2コマですが、つげ20歳の頃の絵です。ガラス戸を通して見える青年「義男」、お茶をすする義春の青春が垣間見えます。私たちが置き忘れてきた「あたたかさやぬくもり」がこの人の漫画にはあります。



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1 コメント

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ベストシーン (ros2019)
2007-08-18 23:21:02
私にとって、つげ全作品のなかで一番の場面な何といっても「ある無名作家」のラストシーンです。
朝比奈隆のブルックナーに通ずる、長いようで短い人生の余りに深い詠嘆を感じざるをえない。

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