つげ義春を読む2
つげ義春さんの絵は、デリケートな表現に満ちている。これは「義男の青春」の2コマですが、つげ20歳の頃の絵です。ガラス戸を通して見える青年「義男」、お茶をすする義春の青春が垣間見えます。私たちが置き忘れてきた「あたたかさやぬくもり」がこの人の漫画にはあります。
つげ義春を読む2
つげ義春さんの絵は、デリケートな表現に満ちている。これは「義男の青春」の2コマですが、つげ20歳の頃の絵です。ガラス戸を通して見える青年「義男」、お茶をすする義春の青春が垣間見えます。私たちが置き忘れてきた「あたたかさやぬくもり」がこの人の漫画にはあります。
朝比奈隆のブルックナーに通ずる、長いようで短い人生の余りに深い詠嘆を感じざるをえない。