本の紹介・加藤一+永六輔著「自転車一辺倒」
わたしも自転車が好きで、さまざまな自転車を持っています。若い頃は、イタリア製のロードレーサーを得意気に乗りこなしていたのですが、近頃は「日本製の街乗り(クロスバイク)」を使うことが多くなってきました。ロードレーサーは、ドロップハンドルです。理由は簡単です、前のめり体型が(腹がつかえて)維持できないのです。それに、そこかしこが痛み出してきたこともあり(わたしでなく自転車の方です)、手直ししているうちに元の姿(イタリアスタイル)からはほど遠くなってきました。このイタリア製のロードレーサーも、ややわたしの体つきに似てきた(どちらが先かわからないが)と思われます。
この「自転車一辺倒」には、加藤一の影響もあってか、永六輔さんが自転車に魅せられた頃のお話が満載です。あの永六輔さんが自転車に乗っている姿を、連想できる人はいないと思いますが、加藤一さんは元々レサーだった人です。