中川輝光の眼

アトリエから見えてくる情景
paraparaart.com ArtDirector

本の紹介・加藤一+永六輔著「自転車一辺倒」

2013-08-24 | 本の紹介
本の紹介・加藤一+永六輔著「自転車一辺倒」 
 
わたしも自転車が好きで、さまざまな自転車を持っています。若い頃は、イタリア製のロードレーサーを得意気に乗りこなしていたのですが、近頃は「日本製の街乗り(クロスバイク)」を使うことが多くなってきました。ロードレーサーは、ドロップハンドルです。理由は簡単です、前のめり体型が(腹がつかえて)維持できないのです。それに、そこかしこが痛み出してきたこともあり(わたしでなく自転車の方です)、手直ししているうちに元の姿(イタリアスタイル)からはほど遠くなってきました。このイタリア製のロードレーサーも、ややわたしの体つきに似てきた(どちらが先かわからないが)と思われます。
 
この「自転車一辺倒」には、加藤一の影響もあってか、永六輔さんが自転車に魅せられた頃のお話が満載です。あの永六輔さんが自転車に乗っている姿を、連想できる人はいないと思いますが、加藤一さんは元々レサーだった人です。
 
 

小松市れんが通りも今日1日は「国際通り」

2013-08-24 | 小松を歩く

小松市れんが通りも今日1日は「国際通り」

小松市れんが通りは、今日も賑やかです。

海外から来ている(滞在している)人たちと小松市民との、交流会です。

それぞれ育った文化は違うかもしれませんが、「楽しい場」をつくることに違いはありません。

通りを遮断すると、かなり広い場ができる、それぞれのテーブルから笑い声がきこえる。

子どもたちには、夏休み最後の「楽しみ」だったかもしれません。


本の紹介・春名幹男著「秘密のファイル・CIAの対日工作」上下

2013-08-24 | 本の紹介

本の紹介・春名幹男著「秘密のファイル・CIAの対日工作」上下

わたしたちはグローバルな世界に生きている、そう思っている。モノやカネが世界を行き交い、地球上のすべての人々が次第に豊かになっていく、そう思っている。いち早く、あらゆる国々で今起きていることがニュース(情報)として知ることができる、そう思っている。あらゆる国々の垣根が低くなり、共通の理念を持つようになる、そう思っている。しかしながら、そう甘くないこともわたしたちは知っている。

現在、ロシアに滞在している「CIA職員」はどうしているのか・・・。ふりかえってみれば、あの「ロシアの美人スパイ」は・・・。そして「スパイ天国」に住んでいるわたしたちの意識は、はたして正常なのだろか・・・。あの映画「007シリーズ」とは、ずいぶん違うらしいことぐらいしか、わたしたちには見えてこない。漠然としているのですが、高度に発達してきた今日の「ネット社会」に多く暗躍しているらしい、かなり精度の高い情報が盗まれているらしい・・・。いずれにしても、よく見えてこない「組織」です、すべてが推測の域を出ないお話だからこそ、興味は尽きない。あらゆる戦争や紛争に無関係でないことも、容易に推察できるのも、わたしがこの本「秘密のファイル・CIAの対日工作」を読んだからに他ならない。