こんにちは^^
~長くなりますが、大切です。
以下、シェアさせて頂きますね~
ー もうすぐ『遺伝子組み換え食品』の表示が変わります ー
.
最近、納豆などの食品のラベルに
『大豆(分別生産流通管理済み)』と
表示された商品を見ることはありませんか?
.
しかし、「分別生産流通管理済み」というのが
一体何の意味なのか、分かっている人は
ほとんどいないのではないでしょうか?
.
実は、「遺伝子組み換え(疑い)食品」に関して
この2023年4月1日から、ルールがより厳しくなることで
徐々にこのような表示に変わってきているのです。
.
今まで、例えば納豆に「遺伝子組み換えでない」
と書いてあっても、日本の場合は
「重量で5%以下の混入であれば」遺伝子組み換え
大豆が混じっていても、「遺伝子組み換えでない」と
表示することが出来ました。(法の抜け穴!)
.
それが、今後は、5%以下で混入されている可能性がある場合は
「分別生産流通管理済み」という、
一見何のこっちゃらホイ、的な表示がされるようになります(^^;
.
そして、「遺伝子組み換えでない」と書いてある表示は、
本当に!100%遺伝子組み換えでない大豆を使った
という意味になります。
まあ、これが本来、当たり前っちゃ当たり前なんですがね
.
ですから、今後は以下のような表示が見られるようになります。
.
以下の表示の遺伝子組み換え使用率は・・
.
1)遺伝子組み換え → そのまま「5~100%遺伝子組み換え」の意味
.
2)遺伝子組み換え不分別 → おそらく上と同じく
遺伝子組み換え」でしょう
.
3)分別生産流通管理済み → 基本遺伝子組み換えでないが
5%以下の混入はあるかも
.
4)遺伝子組み換えでない → その通り0%
.
5)非遺伝子組み換え → これもその通り0%
.
ややこしいですね~。。
新ルールになっても、本当のところを理解している人が
どれほどいるのかと思いますが
あ、ここで勉強している人は大丈夫です
.
ちなみに、日本で使用している大豆は
94%を輸入に頼っていて、国産大豆はわずか6%です。
そして、輸入国の内訳は、アメリカ7割、ブラジル1.5割、
カナダが1割で、これら各国のGMO大豆の割合は、
というと、アメリカが94%GMO大豆、ブラジルにおいては97%、
カナダは70%前後、ということですので、
消費者の顔の見えない他国に売りさばいちまえ!
という大量生産大豆は、ほぼGMO大豆だと思っていいでしょう(;^_^A
.
そして、日本では遺伝子組み換え食品は
国内生産してはいけないことになっているので
安い大豆が欲しいと思えば、海外から輸入せざるを得ません。
ですから、家畜の飼料や、犬猫のペットフードの大豆
コーン、加工食品の原材料、ファーストフード店の使う原材料(揚げ油など)
は、間違いなく遺伝子組み換えと思っていいでしょう。
.
そして、遺伝子組み換え作物にはその旨を表示する義務があります。
しかし、遺伝子組み換えでない作物は、「任意表示」といって、
書いても書かなくてもいいのですが、こちらはそれが商品の
アピールポイントになるので、逆に義務表示か、
というぐらい必ず書いていますね(笑)
.
もっとも、義務表示の方も、原材料の3位以下
(または全重量の5%以下)だと遺伝子組み換え作物を
使っていても表示しなくていい、とか、醤油、油など、
組み替えられたDNAやたんぱく質が検査で
検出されなければ表示しなくていい、など、
ザルなところはいろいろとあります(;´Д`)
.
.
ここで、基本にかえって、
そもそもなぜ遺伝子組み換え食品はこんなに
やり玉にあげられるのか?と言えば、
それは、除草剤に耐えられるように、とか、
食べたら虫が死ぬように(植物の細胞に殺虫剤を組み込む)、
など、直接的・間接的に毒がかかっているからです。
.
農業をやっている人は分かると思いますが
オーガニック農業で一番しんどいのは除草
または害虫から作物を守ることです。
それらを手作業でやるとなると、アメリカのような広大な農地
または日本のまあまあ広い農地ではとてつもなく骨が折れて
人件費もかかります。。となると、ばーっと除草剤、
殺虫剤を撒くのが効率的、しかしそれだと農作物自体も枯れてしまう・・・
そこで、遺伝子を組み替えて、除草剤をどっさりかけても枯れない
または殺虫剤入りの農作物、など「農家に大助かりな」作物が
どんどん広まったのです。
「農家の手間が省ける = その分安く売れる → 食品メーカーもうれしい」
という構図で、このようなGMO食品の溢れる世の中になったのですね(;´Д`)
まあ、その気持ちはわからないでもないですが・・
知らずに食べされられる側になると、ね
.
ーーーーーーーーーーーー
.
さて、国内では遺伝子組み換え作物をつくることは認められていない
と言いましたが、いわゆる「ゲノム編集」作物はつくれます。
「ゲノム編集」とは、元々ある特定のDNAを切る
という意味で、遺伝子組み換え作物が他の生物から
「ある習性のDNAを入れる」という足し算であるのに対し
ゲノム編集は引き算に当たります。
.
元々ある遺伝子を切るだけだから、自然界でも起こりうるし
従来の品種改良と変わらないよね、ということで
これは表示義務も安全審査も必要ない、
ということになっています。
.
そこで、養殖しても共食いしない(穏やかな性質の)「サバ」
血圧を下げる成分GABAが多い「トマト」
アレルギー成分が少ない「タマゴ」
身の量が多い「真鯛」など
ゲノム編集食品の製造・販売が2019年10月から解禁され
次々と市場に送り出されています。
.
ゲノム編集は比較的安全とされていますが
それでも「オフターゲット」というリスクはあると言われています。
.
「オフターゲット」とは、狙った遺伝子を切るはずのハサミが
誤って別の遺伝子を切ってしまうことです。
.
例えばジャガイモでは、皮が緑色になってくると、
ソラニン(猛毒)が増えている意味だから
食べないでおこう、と思えますが
ゲノム編集のオフターゲットで、緑色にならないで
ソラニンが増えていたとしたら、しかも苦くないとしたら・・
人間や動物は気づかずに食べてしまいますよね。
こういうリスクです。
.
.
さて、あなたはゲノム編集食品は気にせず食べますか?
それとも様子を見ますか?
.
ともあれ、売られている食品を買う時には、
これからも注意して表示を見ていった方が良さそうですね。
~以上転載より~
”食”出来る限り
気をつけていましょう~♬
出来ること、出来る範囲で^^;
今日もお読みいただきありがとうございました。
どうぞご縁ある方に届きますように。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます