みつばちマーサのベラルーシ音楽ブログ

ベラルーシ音楽について紹介します!

トーダル"アリガトゴザイマシタア!"日本滞在記 48 「第2回ライブ リハーサル」

2008年04月11日 | トーダル
 いよいよ3月1日。第2回目の出演の日である。
 前回トーダルが自分ばかりリハーサルに時間をとったため、他の出演者の方がリハーサルができなくなっでしまったため、今回は、トーダルがリハーサルをする順番を最後にした。

今回の会場はライブハウス『アバンギルド』。(京都・木屋町三条下ル ニュー京都ビル3F)
 アバンギルドのサイトはこちらです。

http://www.urbanguild.net/

 
 このサイトを見てもよく分からないのですが、トーダルがこのライブハウスの内装とか雰囲気とかをいたく気に入り、
「ミンスクにもこういうライブハウスをつくろう!」
と言い出した。そしていちいちテーブルとか、キッチンとか壁画とかを写真に収め始めた。この写真を自分のライブハウスを設計するときの参考にするらしい。
「ライブハウスの名前は・・・そう、『キョート』だ!」
と言うので
「なんでまた京都?」
と尋ねると
「トーキョーはもう飽きた! これからはキョートだ!」
と主張した。
 ・・・というわけで、本当にトーダルがミンスクに「ライブハウス『キョート』」をオープンしたら、取材に行ってこのブログで発表します。

 今回最後にステージに登場するシークレットゲストの偽ジプシーさんも、会場入りして、最初にリハーサルしてもらった。
 偽ジプシーさんのサイトはこちらです。

http://www.falgitanos.com/index.html


 偽ジプシーさんのヒデヨヴィッチ上杉さんに会うなり
「『偽ジプシー』って言うけど、本当のジプシーみたいですね。」
と言うトーダル。
 ヒデヨヴィッチ上杉さんのリハーサルを聞いて、「ベリーナイス!」とも言っていました。(口を半開き状態で聴いていたぞ。)(^^;)
 偽ジプシーさんのメンバー、バイオリン担当のショーコーニャ・ヨコヤマーノフさん(すごくかわいい)のことは、自分のWZ-オルキエストラのバイオリン担当、
「クセニヤ(ミンチャンカ)に雰囲気が似てる。」
と言っていました。

 私からヒデヨヴィッチ上杉さんに
「ベラルーシにも(放浪の旅に)来て下さい。」
と話すと
「今年は国内でレコーディングとか予定があるので、海外には行かない。」
という返事が・・・
 ま、そうだよね。簡単にベラルーシに行けないもんな・・・21世紀になった今、本物のジプシーでもパスポートもビザもなしではベラルーシには入国できないこのご時勢・・・。昔の国境がなかった時代にしていた本当の放浪の旅なんて、もう不可能なのかも。(まあ、広ーい国の中を放浪するならできるけど。) 

 しばらくしてドレイデルさんの樋上さんと白石さん一家が会場入り。今回は先にリハーサルしていただきました。
 そして今回はトーダルがクラリネットで、ドレイデルさんとクレズマーの曲を1曲共演することになっていたので、そのリハーサル。
 日ベラ・2本クラリネット夢共演です。
(ベラルーシのトーダルファンよ、こんなのは聴いたことがないだろう! さあ、私たち日本人を羨ましがっておくれ。)(^^;)

 マトリョミン合奏部の方にも先にリハーサルをしていただきました。
 そしてトーダルは「わにのゲーナの歌」のリハーサルをいっしょにした。
 そのときに
「(かわいい)マトリョミン合奏部の全員が写るように写真を撮れ。」
と言うので、リハーサルの様子を撮影した。
 しかし、会場はあまり明るくないし、全員を1枚の写真に収めようとすると、遠くから撮影しないといけなくなるため、顔が小さくなってしまった。それを見たトーダルは
「これじゃ、顔がよく分からないじゃないか!」
と文句を言った。どうして、こんなくだらんことでマーサは叱られないといけないのか。

 1回目のコンサートでは緊張していたと言うトーダルも2回目は
「もう緊張しない。」
と言っており、その理由を
「だって、もう日本人観客ってものがどんなものか、分かったから。」
と話していた。そうかい、1度経験すればもう緊張しないのだな。(しかし・・・)

 ところで2回目ライブでは、トーダルのオリジナルソングの中でどの曲を演奏するのか事前には決めていなかった。
 話し合った結果、なんせライブハウスだからノリのいい曲を・・・ということで「SOS」(アルバム「愛の汽車」収録曲。歌詞はなぞなぞ・・・)
「満足しているオンドリの歌」(アルバム「オモチャヤサン」収録曲。うさぎさんリクエスト曲。でも歌詞の内容は「食事もするライブハウスで歌っていいんですか?」だよね・・・。)
・・・の2曲にして、歌詞の日本語訳を印刷して、当日会場で配った。
 アルバム「LIRYKA」の収録曲「君の優しさ」と「十五夜お月さん(日本語版)」はアンコールがきたら、歌うことにした。
 
 そしていよいよライブのスタート!