My Life After MIT Sloan

組織と個人のグローバル化から、イノベーション、起業家育成、技術経営まで。

電子雑誌が世の中をどう変えるか (前編)

2010-09-05 20:25:44 | 2. イノベーション・技術経営

ご無沙汰しております。
更新が滞ってるため一部の方にはご心配かけてますが、
単に帰国後に入ったプロジェクトが忙しく土日にかぶることも多々あり、書く暇が全くないというだけで、本人はいたって元気です!

さて、今回は電子雑誌。
以前、「
出版社が早急に実現すべき電子教科書とは-My Life After MIT Sloan」で電子教科書のことを書いたけど、
今回は、もう一つ前から温めてたテーマ、電子雑誌について。

私が電子雑誌について考えてるのは次の4点。

1. 電子書籍の大きな起爆剤になるのは二つ。電子教科書と電子雑誌。
  単なる書籍の電子化と異なり、教科書と雑誌の電子化は、コンテンツそのもののあり方や使われ方を変えるものだから。

2. 電子雑誌は今までの雑誌広告のビジネスモデルを大きく変える。
  今まではどの雑誌も一律「場所売り」のモデル(表紙裏一面いくら、で売っていた)だったのが、
  雑誌の種類によって異なる広告手法・広告課金の仕方が必要になる。

3. 一部の雑誌広告は、動画やアプリを取り込んだもっとインタラクティブなものになる。
  これがテレビの広告市場を一部脅かしていく

4. これらの広告では、コンテンツと広告の更なる融合が進み、コンテンツ作成に必要なスキルが徐々に変わってくる

前編の今日は、こういう抽象的な話をいきなり詰めていくのではなくて、具体的に電子雑誌ってどういうものよ、という私の想像を書いてみようかと。
以前の記事、「
私が欲しい夢の電子書籍アプリ-My Life After MIT Sloan」や「出版社が早急に実現すべき電子教科書とは-My Life After MIT Sloan」に引き続き、私の妄想の世界で失礼いたしやす。

そもそも、多くの皆様にとって、「電子雑誌」って何よって感じだと思います。
私はこんなふうになる、と妄想してます。

<ファッション誌編>

ファッション雑誌というと、世界のスーパーモデルが超高級ブランドの最先端のコレクションを身にまとうものから、
読者モデルが、読者の視点で着まわしや化粧法について教えてくれるもの。
そして男性向けも、チョイ悪(死語?)から普通のモテ男子になりたい人向けまでいろいろある。

こういう雑誌では、今はモデルさんが服を着こなした写真や雑誌記者がコンテンツをつくり、広告ページを広告主に売るというモデルが主流。
今後、電子雑誌化で、動画やアプリを使ったコンテンツや広告が使われるようになり、コンテンツと広告の融合が図られるようになると思う。

例えば、女性ファッション誌には「キレイに見える化粧法」みたいな記事がよくある。
今は化粧したモデルさんの写真と、化粧の仕方が図解で順番に書いてある感じ。
こういうのは、写真だけでなく、動画で化粧法を見せるようなものに変わっていくだろう。
化粧工程の途中では、使われてる化粧品の一部が紹介されて効果などがアピールされる。
雑誌社は、そこで化粧品会社から広告料をとることが出来る。

こういう広告は、今までの雑誌などで使う化粧品の一つとして紹介されるよりも、読者にとってのインパクトがあるので、今までの雑誌内広告よりも広告料を高く取ることができる。
動画広告には、TVCMに使われてる素材を埋め込むことで、読者に「あぁ、あの化粧品ね」というようにつながりを想起させることも可能。

こういう広告のインパクトが大きければ、化粧品など、高いTVCMに使う広告費を一部減らし、
雑誌に多めに回すなんて、雑誌会社にとっては夢のような話が実現する可能性もある。
(註:もちろん、テレビ広告は沢山の人に認知してもらう、雑誌広告はターゲットを絞って機能をより理解してもらう、と目的が違うので、完全に置き換えは出来ないが)

服なども、今までは読者モデルとかが着こなしてる写真の前から見た一ポーズだけだったが、
電子雑誌の広告では、そのモデルをくるくる回して、360度の方向から見ることが出来るとか。
こういうインタラクティブな要素のあるコンテンツの方が、読者は興味も持つわけで、
広告料をもらえる店舗や服飾メーカーの服だけをこういうアプリにして、広告料をとる、というモデルもあるだろう。

このように、ファッション誌では、読者が写真より興味を持つ動画コンテンツ、アプリコンテンツを広告と融合していくことで、広告収入の拡大を図れるんじゃないかと思う。

<グルメ雑誌>

グルメ雑誌でも、やっぱり動画を使った広告やコンテンツが幅を利かせるようになるだろう。

今のグルメ雑誌は、取材した店や料理の写真を載せるだけだが、
電子雑誌では、写真を載せるだけではなく、取材内容を動画で載せることが出来るようになるだろう。
単に記事だけでなく、シェフのインタビューを動画でも見せたり、
シェフオススメの料理を作ってる様子を動画で取材させてもらったり、
モデルを起用して、食べてる様子を動画で見せたり。
読者が記事を読んでる分には、それらの動画コンテンツは普通に写真として表示されるから、見た目は雑誌と同じ。
でも、その写真をクリックするとこういう動画が出てくるという仕組み。

グルメ雑誌に載っているお酒とか食材の広告も、写真をクリックすると、動画が出てきたり、
文字をクリックすると、詳しい解説が出てきたりなど、インタラクティブな広告にすることが出来る。
お酒や食材の会社とのタイアップでミニ番組を作り、それを記事として載せることもできるかもしれない。
そうすると、テレビ広告のスポット市場の一部に食い込んでいける可能性がある。

ファッション誌と同様、グルメ雑誌も読者が商品の情報を求めて買ってるわけなので、広告とコンテンツの融合はしやすい。
その結果、広告の効果が上がるので、テレビなど他の広告形態の一部を置き換える可能性がある。
電子書籍でアプリや動画が可能になることで、よりそれが促進される感じ。

<マンガ雑誌>

一方、マンガ雑誌において読者が求めてるのは、マンガのコンテンツそのものであり、広告は邪魔モノである。
今の雑誌界では、そういうマンガ雑誌でも、上のようなファッション・グルメ雑誌でも、同じ「紙面の場所を売る」ビジネスモデルになっているのが問題だと思う。
電子書籍になることで、そういう一元化された広告モデルから、雑誌の目的ごとに違う広告モデルに変えていけるのでは、と期待している。

で、マンガの場合だけど、読者は積極的に広告を見ようとは思わないものなので、基本は広告をコンテンツの中に強制的に挿入するのが基本形。
インターネットテレビがやっているのと同じく、コンテンツが始まる直前に、強制的に視聴させられるモデルだ。
例えば、
漫画の下にたまにバナーが表示されるとか、マンガの最初の1ページ目が広告ページになっているなんてのはこのタイプ。
そのページを飛ばしては読めないので、読者は一応邪魔ながらも、広告を見ることになる。
これは、今のマンガの広告とあまり変わらずに出来るモデル。

私が、それ以上に可能性があると思っているのは、電子雑誌の中に、ゲームの試用版アプリや映画・ドラマの予告編を埋め込むタイプの広告。

例えば、少年誌や青年誌なんかは、ゲームの対象年齢とばっちり合うわけで、格好の宣伝広告になるだろう。
青年誌・女性誌では、映画の予告編やテレビドラマの予告編を埋め込むと、ちょうどターゲット層が合うのではないか。

このように、新しい広告の形態をマンガ雑誌でも導入することで、
雑誌会社としては広告主の幅を広げることが出来るし、単純にインターネットのポータルサイトで試作版や動画を出すより、広告効果が高いから、
より多くの広告主が誘導されるだろうし、より高い広告価格設定にしていくことが可能になるだろう。

<ビジネス系専門誌>(東洋経済、日経ビジネスなど)

こういう系の専門誌は、ウォールストリートジャーナル(WSJ)やニューヨークタイムズ(NYT)がiPadなどで展開しているモデルと、さほど変わらない、と思っている。
記事の中に写真が普通に埋め込まれていて、その写真をクリックすると、動画も見れる、という形態だ。

広告としては、色々パターンがあるが、ページをめくっていると、強制的に広告のページが出てくる、今までと同じモデルはマンガ雑誌の場合と同様、ありえる。
また、記事を読んでると、記事の下のほうにバナーが出てくるタイプの広告も可能。

クリックしたりページを移動すると消えるタイプなので、記事内容の邪魔は余りしない。
ウォールストリートジャーナルのiPad/iPhone版を使ったことある人は何度も見たことあると思う。
ページをめくるたびに出てくるとうざいので、5ページに一回くらい出てくる感じ。
他には、特定企業とタイアップして、社長インタビューなどの動画記事を作り、それにその企業のTVCMなどを挿入することで広告料を取るモデルなどもあるだろう。

こんな感じ。
他にも雑誌の種類によって異なる、いろんなコンテンツ・広告の形態が考えられると思う。
電子雑誌は、このようにして今までの雑誌より効果的な広告を出すことで広告収入を上げたり、
よりインタラクティブなコンテンツを出すことが可能になると私は思っている。

明日は後編。
これらの具体例から、電子雑誌が世の中をどう変えていくか、を書いてみます。

電子書籍関連の過去記事
My Life After MIT Sloan-出版社が早急に実現すべき電子教科書 2010-06-05 ←オススメ
My Life After MIT Sloan-電子書籍でデバイス各社はどうすべきか
 2010-05-28
My Life After MIT Sloan-わたしの欲しい夢の電子書籍アプリ 2010-05-25
My Life After MIT Sloan-電子書籍はアプリとフォーマットを制したものが勝つ 2010-05-24 ←オススメ
My Life After MIT Sloan -アップルが電子書籍で最初に教科書を狙う理由 2010-01-27
My Life After MIT Sloan -日本の出版社が直面するイノベーションのジレンマ 2010-01-26

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21 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
私が思う、『「電子雑誌」って何よ?』 (amazedkoumei)
2010-09-06 01:45:32
雑誌⇒電子書籍より、Web⇒電子書籍の方が私のイメージに近いです。

ファッション誌なら、画面中央にモデルさんがいて、読者はアイテムをマネキンにドラッグして自由にコーディネートできて、アイテムとコーディネート例は一定周期でアップデートされる、とか。
広告スペースは不要で、自社の製品をアイテムやコーディネート例に使ってもらうことが広告になるわけです。

ビジネス誌もこないだ梅田望夫さんと中島聡さんがリリースした「iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう」というアプリ、面白いと思っています。
読者は記事についての意見・質問をメールできるのです。
で、望田さん・中島さんがそれに回答してコンテンツになっていく、、と。

既存の雑誌は出版社が編集することで、いい面では質が担保され、悪い面では自己マン完結し、だったと思うのです。
それが電子化されることで、ユーザがなんらかのアクションができる(コーディネートしたり質問メール送ったり)ってのが素敵だな、と思うのです。

編集作業も雑誌のように組織で取り組む必要はなくて、アルファブロガーのような個人のカリスマ編集長がでてきたりするとなお素敵ですね。
返信する
私は雑誌→電子雑誌となるべきかと思ってます (Lilac)
2010-09-06 06:59:03
@Amazedkomeiさん

>ファッション誌なら、画面中央にモデルさんがいて、読者はアイテムをマネキンにドラッグして自由にコーディネートできて、アイテムとコーディネート例は一定周期でアップデートされる、とか。

そうそう、そういう感じになりますよね。
広告とコンテンツの融合が行われて、広告場所売りのモデルというのは無くなっていくと思っています。

私が雑誌→電子雑誌にこだわるのは、雑誌はたくさんの読者層を抱えており、紙媒体のユーザビリティを確保することで、これらの読者層を根こそぎ電子雑誌に移行することが出来るのでは、と思っているからです。
多くの出版社はWeb→電子雑誌という発想なのかもしれませんが、そうすると、現在でも多くの雑誌が自身のWebページを持って発信していますが、それと同じようなものにしかならないのではないか、と思っています。
Webは紙で読むような読みやすさは併せ持たないものです。
でも電子書籍・雑誌は「ページをめくる」とか紙と同じユーザビリティをある程度担保できる。
雑誌→電子雑誌となることで、昔みんなが夢見た未来社会のような、紙の雑誌の写真を触るだけで動画が再現されたり、という世界がやってくる。

雑誌ではないですが、米国のウォールストリートジャーナル(WSJ)などは、Web→電子新聞ではなく、新聞のユーザビリティを確保しています。
この動きが雑誌でも重要になるのでは、と思っています。


にしても、あとはデバイスですよね~。
デバイスが今のところiPadしかない状況では、膨らむ読者層も膨らみませんし・・
この手のポータブル電子書籍デバイスに共通の雑誌プラットフォームを立ち上げられたら、面白いなと思っています。
返信する
定期購読、という視点はどうでしょうか? (andvert)
2010-09-06 07:55:13
初めまして。いつも楽しく拝見させて頂いております。

私も最近、電子書籍/電子雑誌について色々考えてみているのですが、電子雑誌については定期購読の仕組みが重要なのではないかと思っています。
webに情報が溢れてしまっている今、雑誌がwebと同じ土俵に立ってしまうと 有料vs無料 という構造になってしまい雑誌にとっては厳しい戦いを強いられそうな気がします。
そこで解決策の一つとなりうるのは、ユーザーから探しに来てもらうPULLの姿勢からユーザーに定期的に送り届けるPUSHの姿勢への転換なのではないかと思うのです。
また広告という面で見ても、定期的な読者が居ることはimpの概算が立ちやすいため有利に働くはずです。
そういう意味でLilacさん同様、私も現在の読者層がポイントだと思っており、これをどう電子雑誌に引き継ぐかを出版社各社は考えるべき状況に来ているのではないでしょうか。

また別のマネタイズの方法としては、雑誌のカタログ化という視点もあるかと思います。
上にも書いたようにどこにでも情報がある世の中なので、個人的には「情報の提供」というビジネスモデル自体がコモディティ化している印象を受けています。
フジテレビがディノス・セシールを買収したような動きが出版の方にも波及するのではないでしょうか。
服や化粧品なども雑誌からワンタッチでそのまま購入したりトライアルセットを注文したり、そんな世の中を妄想しております。
返信する
イマジネーションの加勢 (deep__blue)
2010-09-06 08:19:25
おはようございます。
自分もLilacさんの記事を読んだ時に通常のWEBサイトでいいんでは?と思いましたがiPadやKindleのようなデバイスにはそれに特化したフォーマットのコンテンツの方が使い易いんだろうなという事で何故かファッション誌編だけ思いついた事を書き残しておきます(笑)

<ファッション誌編>
1.読者は自分の体型の3Dデータを顔付き作成出来る。
スキャンスタジオに行っても良いが、面倒な人向けに簡易版を用意し。指定された何点かの身体の長さを測って入力すると近似的な3D体型データが作成出来る。(Wiiのアバターライクに)
顔写真はデジカメで撮影したものを目・鼻・口・輪郭を指定すると自動的にマッピング

2.アパレルメーカーは広告に掲載アイテムの3Dモデリングデータを添付する。

3.読者は自分のアバターに広告に掲載された服を着せる事が出来る。他にもモデリングデータを載せている広告の服をコーディネイトする事が出来、着せ替え人形のように一通り試して気に入ったらそのまま「試着購入」のオーダーが出来る(試着して気に入らなかったら返品)

4.試着した結果気に入ったコーディネイトがあった場合はスナップショットを保存しておく事が出来る。
スナップショットはタグによるカテゴリ分けが可能で「結婚式二次会候補」、「真夏週末デート用」など任意で登録出来る。

5.オーダーシステムの売上の一部が雑紙の制作費に還元する仕組みでも良いかも

6.店舗に雑紙リーダー(電子書籍リーダ)を持ってでかけ、ディスプレイで見つけた気になるアイテムのバーコードを読み取ると雑紙に掲載された服が串刺し検索できる。これによりその服が他にどのようなコーディネートのアイデアがあるかその店の取扱商品に限らず知ることが出来る。
返信する
いろいろアイディア出てきますね! (Lilac)
2010-09-06 09:12:56
@Andvertさん

始めまして。コメント有難うございます。
定期購読については全くおっしゃるとおり、この仕組みがないと電子雑誌はつらいと思います。
広告についてもそうですよね。

逆に、ファッション誌、マンガ雑誌などいままで定期購読が少なかった分野にも、このあたり植えつけていくことが可能かも知れません。
まだちょっとしか考えてないですが・・・。

実際、海外でiPadを用いた電子雑誌を始めている雑誌も、基本は定期購読ですね。
Appleの口座から定期的に引き落とされる感じです。

@Deepblueさん

こんにちは。
出ましたね、自分の写真を取り込んでの3D着せ替え。
実は、こういう話はWebの広告の頃からあったのですが、実際に自分の写真を取り込むと、現実に引き戻されるというか、結局似合わないことがすぐ分かったりして(しかも実際着てみたら似合うかもしれないのに、写真が悪くて似合わないように見えたり)、広告の効果が下がるんです。
だから、私もあえて書かなかったんですが(笑)

広告は「幻想を売る」のも商売。
そういう意味では、モデルさん3D案にとどめるのが良いかな。

ただ、逆に、おっしゃってるようなアバターに着せかえさせるというのはアリですよね。
既にアバターやってるポータルサービスではこの機能、使われてると思いますが、雑誌をベースにすれば、もっと大々的に使われるようになるかもしれませんね。
返信する
なるほど (deep__blue)
2010-09-06 09:32:43
なるほどね。

お店の雰囲気と店員に魔法をかけてもらっていい気分で帰って行ってもらうというのも含めて合理的な手段がいいという訳じゃないのですね。


PSPのソフトでマイスタイリストといのがありますが、このソフトは洋服アイテム管理&コーディ提案ツールです。
http://www.jp.playstation.com/scej/title/mystylist/index.html

こちらはリアルな写真を使わないアバターを使っているようですね。

女性心理をサービスに取り込むって難しい(笑)
返信する
digital divide (yumemakura)
2010-09-06 10:19:22
みんながPCを使うと言うことが前提にあると思いますが現実はどうだろう。そのへんの事情がからむと思いますが。
返信する
その場消費の喚起がカギ (鈴木英介(aceusuzki))
2010-09-06 14:21:36
その場で消費したくなる売れそうな動画コンテンツを引っ張れる雑誌は、特に良いでしょうね。

スポーツ誌のNumberなんか、感動の名勝負「XXvsXX」みたいな特集たくさんありますからね。

あとはオトコたちが喜びそうなグラビアアイドル系。写真⇒有料写真または動画コンテンツに引っ張る。


いずれにせよ、ダウンロードして視聴させるのでなく、その場1回限りのPW発行して向こう側にあるものを視聴させることで、低料金で見せるというのがミソだと思います。

返信する
ふむふむ (amazedkoumei)
2010-09-07 08:51:48
@Lilac さん

デバイスはこれから年末にかけてリリースが続きますね。
SAMSUNG、東芝がAndroidタブレットだしますし、GoogleさんのChromeOSもそろそろリリースされるはずなので合わせてデバイスもでてくるかと。

各デバイス共通の雑誌プラットフォーム、わくわくしますね。
コンテンツ面ではiPadZineさん(http://www.ipad-zine.com/)が素敵に頑張ってます。
定期的なPUSH通知と課金の仕組み追加すれば出来上がりです。
、、と、気軽に言ってみました^^

Web⇒電子書籍の主に意図するところは「出版社以外の出版促進」です。
ブログやiPhoneアプリのように、コンテンツが日々増えて、無名のライターやクリエイター、編集者も発表の場ができて、となっていけば素敵だなと思うのです。

Webが読みにくいのはレイアウトとページ構成の問題ですね。この辺りの技術を雑誌から取り込むことであるべき電子書籍の形が見えてくるのかなぁ、と思いました。

ちなみにFlipboardというiPadアプリはFacebookやTwtterのFeedを雑誌風レイアウトに置き換えてくれます。かなり気に入っています。見映えがいいのでiPadのCMにも使われてるみたいです。一度お試しくださいませ^^
返信する
デジタルの海 (ピタゴラス)
2010-09-07 10:31:24
デバイスと論理数学・メタ数学の進化に支えられ、知識環境はデジタルの海になりつつあるような。

脳内の記憶の関連性の社会版のような、様々な情報が枝状に繋がり、興味深さにより重み付けされる。

未来は脳内と直接アクセスできる情報システムになるのでしょうか。
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