iPadのネーミングがかなり悪いと思った件について「iPadはネットブックへのアップルの答え」にちょこっと書いたけど、誰にも意味が通じてなかったんじゃないかと思って補足。
日本のメディアでも余り言われて無いみたいだし。
iPadのニュースは、車を運転しながらラジオで聞いたんだけど、「えっ(汗)」と思ったもん。
そんなこと思ったの私だけかもと、言うのも恥ずかしいので控えていたが、実は私だけではなかった。
ということがNYタイムズの人気ブログを読んでいて判明。
やっぱ、そう思うようね~。
最初だけ引用。
The iPad Name Makes Some Women Cringe - Bits (NYTimes)
iPadと言う名前に一部の女性はうんざり
When Apple announced the name of its tablet computer today — the iPad — my mind immediately went to the feminine hygiene aisle of the drugstore. It turns out I wasn’t alone.
The term “iTampon” quickly became a trending topic on Twitter because of Tweets like this one: “Heavy flow? There’s an app for that!” A CNBC anchor, Michelle Caruso-Cabrera, said the iPad was a “terrible name” for the tablet. “It reminds me of feminine products,” she said.
“Are there any women in Apple marketing?” asked Brooke Hammerling, founder of Brew Media Relations, a technology public relations firm. “The first impression of every single woman I’ve spoken to is that it’s cringe-inducing. It indicates to me that there wasn’t a lot of testing or feedback.”
It is not just women who were surprised. When Peter Shankman, a public relations and social media expert, saw the name on television, he was taken aback. “I’m waiting for the second version that comes with wings,” he said.
続きは是非リンク先でお楽しみください。
何でAppleがこんな名前付けたのか?女性マーケはいなかったのか?売上げに問題はないのか?なんてことが議論されてます。
訳は敢えて書かないけど、こういう文章って読めちゃうでしょ。
「Heavy flow? There's XX for that」というのは、アメリカでこの製品のTVCFに使われる常套句。
最後の「I"m waiting for the second version that comes with wings(次バージョンは、是非羽根つきで)」というのは笑うところ。
日本でも、製品に英語っぽい名前をつけるとき、他の登録商標を破っていないか、ということとともに、
英語で変な意味にならないか?というのをチェックする人がメーカーなどにはたくさんいるらしい、
と前にメーカー勤務のマーケターに聞いた。
英語含む主要言語で変な意味になるものはつけない。
一部言語で変な意味になるときは、その国だけ違う名前を導入するらしい。
そういうことをよく考えないと、東工大が、M.I.T.にあやかってT.I.T.と略称しちゃった事件みたいなことになるから・・・(東工大の方、ごめん)
さて、これだけ書くと、単にあおって終わりなので、なんか役立つことを書きます。
アメリカ旅行中にこの製品が急に必要になって困った方は、CVS、Walgreenなどのドラッグストアに行けば必ず売ってます。
こういうところは24時間営業だし。
街の中なら、駅のそばやデパートの中に必ずひとつはあります。
郊外だと、カーナビで検索って感じかな・・・でも必ず国道沿いにはなんかあります。
店員に聞くときは、Padはどこかと聞けばいいですが、日本人の発音はだいたい通じないので、
sanitary goods またはfeminine goodsはどこか、と聞くほうが圧倒的に通じます。
(napkinはあまり通じません。でも言葉ってその場の雰囲気で分かっちゃうので分かる人もいるけどね)
Padの正しい発音については渡辺千賀さんの記事が参考になります。
2)ネーミングの失敗例では、ずっと以前に、トヨタ自動車が、「コロナ」をアメリカで販売したとき、英語では「不謹慎」なので、「カローラ」へ変更したと。
http://www.youtube.com/watch?v=YFNQE_TzQNI
失礼致しました。
>東工大が
自分が浪人している時友人と東工大志望の人に“東工大って略したら気合いの抜けた音になるよね”のニュアンスで使っていたことを思い出しました。何を意味するかを知ったのは随分経ってからふと辞書で確認したときです。
ちなみにリチャードファインマンの本(多分”ご冗談でしょうファインマンさん”)に彼の夢判断に使われるという話があります。
東工大の人から怒られそうなので、地球なんたらという学科だった僕の所属学科の略称は○かんでした。入学して後悔したのは言うまでもありません。
>「コロナ」をアメリカで販売したとき、英語では「不謹慎」
それは知らなかった。そうなんですか?
コロナって太陽から出てるあれのことだと思ってたから、普通の科学用語なのかと思ってました。
>YSJournalさま
うわー下ネタ全開だ。
iTamponってTwitter上で騒がれてたってこれですよ。
不覚にも爆笑。2回も見ちゃった(笑)
>飛揚さま
今回の記事は訳すと不快に思う方もいるかと思い、訳しませんでした。
是非Google Translatorを使ってみてください!
>Kallesinさま
>ちなみにリチャードファインマンの本(多分”ご冗談でしょうファインマンさん”)に彼の夢判断に
そうだったんだ・・・すっかりほんの内容を忘れております。
地球環境とかですか?これを訳すって考えなかったなー。
「東京ラブストーリー」の主人公のあだ名(古い)みたい(笑)
高校のとき、北高校でブラスバンド部だったので
略称が「のーぶら」だったことがあります。
そういえば車のパジェロもスペイン語でひどい意味で、海外では将軍て言う名前で売られてるんですよね^^;;;
>アップルの経営陣男くさい
やはりそういう理由なのか・・・
一部には「やつらマーケティング会社もろくに雇ってないのか?いくらマーケットリーダーだからって馬鹿にしすぎでは」みたいな批判も。
>古都さま
日本人や韓国人の女性って、この製品を自国から持ち込んでる人がやたら多いですしね。
まあアメリカのものが品質がひどいんで仕方ないんですけど・・・(肌触り悪すぎ)。
最初はダンナがアメリカに来るたびに買ってきてもらったりしたんですけど(汗)、そのうちこっちのを仕方なく使ってるうちに慣れました。
>のーぶら
(爆笑)