木原龍峰美術館

日々の心情を書画に
古来の作品を驚天動地て眺めつつ参考にして書画をしたためる
時折個展開催

今朝のしののめ 6.5.19日曜日

2024-05-19 05:26:58 | 今朝のしののめ

天の原ふりさけ見れば春日なる御笠の山にい出し月かも
と阿倍仲麻呂に歌われた地こそ この御笠の地 即ち三笠山 宝満山である
大陸に渡り 二度と故郷の地を踏むことはなかった彼が望郷の念で詠んだ
どのような思いを馳せたか想像に難くない
しかし 疑問は尽きない  なぜならばこの百人一首にどうやって彼の歌が
詠まれたのか ということ 
当時は今日のようなデジタル社会でもなく 手紙も着くはずもない
公家が彼の心境を思んばかって創ったに違いないと考える
してみると あらゆる虚構の世界が広がっている

万葉の世界
夢も広がる
当時の世界
今よりもおおらかで豊かな社会であったのか
それは誰にもわからない
ただ夢と想像が広がるのみ

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