おはようございます。
久しぶりに醜聞報道を目にすることなく気持ちの良い出来事を目撃した宇宙人妻エーコです!
これだけ高学歴で情報化された社会になると大衆をだまし続けるのは至難の業です。
頭の良い人がそんな労力を無駄にするからこの国は生産性が低いと言われるのではないでしょうか?
そもそも「イノベーション社会」を提唱しながらも既得権益にしがみ付こうとすることから諸悪が始まるのではないでしょうか?
人はそもそも、心静かにおさめ五感を研ぎ澄まし、あるべき調和のとれた世界に想いを馳せ、他人の苦しみに心を砕くよう心がけるような生活をすれば人様をだましても自分の利益を優先させようとは思わないものだと考えます。
つまりこのような生活が出来ないようにフェイクニュースで人心をかき乱すのが彼らのやり口。
「報道」はもはや彼らの手先に成り下がってしまったのでしょうか?
それでも「天網恢恢疎にして漏らさず」(てんもうかいかいそにしてもらさず)です。
神様が世界を見張る綱紀の網は、いかに目が粗く見えても諸悪を漏らすことはないのです。
いずれこの国は向かうべくところへ落ち着くと思います。
「お前、ついにコロナにやられたか?」
「違います!今日は素敵なことが起こったのです!」
「何があったらそうなるんだ?」
「当店のお得意様が先ほどご来店された時のことですよ。」
「ほうほう。」
「いろんな悩みがあったので向かいの長浜神社でお祓いをしてもらったそうなんです。」
「霊験あらたかだからな長浜様は。」
「そして私と立ち話をしてる時に茶色くてちっちゃいチワワを連れた男性が来店してカレーの持ち帰りをご注文されたのです。」
「それでカレーが減ってたんだな。お前が2人前食べたと思ったわ。」
「違いますよぉ。それでカレーを準備してる間に先ほどの常連の女性とチワワの男性が世間話をしてたのですが、どうやら女性もチワワを2匹飼ってるらしく交配の話になったんです。」
「交配って子作りのことか?」
「それですそれです。」
「エンドウ豆みたいに言うなよな。」
「とにかくお互いのワンちゃんは過去にそれぞれ失敗した経験があったので、『もしよければ双方のワンちゃんでいかがですか?』って話になったのですよ。」
「じつにスムーズな流れだな。」
「実は先ほどの女性は厄払いとともに縁結びもお願いしてお守りまで買ってたんです。」
「へぇー。」
「『凄い神様ですね。お守り買って10分足らずでご縁が結ばれたわ。私じゃないけど。』って笑ってたんです。」
「凄いな。俺も買いに行こうかな?」
「10分以内に天罰が下るようにお願いしときますね。」
「恐ろしい奴。」
「それに私が見てなくても悪いことすれば天網恢恢疎にして漏らさずですから。」
「一回その言葉教えたら何でもかんでもそれ使ってるよな?この間もゴキブリに言ってたし。」
「とにかくこの世の中は心清き人には神様の思し召しがあるのだと思える素敵な場面に立ち会えたのです。」
「そりゃ良かった。」
「これを祝してお昼ご飯はステーキなんてどうでしょうか?」
「素敵だからステーキか?俺は『天網恢恢疎にして漏らさず』に因んで、貝の味噌汁にしようと思う。」
「それじゃあおなかが減りますよぉ。」
「五感を研ぎ澄ましたいんだろ?ちょっと足りないくらいが丁度良いんだよ。」
「貝の味噌汁漏らさず飲めと?」(*ノωノ)トホホ