夢 鳥の目で先を見る

今朝見た夢は、なかなか興味深いものがあった。

小学校の同級生だったユキコさんと一緒にグループで目的地へ向かっていた。

ユキコさんが「守られている事に感謝して行動するのが大事」みたいな事を言った。

何か守られている事が大前提みたいな感じだったので、私は違う意見を述べた。

感謝は大事だけど私はその枠を超えて、誰も守る人がいなくても自分で行きたい場所へ行けるようになりたい」みたいな事を言った。

それを聞いてユキコさんが黙り込んだので、なにか気を悪くしたかなと気になった。

ある小さな店があり、買いたいものがあるので入った。

ユキコさんが「あなたが探してたチョコレートがあるよ」と教えてくれた。

（えっ？探していたっけ？？）と思い出せないでいたけど、それを手に取って会計へ進んでいた。

とりあえずユキコさんが口を聞いてくれていたので安心していた。

途中で水が置いてあって（あー、私は水を探していたんだ）と気付き手に取った。

でもそのボトルには何もラベルが貼ってなくて（店で今中身を入れて置いたみたいな感じ）よく解らない水はやめようとラベルをしっかり見て中身を確認して選んでいた。

会計する時にさっき持ってきたチョコレートが見当たらなくて、バッグの中を出しながら探したが見当たらない。

ここじゃない店で買った品物がバッグの中に入ってて、それを店の人が一緒に会計しようとしていたので「それはダイソーで買ったものだから、ほらラベルがダイソーでしょ？」と見せてた。

そんなこんなでモタモタしながら水だけ会計していたらグループで私が1番最後になった。

店を出て振り返ったらチョコが売り場の近くに落ちてて、私が気づかずに落としたみたいだった。

みんな先の方に行っていたので、私も急いで後を追った。

何も乗り物に乗っていないのに、足が宙に浮いて空気を滑って移動しているみたいで、どんどんスピードが出て軽やかに移動していた。

この感覚がちょっと面白かった。

ある場所で道が分かれていた。

行き先を見たがどちらもあまり聞いたことのない場所で迷った。

感覚では上（北東の山側）が目的地に距離が近い感じ。

下（南の海岸方面）は遠回りだから上の道にしようかなと思った。

でも以前もここに来た感覚があって、それを思い出してた。

そうだ、あの時も距離で上を選んでいたけど、結果的に凄く遠回りしていたな。

また同じように遠回りするのは嫌だから、今度はちゃんと調べてから決めよう。

そう思って携帯のググるマップで調べた。

上（北東）の道は直線では近いけど山がいくつもあって迂回する遠回り道だった。

下（南の海辺）の道は目的地からは離れて行く感覚があるけど結果的には早道。

その全体図を理解して迷わずに下を選んで進んでいた。

このググるマップさんで見ている感覚が「鳥の目」だなと思った。

直線では近いけど山道で迂回するとか、目的地から離れるけど実は近道だったとか。

視点が上から全体を見ないと先が読めない。

これっていろんな使い方ができるね。

チケット抽選も同じじゃんと思った。

みんなが行きたいと思う場所は空きがすぐに埋まる。

そのチケットが一つの山道だとして、みなそこを目指して車で進んでいるけど渋滞してなかなか進まない。

そのうち定員になったら「はい満杯です」と逆へ戻される。

2番目の山は最初に向かっている人から先に埋めるから、後からはなかなか入れない。

うん、遠回りという点では凄く似ていますね（笑）

今私も色々と考えながら結果を見比べて、抽選を楽しんでます。

この夢の中の私って凄く鈍臭いけど「ちゃんと自分で考えて理解して行動しているな」と思いました。

ノロマな亀ですがどんなに最後尾に居ても自分のペースで進んでる。

時折、エアーランしてスピードも楽しんでる。

前の経験を思い出して、それを活かそうとしている。

愛すべき「自分」がいました。