一昨日、仕事でジャガイモの皮を一人で剥いていた時の事。
紙に「肉ジャガ用10キロ」と書いてあったので、剥きながら思った。
一箱10キロ入りだから、ちょうど一箱剥いて終わったらいいのかな?
でも皮を剥いたら10キロ満たないから、二箱目も開けた方がいいのかな?
なんて思っていたら「ジャガイモ12キロで」と言われた。
私の心の囁きが聞こえたのか?と思えるようなタイミングだった。
「はい」と答えた後で、10キロから12キロへ変更になったんだな。
じゃあ、紙の10キロも書き直した方がいいのかな。
忘れない内に、今書き直しておく?
でも皮を剥いてる最中だし、後でもいいかな。。。
なんて思いながら剥いてたら、しばらくして解った。
12キロの2キロは、余裕分の2キロという意味だったのかと。
いつも追加分とか煮崩れ分があるので、ジャガイモは大目に計って切るのだけど
いつもは5~6キロくらいで、それを二つの樽に分けてそれぞれ+500gくらい増やしてた。
それを思い出してたら、10キロだから余裕分が2キロなんだと理解した。
慌てて紙の数字を書き直さなくて良かったなと思った。
また勘違いして怒られるとこだった。(;^_^A アセアセ・・・
でも、ここが自分の成長した部分でもあるなと実感した。
以前の私なら、言われた事をそのまま鵜のみにして、カン違いしていつも怒られてた。
最初に10キロから12キロへ変更になったと勘違いして、直ぐに数字を書き直そうとした私だ。
でも後で自分のこれまでの経験を思いだし、状況を判断して相手の言葉を理解出来た。
やっぱり経験の引き出しが、人を成長させるのか。
次は言われなくても自分で判断して、どれくらい剥けばいいかを即座に把握することかな。
自分で考えて動くということ、それは経験の引き出しがあって、それが生きてくると思った。
だから最初は経験が無くて失敗もするけど、それは当たり前の事なんだ。
そこから積み上げてきたたくさんの経験の引き出しをどういう風に生かして修正するか?
それが出来た時に、自分の中に確かな自信が芽生えるのだろうね。
それをちょっと感じられた。