私は何処にいるでしょーか？ 
そう！私にとってはサードワールド（第三世界）の「神々と信仰の国」ではなく「乞食とカレーとレインボーマンの国」、印度にビザ更新の為、何故か居ます。
コンピューターの２０００年問題の時以来、多くのインド人IT技術者が多く住む日本のリトルインディアといわれる東京の西葛西出身のオレでもインド人の多さにはウンザリ・・・・ていうか人多すぎ！さすが１２憶人が住む大国。
「ヨハネスブルグやカブール」旅行なみにビビりが入っている今回のオレ。
学生時代に世界一周チケットを購入して深夜特急ごっこをして以来２０数年ぶりの観光旅行。
首都デリーは北京やモスクワの比じゃないぐらい、空気汚染がひどく目と喉をやられる。
ひとまず、空港で手頃なホテルを紹介してもらうがさすがは物価が高い首都、US＄８０ぐらいだと気の利いた「ファションマッサージ」の個室並みの部屋しかない。
右も左も分からない初めての町なのでこんな部屋では気が滅入るので奮発して戦時中のボスニアやバクダットでも営業している通称「インコン」（インターコンチネンタル）に宿を取る。
コンシェルジュに車を手配してもらいに行き、ひとまず「売春街とスラム街を見てみたい」と言ったらケダモノを見るような目つきでそんなものは知らーん！と言われる。
まったくオレは失礼な日本人だよ！まあ町中がスラムみたいなもので駅前には当たり前のように野良ウシが居て日本で行ったら東京駅八重洲口に牛がうろうろしてるようなもので本当にここがこの国の首都なのか？
★ラスタマンよりいい吸いっぷりの夫婦のサドゥー。 
★ローカーストのおこちゃま。このあとバックにガムをつけられる。
しばらくはインド各地を観光するのでサーフィンネタや釣りネタがないのでご了承を 幕ノ内鮭。
ビザ切れの為一度出国しなければならない。延長しようと思えば出来るのだがいい加減、インドネシア飯もGTフィッシングも飽きてきた。
ただサーフィンだけはお腹いっぱい波に乗っていないんだよねー
しばらくはポイントに入らないであろうから温存してあったマイポイントで抜きまくり釣りまくる。
この日は２桁以上釣って当分、各ポイントは沈黙するであろうが帰国した時に違うエリアからバージンGTが入って来ないか期待したいが経験上その可能性は低いんだよねー、毎度。
今回のトリップは海がおだやかだったのでかなりの数のGTは水揚げしたが結局４０キロオーバーは釣れずマイポイントのパフォーマンスが分かった感じだし、毎度同じポイントでは飽きてきたから次回はニューポイントと違うエリアを開拓しなければならないだろうな。
実際、違うエリアで釣りバカ達が何年も前に５０キロオーバーを抜いているからね。
でもその前にいい加減ちゃんとしたスピードボートを用意しないと駄目だろうオレ。
さて、出国先はまだ未定でシンガポールもタイランドも飽きたしどこか飯が美味くて疲れない国はないかなー？
最近、潮回りが良くないのでサーフボード、イカ釣りタックル、GTタックルと荷物満載でボートを出す。
サーフィンついでにGTをやるが意外と20キロクラスならバンバン釣れちゃうのでその後のサーフィンはヘロヘロに疲れてガツガツヨーロピアンとの波の捕り合いには勝てずカスみたいな波ばかりしか取れない。
日々ハイカロリービンタンビール大量摂取と悪い油のナシチャンプルご飯大盛でブクブク太り、体が重く思うように動かないし、サーフィン翌日は決まって筋肉痛でもう、完璧にカラダはジジィ入ってます。
自分ではスポーツをしているので体には自信があったが、ふと鏡の前で何気なく後ろを見たらケツがタレており、「爺さんみたいなシリじゃないか！」とかなりショックを受ける。
そのうち得意げに病気自慢をするんだろーな。オレって奴は
お疲れの翌日は無理をして釣りやサーフィンをすると変に風邪をひいたり食い物にあたって体調崩したりするので毎度軽くイカ釣りぐらいにしておかないと遠征先でぶっ倒れると結構ヤバい。
★釣りに関しては体が出来上がっているので20キロクラスなら無理やり真上から浮かし短時間で勝負を決めるのが手っとり早い。
★以前リリースした魚と思われ口にフックの傷跡が残っている自力で餌を取れないバカな個体。
生命維持の為ゆっくり泳ぐ偽物餌のルアーにしかたなく食いつく、何回釣られれば学習するんだよ
最近、クタローカルの間では私が教えたキャスティングによるイカ釣りが流行っていて昔からあるローカルスタイルの釣り方よりも釣果を上げている。
ローカル集はロクに仕事もなく、時間だけは死ぬほどあるので毎日キャスティングのイカ釣りをやっておりその腕前は今やメイドインジャパンのタックルを持っているオレよりも釣る。
ただポイントの選択、回遊ルート、泳層エリア、誘い方等を何も深く考えていないトロピカルな頭の人の釣果はイマイチ。
イカ釣りに雇っているキャプテンとはいつも一緒に釣りをするがオレのが釣り負けることが多い。
★今日は8対６で負け、サイズもキャプテンのが大きい。
キャプテンは狂ったように毎日、イカ釣りばっかりで家族は毎日イカばっか食わされてしんどいじゃないかと思うが動物性プロテインを取れるだけ、まだましみたい。
日々、小波でハイタイド時のオバケセットでなんとかサーフィンが出来る状態。
数か月ぶりのサーフィンで体が出来上がってなくヒーヒー言いながらパドルアウトする。
こんなダメな体ではロクに乗れんだろうと思ってテイクオフするが意外や体がおぼえていて1本目を難なくメイク。調子に乗ってセットの波に突っ込むが案の定思いっきり巻かれる。
海底を蹴り上げて水面に息継ぎに出るがウニを踏んでしまいぶっ太いトゲがブーツを貫通し足に刺さり泣きそうになる。
途中でトゲが折れないようにショアブレイクにメチャクチャに砂まみれで巻かれながら歩腹前進でボードを引きずりながらビーチに上陸する。
ドゲが太かったので指でスッポリ抜けたが消毒をしたかったので1本乗っただけでサーフィンは終了。（悲）
以前、奄美大島の波際でプロレスをしていたらウニを踏んでしまい５0本位深く刺さったまま半泣きで現地診療所に行ったら、よくウニ患者が来るみたいで、受付の女の子が「先生ぇー、ウニさんが来ましたー。」と言って先生が木槌を持ってあらわれの裏をバンバン叩き、ウニの棘を粉々にするだけだった。
先生曰く、ウニの棘はカルシウムだがら粉々にして体内に吸収されるから問題ないよー、て言っていたが本当に問題なかった。
しかしインドネシアのウニはちょっと違うらしく、以前刺さった時に無理にほじって衛生状態の悪い秘境で化膿したらやだなーと思いそのままにしていたら２ヶ月後、帰国したら痛み出して病院に行ったら「これはほじって抜くしかない！」ということになり注射針とピンセットで足の裏をグリグリほじる事に（恐）！
痛みには強い真性マゾのオレだがさすがに暴れだし看護師3人がかりで足を押さえられてなんとか治療は終了！
治療が終わった時にはあまりの痛みで脱糞をしたんじゃないかとパンツの中に手を入れて確認したぐらい痛かった（泣）
今ではトリップ用品には医療用ピンセットと棘抜きは必需品だが注射針は手に入らないのでポン中の知り合いがいれば譲って貰いたいぐらいだ。