幕ノ内鮭の海外サーフトリップ&釣行記

サーフィンと釣りにはまったダメ人間海外旅遠征記録

痛恨のバラシ!

2009-02-28 | 2009年2月インドネシア

新たに見つけたお宝ポイントで日々,魚を抜きまくるがいい加減、スレて来てサイズも落ちてきた。
こんな時は、インドネシア人が作ったぱっと見、荒削りのなんも考えていてないでしょうー的なルアーが何故か非常に効く。
今のところ変な使い方をすればGTには見破れなく学習したGTには一発で食ってくるがインドネシア人にいくらリクエストしても作ってくれない。
プロトタイプでまだ未完成品なのかな?


一投目からインドネシアンルアーにバイトがあり尋常じゃないランをする。好き勝手に走られ仕方なく揺れまくる小型ボートで反則尻もちで耐えるが180mラインを出されたところでなぜか深場で痛恨のラインブレイク・・・ 自分の未熟さで魚を無駄に殺してしまったぁ・・。悲しぃ・・・・。
たぶん大型のスレ掛りだと願うがスプールを交換しようと思ったら熱であっち、あっち状態。
時速160キロで走る大型マグロをキャスティングで狙っている釣りバカ連中はいったいどんな釣りをしているんじゃい!?

今回の失敗でかなり学ぶ事があったので次回は絶対仕留めたーる!と決意するがコレで大物釣り師は泥沼にハマり、嫁子供なんかクソ喰らえー!と家庭を顧みない極道釣り師や極道サーファーを多く知っているのでほどほどにしないとね。
私も6か月の極道海外遠征から帰ってきたら同居中のハニーが居なくなりカーテンと電灯の傘を持っていかれて裸電球の下で一人で食べた浅草今半弁当の味は忘れてはいない。

大金持ちインドネシアン

2009-02-27 | 2009年2月インドネシア
バリニーズのフィッシングプロがロンボククタに置きっぱのフィッシングボートを取りに来た。


★小回りを利かすためにあえて小型ボートに最新ハイパワーエンジン2基のGTフィッシング専用ボート

フルパワーにするとたぶん1リッターで500mも走らないハズ。1ユーロコインをばら撒きながら走っているようなものでオレが釣りで使っている木製ボートに芝刈り機のようなエンジンボートが貧乏臭く、みじめで悲しくなってくる・・・・

このボートの値段でインドネシア人の命、余裕で10人分が買える値段(マジで!)
初めて訪れる国で、物価が知りたければ「この国では車で人を殺すといくら位?」とたずねると大体の物価が分かる。
インドネシアやスリランカを訪れた時は余裕でこの国では飲み食いが出来ると安心したものだ。
逆にシンガポールなんかはGNPで日本を抜いているからオレが現在住んでいる茨城県内最低納税金額地域のド田舎住民の命、3人分でもシンガポーリアン1人分にも合わない。

夜はバリニーズフィッシングプロとジャカルタ在住のお友達とメシを食らい、お友達の釣り道具を見せてって言ったら見たこともない竿でコレどこ製?って訊ねると日本のメーカーに特別に注文して作らせたんだよねー だって!
ほら出たよー!お約束の大金持ちGTフィッシャーマン! 特注で作らせたら1本いくらすると思っているの?
あまり人の職業の詮索はしないがタメぐちをしていたので金持ちインドネシアンマフィアだったら怖いなーと思って聞いてみるとシンガポールでホテル経営してるだの、いろいろ商いをしているらしい。オレの中では金持ちアジア人イコール悪人というイメージがあるがそれは漢民族だけかな?

しかしナンボ大金持ちでも遠征先の服装はやっぱ釣り人、マニラのスラム街に居ても街に溶け込むファッションでミリオネアーにはとても見えない。
ホンマ、オレも含めてサーファーや釣り人は遠征先でも襟付きシャツを着こなす小奇麗なダイバー連中を見習いたいものだ。

過去にジャワ島の電気も無い秘境サーフキャンプにみんな上半身裸の猿みたいな生活をしていが日本人が置いて行った雑誌「fine]の特集でリアルサーファースタイルというギャル男ファションが載っていたが世界中から集まったサーフィン番長連中は雑誌を見ながら「俺らリアルサーファーじゃねーな!」って言ってましたケド。(笑)

雨季開けか?

2009-02-24 | 2009年2月インドネシア
雨季のロンボク、毎日嵐みたいに荒れていたがローカルがニャレフェスティバルのあとは海がおだやかになるとなんも根拠の無い事を言っていたがみごと毎日おだやか、と言うか少しぐらい海が荒れてくれないと魚の活性が上がってくれないし、サーフィンも小波が続いている。
日々、魚は10キロクラスばっかりで大型がなかなか出ない。
海がおだやか過ぎるのでふだんは近づくことも出来ない大波が割れているシャローにボートを入れルアーをぶち込むと30キロクラスの魚が大爆釣でワンキャスト、ワンヒット状態!


★水深がないのでロッドを無茶苦茶な使い方で無理やり魚を浮かすがロンボクスペシャルロッドはひとまず踏ん張ってくれる。さすがはゴリラみたいな体格の人間が設計しただけあって今のところ折れてはいないがこんな使い方していたらいつかは折れるか、体がぶっ壊れるかどっちかだろう。


★炎天下の中、4匹も釣ればバテバテのお腹いっぱいなのでキャプテンとチャンジする事に。


★キャプテンもパワーファイトで無理やり魚を浮かす。


★キャプテンもビックワンをゲッチュー!

新しいポイント発見で宝の山を見つけた気分だがいつまで釣れ続くことやら・・・・ GTはあっという間にルアーを学習して釣れなくなるのが毎度のことだからねー

ニャレフェスティバル

2009-02-20 | 2009年2月インドネシア
毎年2月のロンボク島にはニャレというお祭りがある。なんかいろいろ伝説めいた話のお祭りなのだが興味がないので何度聞いても伝説のお話は忘れてしまった。
要は毎年2月に深海からゴカイ(ミミズみたいの)が産卵の為、大量に浅場に来るのをとっ捕まえて食らうというものだが(ギモジ悪い)ゴカイを食らうと1年間病気知らずらしいというヤッキーな行事。
この日にあわせてロンボクじゅうの人々や政府高官が集まるのだがその数は数十万人! 鈴鹿のF1開催や正月の明治神宮よりはるかに多い人出。


★ザルいっぱいのゴカイ 異文化体験の為、口にするがとてもじゃなく飲み込めない根性無しのオレ。

若人にとっては異性との出会いの場でもありゴカイの産卵より活性は高く、この日のためにばっちりオシャレをしてみんなでワキにデオドラントスプレーを振り掛け、かわいい努力をして前を膨らませながら祭りに挑む。
うん、うん、その気持ち痛いほど分かる。 オレも童貞中坊時代、チン毛にタクティクスのコロンとか振りかけて変に期待していたっけなぁー



★祭りイベントのトラディショナル、スティクファイティング。トラディショナルなのにジーンズ姿でがっかり・・・

祭りが終わると美しい南ロンボクのビーチがポイ、ポイ、ゴミを捨てるインドネシア人のプラスティクゴミだらけなのは毎年イカン!

国際フィッシングプロ軍団 ロンボクに来たる。

2009-02-18 | 2009年2月インドネシア
知人の日本人フィッシングプロが225馬力2機掛けエンジンのスピードボートで来島。
釣りを生業にしており今回持ち込んだロンボクスペシャルの竿を設計をした人物。
その他、台湾人フィッシングプロ、インドネシアンフィッシングプロ、日本人アングラーと国際色豊か。
もちろんロンボクには釣りに来ているのだが5スターホテル「ノボテル」に泊まりリゾートライフをエンジョイしている。
オレの貧乏臭いトリップとは大違いである。

夜は私もジョイントさせてもらいフランス系ノボテルホテルのフレンチテイストのビュッフェを食いーの、トロピカルカクテルを飲みーの、スパで癒されーのだが、ここはインドネシア、ロンボク島 5スターホテルにしてはアホみたいに安い!釣りバカ達と毎晩楽しい時を過ごさせてもらいました。

釣りでお疲れのプロがマッサージをブッキングするがホテル内は予約で一杯との事。
それじゃーチョットはローカルに詳しい俺が腕の良いトラディショナルマッサージ師を連れて来てあげるよと言ったら、出来れば若い女がイイとリクエストされたがそれは却下。
知っている腕の良いマッサージ師は皆、お疲れサーファーのマッサージ中で仕方なく腕はまぁまぁ良いが小汚い「ちょっと頭が暖かい」オヤジをノボテルに内緒にひっそりと連れ込もうとするが一生ノボテルには来る事がないであろうオヤジはテンション上がりまくりでリゾート白人にハグをしたり勝手に肩を揉んだりやりたい放題。馬鹿野郎!セキュリティーに見つかるだろう!!と怒るが暴走は止まらない。
案の定セキュリティーに見つかり「こんな小汚いオヤジはノボテルには入れられーん!!」との事・・・・
このままではオレまで出入り禁止になりそうなので一緒に来ていた旅行会社エージェントにマネージャーと交渉してもらいなんとかしぶしぶOKをもらう。
ただしお客様の多くいる部屋にはとても連れて行かれないのでミーティングルームでマッサージをしろとの事。


★セキュリティー、マネージャー、オレで勝手な事をしないように監視中だが白人女が通ると追っかけようとするので押さえつける。

もう、オレの手には負えないから早くプロに引き渡してビールでも飲みてぇーと思っていたらプロが来たので無言で引き渡しその場を去る。
セキュリティー監視のもとべったべったの安物オイルまみれでプロはマッサージをされていたが・・・・・
酒を飲んでいたらプロがマッサージを終えて戻って来て「あのオヤジかなり強烈だよー!」と言っていたが深く聞かない事にする。

のちに深夜までバーで大酒を飲みオーダーストップ前に酒を多めに注文し、1人減り、2人減りと最後まで釣りプロ達は飲んだくれる。
荒れた海での釣りでヘロっヘロっにお疲れなのはずなのに相変わらず釣りプロの体力はスゴイ!

寒い日本を脱出!

2009-02-09 | 2009年2月インドネシア

★トラディショナル美女とお茶でデレデレのオレ、ジャミラみたいな女はジャマ!

税務業務もやっつけたのでクソ寒い日本をエスケープ! 行先はここ数年マンネリのインドネシア、ロンボク島 。
今回おニューのロンボクスペシャルの釣り竿と食料を梱包するも重量は40キロもある。これじゃポーターを頼まないと空港から一歩も動けない・・・

バリ島行のガルーダ航空は卒業旅行の学生で大賑わい。みんな盛り上がっています。
最近のガルーダ航空は三流フラッグシップエアーラインのくせにサーフボードを持ち込むと別料金を取るようになったがドル箱路線の日本→インドネシア路線は無料になっている。サーファーで持っているような航空会社のくせにボードチャージなんか取ったら誰も乗らないちゅーの!

席に座るとお隣はなんと超有名売れっ子作家の「夢枕漠先生」
過去にNHKの釣り番組取材のお手伝いで一緒になったことがあり、聞けばバリ島には釣りに行くとの事。
現在は仕事の合間に世界中の釣りポイントを回っているらしく、この人も釣りに人生を振り回されているのね。ご愁傷様。

雨季の蒸し暑いデンパサールに着き、アホみたいな量の荷物を空港に預け、バリ工房に注文していたルアーを取りに行き、日本では茨城県のド田舎で貧相な食生活をしていたので初日からインドネシア飯ではなくイタリアンレストランに行く事に。
イタリア人オーナーの本格窯焼きピザを食らいやっと落ち着く。ひさしぶりにまともな食い物を食ったなー フゥー。
腹いっぱい食って飲んで料金は1200円前後だからバリは安くてイイよねー。
明日は雨期のバリには用がないので国内線でロンボク島に行く事にする。