幕ノ内鮭の海外サーフトリップ&釣行記

サーフィンと釣りにはまったダメ人間海外旅遠征記録

インドネシア帰国でGTガイド。

2009-04-27 | 2009年2月インドネシア

タイランドで朝から深夜まで大酒を飲む荒れた生活も終わりインドネシアの健全なサーフ&釣りバカ生活にもどる。
「美味い肴があると菊正宗が飲みたくなる。」よろしくメシウマ、タイランドは飲んべには大変危険な国だ!
数日間の滞在でブクブクに太り、濾過機(肝臓)もダメージを受けているだろう。
IMGP0560 
★深夜、酒のシメに屋台バーガーが意外と美味くてメタボ街道まっしぐら

知人に頼まれたGTガイドの為、ボートを出すが潮回りが良くなくてポイントを数か所攻めるがノーバイト。
このままではまずいのねんのねん!ということで「サンクチュアリー」と勝手にいっているポイントを攻める。
このポイントは周囲数キロにわたって変化がない所にぽつんと小さなリーフがありその海域の魚がその一か所に「漁礁」のように集まっている所でそこを叩くとその海域にいるGTに大きなダメージを与えるので自粛していた聖域ポイントでルアーをぶち込むと当たり前の様に必ず釣れちゃうポイント。

ゲストがインドネシア製ルアーをぶち込むと推定ミディアムクラスのバイト。
キャプテンの巧みなフォローでファーストランはすぐ止めたがGTがなかなか浮いてこない。あまり時間をかけると魚にダメージが残るので「もっと気合いを入れてやらんかーい!オラー!」と罵倒して喝を入れるが一向に浮いてこない。
なんとか船べりに浮いてきた魚はミディアムクラスではなく久し振りに見るランカークラスでびっくり!(そりゃ重いハズだわ)
IMGP0967 
★ネットがないのでダメージの少ない所にギャフを掛けて2人掛りで上げる

ボートに上げ量ると70ポンドオーバー(35キロ)でGTフィシング初めてにしては大変ミラクルなサイズ!
rikiy72lb 
★ゲストが食ってみたいと言うので結局抹殺しちゃいましたけど。

ゲストがお疲れなのでオレも竿を振ってみたらやっぱボコボコに釣れちゃうヤバイポイント。
このポイントはホンマシークレットにして温存させないと南ロンボクに明日はないだろうな。


ソンクラーン(水かけ祭)

2009-04-19 | 2009年2月インドネシア
IMGP0852     IMGP0844
タイランドは正月の水かけ祭で前首相タクシン派の暴動で町は非常事態宣言が出ているのにお構いなしに国中が3日間異常な盛上り!
明日の事をまるっきり考えずその日だけをめっいっぱ楽しく生きるタイ人の国民性はまったくもってうらやましい。

IMGP0848   IMGP0839
普段からお祭り騒ぎの様な眠らない街「バンコク」は陽気なタイ人と悪ノリの白人で町は水浸し、街の通りのいたる所で大音量サウンドシステムからテクノやトランス、イサーンソング(タイ東北演歌)が大音量で流れ人々は水浸しで踊りまくり盛り上がりは最高潮!
ホテルから20メータ先のコンビニに行くだけなのに外国人のオレを見ると面白がって冷え冷えの氷水を掛けられて白い粉を顔中に塗られ、さらに荷台に水を満載したトラックからも掛けられるし、ビルの窓からも水が降ってくる。
このままでは3日間はまともに外出できないので高性能大型噴射機を背負ってリベンジで水を掛ける方にまわる。

IMGP0823     IMGP0824
★ソンクラーンがまだ始まっていないのに待ちきれず水を掛ける掃除のおばちゃん。

IMGP0848 IMGP0828
★ウエット&メッシーマニアにとってはソンクラーンはたまらないのだろうか?

3日間、なんかこう、狂った!って感覚が最高だよな!
ソンクラーンが終わったら知人にGTフィッシングガイドを頼まれているのでインドネシアに戻る予定です。

宇宙で最も邪悪な場所。

2009-04-17 | 2009年2月インドネシア

宇宙で最も邪悪な場所と云われるインド第二位の都市「コルカタ」。
都市機能は完全に麻痺しておりガイドブックのロンプラ等では初めてインドに訪れるツーリストはこの街では「ホテルから一歩も外に出たくなくなる」とか余りにも現実離れをしていて思考が消化不良を起こし気が振れるとか云われている場所。

IMGP0804 
★通りの両サイドは路上生活者だらけでバクシーシがウザい(隠し撮り)

その中でも安宿が多くツーリストが集まる「サダルストリート」に宿を取る。
インド紳士に言わすと悪い事は言わないから違うエリアのホテルに変えろとか悪い売人が多く居るとか伝染病が蔓延しているとか殺し屋が居るとか云われ放題の場所でその中でも宿近くにあった伝説の宿「パラゴン」をひやかしで見に行く。

IMGP0811
なぜ伝説かというと安宿街サダルで最も安く(一泊200円)何年も沈没(観光する訳でもなくだらだら過ごす事)している日本人や外国人が多く集まる宿で10人部屋のエアコンもないドミでは日中から皆、パンツ一丁でベットでウネウネしており「負のオーラ」出しまくりで観光で見たアルカトラズ刑務所やメルボルンジェルのほうがまだマシな感じでまさしく「青春発地獄行の宿」。
まあ少ない予算で少しでも長く旅を続けたいのは分かるがなぜ故にインドでその中でも宇宙で最も邪悪な場所のコルカタ・サダルストリートで? わからん?

IMGP0810 
★街探索では人力車を雇うが豪商が奴隷をこき使っているみたいで少し心苦しい。

いままで一部のインドを見てきて特別変わった国ではなくアジアによくある街でハンディーキャップ乞食も汚染された街もバンコクにも70年代の東京下町にもあったし自分的には特にめずらしくなかった感じですね。
インドも飽きてきたのでインドの洗礼を受けることなく、席があれば今夜じゅうに出国してタイランドの正月、水掛け祭に行こうと思ってます。


ネパール・カトマンドゥ

2009-04-15 | 2009年2月インドネシア

IMGP0807 
★インドの路上カレー屋さん 肝炎、アメーバー赤痢に感染する可能性大。

インドの雑踏の中、路上で甘ったるいチャイを飲んでいるとチャイに群がるギンバエとオレに群がるガイドの押し売りやシルク売り、ヤクの売人、乞食等々、次々と暑苦しいインド人がまとわりついてくる。
まったく、この国では外国人は静かにチャイも飲めないのか?口の粘膜にしつこくまとわりついてくるチャイの濃厚な甘みが、不快指数をどんどん上昇させてきて、「あ~、ムカつく!」
ガッシャーン!と飲み終わった素焼の器を地面に叩きつけると毎度少しはスッキリする。
人混みと汚さに酔ってマウントエベレストがあるネイチャーなネパールに毒抜きに行こう!

ということでエアバスのジェット機でひとっ飛び、マウントエベレストのお膝元ネパールのカトマンドゥはインドに比べるとチトさぶい。
世界中から登山者が集まっており、格好もバキバキの山登り野郎で南国から来たトロピカルバカは幾分浮いているなー。
自然大好きクライマー連中はタトゥーやピアスを入れたチャラいサーファー連中よりさわやかでネパール人にいたってはモンゴロイド系の顔をしていて性格もインド人に比べて穏やか、顔が異常に濃いペルシャ系の商魂たくましいインド人よりはほっとする。
ネパール料理はインド飯に比べるとイマイチだが酒が気兼ね無く飲めるしローカルビールも悪くない。ツーリストレストランもたくさんあるので 日々、コリアンやイタリアン、ジャパレスを食らう

IMGP0797 
★小型軽飛行機でさらに奥地へ
IMGP0782
★ガスって景色がわからないが日本人には馴染みのない7000m級のヒマヤラ山脈が見える。ホンマ高いわー

宿のオヤジはネパールに来たらトレッキングをしてヒマラヤを近くで見なきゃダメだろうと言うがかったるい事がタイ人並みに嫌いなオレは毎日宿から見える山と湖を見てダラダラ沈没していたらあっという間にビザ切れ間近で急いで首都に戻り、インド・コルカタ行きを手配する。
今度来る時はバリバリの登山用品を用意して山登りをしてみたいとめずらしくまた来たいと思う国だった。


エロエロ寺院

2009-04-05 | 2009年2月インドネシア

カーマ
今回の旅のハイライト、ぜひ行きたかったエロティック寺院。
日本でも秘宝館や男根祭りには目がない自称「性の伝道師」を語っているオレには絶対外せない場所。
イスラム原理主義タリバンが見たらまっ先に木端微塵に破壊するであろう彫刻。

カーマバック
★立ちバックですか?恥ずかしがっている女性がなんとも
カーマアレキ
★男のあこがれアレキサンダープレイ。不覚にもチンコが反応・・・
カーマストラ
★数千年前にもフェラがあったとは・・・・

しかしインドの静かな田舎で都市からかなり距離があるのにわざわざエロ彫刻を見に世界中から人が来るのでエアバスのジェット機が降りる空港があるのが凄い!興味があるのはオレだけじゃないのね。

IMGP0681
★商魂たくましいインド人経営のジャパレス風

茨城県の民度の低いド田舎では男女の交わい儀式には天狗の面にふんどし姿の若い衆達が和太鼓を叩き、たいまつの火の明かりの中、民衆の前でブタの血を頭から浴びながら交わうという、なんともアメージングな人々で普段からまるっきり話が合わないので男同士エロ話なら合うかなと思い、今までした一番変態プレイは何ですか?って振ってみると「バックだっぺー!」というお答。インド数千年の歴史、性技カーマストラを見習いなさい!


聖地バナラース

2009-04-02 | 2009年2月インドネシア

ガンガー
聖河ガンガーの畔にある安宿のマハラジャルーム($60)のバルコニーから朝日の中、川に流れる死体を眺めながら優雅に朝のチャイを飲んでます。

川面を走る朝の風が気持ちよく、焼きたてのクロワッサンの香りと相まってなんとも優雅な気分にさせられ、ん?パーマ液の匂いがするぞ!
おっとと・・・、こんな朝早くから大衆の目の前で火葬ですか?しかも焼けたレア肉の死体にノラ犬が群がっている。(写真は載せられない)

ガート2    ガート3
ここはヒンドゥー教の聖地中の聖地。イスラム教で言うとこのメッカみたいな存在でガンガーに来て川の流れに身を清める沐浴を行えることは、至上の幸福らしいが私には聖地のバイブレーションは全然感じず、まだ日本の近所にあるショボイ神社のほうがまだホーリーでオレにとってはただの小汚い思いっきり汚染された、ただの河。

泊まったホテルでは聖地に面してある為、ベジタリアンフードオンリーなので肉などでごまかしが効かないスパイス勝負のべジカレーはホンマ、ウマくて毎日3食カレーです。
しかし、聖地でも酒の誘惑には勝てずホテルスタッフにこっそり用意させゲロマズローカルビールを不謹慎にもグビグビ飲む。
でもやっぱインド料理に酒は合わないなー。
日本では朝の明け方に異常にタンドリーで焼いたナンのカレーが食いたくなって24時間営業の麹町のアジャンタに車を飛ばして行くことが2年に1度ぐらいあるが本場のインドカレーの美味さを知ってからは少しはインドの事が好きになりそう。