仕事って・・・。

８２歳師匠・・・・。

森光子と、戦えるのはもはやこの方しかおるまい。
とにかく、ばけものとしか言いようがない。
逆にサバよんでいるのではないか・・・・。
どー見ても８０代には見えない。

「先生～。捻挫しちゃったみたいなんです～」
と恐る恐る報告してみた・・・・。

「馬鹿じゃないの？？？」

たまたま居合わせたおちびくん。
横で腹をひくひくさせて、遠慮がちに
しかも大受けな感じでうずくまり爆笑。
うれしーか？たのしーか？

生徒さん方の発表会があるのですよ。

「ブタのワルツだな・・・・」
大人の初心者クラス・・・・。
ボソッと毒を吐いている夫である師匠その２　

「あらぁ～皆さん出来はともあれ楽しそうに
うれしそうに踊ってるじゃない～　出来はともあれ。
楽しいのが一番じゃない？出来はともあれ。」

さすが・・・・。

伊達に年はとってないのですね。

そのように思えばいろんな事に
腹も立たないのですね・・・・。

これまた、子供たちは
なぜにこのような子ばかり
集まったかねぇ～～～
な、のんびりなお嬢様方

注意されても
誰の事？

そんなほんわかした女の子は
素敵だと思うのであえてそこんとこは
つっこまないが、やることはやろう！！

しなきゃならない事はとりあえず
素直にキチンとやろう～
それからぼーっとしてくれ。

まぁ、ここは師匠がいる正統派なとこなのですが。

 

私が他にお仕事させていただいているところは
生徒さんと言ってもお客様なわけで
やりたい放題なわけです。

事件ファイルその１



私は４，５人の人にいつもつけられているんです。
なので、建物の中にその人たちを入れないように
して下さい。探偵かもしれないわ。
この前は、９階のエレベーターの入り口から
ずっと私を見ていたのよ。（ここは１０階ですが・・・。）

と、いう妄想？な　　おばさま・・・・・。

私にどうしろと・・・。
しかも、そんな人達はみあたらないが。

 

事件ファイルその２

「受けに来てやったわよ！」と、入ってくる。
始めると、
皆さんとは逆向きだ・・・。
「こちら向きでお願いしますね。」
と、丁重にいってみたところ、
「私はこっち向きで、
こっちから鏡をみてやりたいのよ！！！」
と、言う・・・・・。

どーぞ・・・。
ご自由に・・・・。

しらん・・・・。もう。

お金さえ払えば何をしても、何を言っても
どんな態度をとってもいいというのか？
こっちは客なのよ！って・・・・。

芸事ってこういうものではないし、
それ以前に
人としてどうなの？？？？
の方を感じる・・・・・・。

その１はそれ以前に
かわいそうな気もするが・・・。
こわれてしまったのね・・・。

師匠んとこでそんなことやっちゃった日には
即、出入り禁止だ・・・。

初々しく希望に満ちて楽しく
本当に楽しみに来てくださる方も
たくさんいるのに
一部のこういう傍若無人な人の
おかげで、全員がそんなイメージで
見られてしまうことだってある・・・・・。

 

自分のため、人のため。

殉職した警察官のニュースが流れる中
私の仕事って・・・・・。
と、

考えてみる・・・・。