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『100万回生きたねこ』 佐野洋子 作
久しぶりに絵本を紹介いたしますね…
今日、紹介するのは佐野洋子さん作の『100万回生きたねこ』です。
絵本に興味がない方でも、この作品だけは知っておられるのではないでしょうか?
それ程、有名な作品です。
内容は100万回死んで、100万回生き返ったねこのお話です。
100万回生きたねこは、王様や船乗り、泥棒、サーカス、おばあちゃん、小さな女の子の飼い猫であったりしました。
ねこが死ぬと、そのときどきの飼い主は涙を流して悲しみます。
しかし、ねこ自身はちっとも悲しくありません。
なにせ、自分が生き返ることを知っていたので、死ぬことなど、これっぽっちも恐くなかったからです。
そんなねこは、あるとき、のらねことなりました。
自分だけのねことなったのです。
ねこは「俺は100万回も生きたんだぞ!!」と自慢いたします。
そんなねこに対して、多くのめすねこは求愛してきました。
ところが、一匹の白いねこは、見向きもしませんでした。
そして…
まぁ、このへんでやめておきますね。
続きが気になる方はご自身で購入してください。
きっと、読んだ後、“ほんわか”とした気持ちになる作品であると思います。
この話、物語も素晴らしいのですが、絵が大変素敵です。
何せねこが、ちっとも可愛くない!!
それでいて愛嬌があり、強そうにも見えるのです。
そして、白いねこは美しく、儚げに見えます。
きっと、この佐野洋子さんの絵だからこそ、『100万回生きたねこ』は素晴らしい作品と感じられるのだろうなぁ…
是非是非、この作品に触れてみてくださいな…
そして、読後の“ほんわか”感に浸ってくださいな…
きっと気に入られることでしょうから…
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