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先日、姉と電話した。「お互い、自分を表現してないね。」と嘆き合った。と、いうことで始めたブログです。

同和問題について…

2005-10-28 22:43:21 | 考えごと
日本海です!!

日本海の荒々しさは『益荒男ぶり』ですね。



さてさて、今日、職場で同和研修がありました。

ビデオを観て、グループごとに分かれて討論を行う、というものでした。

グループ分けの時に違うグループの部屋に行ってしまい、大笑いされてしまいました。

ま、いつものことですよ…



僕が粗忽者であることは置いておいて、本題に戻ります。

討論自体はグダグダの討論になっていないものでした。しかし、二点気にかかることがありました。

一点目は「自分が嫌なことは他の人にはしてはならない」という主旨のこと。

二点目は「左利きの人を『ぎっちょ』と言ってはいけない」という主旨のこと。



一点目の内容については、ほとんどの人が成長していく上で耳にする事柄であり、実行するべき常識として認められています。

しかしながら、世間一般の常識として認知されているにも関わらず、差別はなくなりません。

「はてはて、どうしてかなぁ?」と、頭を捻っておりました。



二点目の内容についてですが、僕はこの話を聞いて…

「『ぎっちょ』って、言ってはダメなんだぁ。そういや、どこかで聞いたことがある気がするなぁ…、そんな話を。」と、思いました。

相手が言われて不快になるかもしれない言葉と知らなかった訳です、今まで。



この二つのことを聞いて、浮かんだ考えは…

「自分自身で経験してないことは、嫌かどうかわからないため、他の人に対して平気でしてしまうんじゃないかなぁ…」ということ。

僕は『ぎっちょ』と言われたことがないため、『ぎっちょ』と言われた不快感を知りません。

ですから、相手が不快に感じると思わずに人に『ぎっちょ』と平気で言っていたかもしれません。

ここで、必要になってくるのは『ぎっちょ』という言葉がマイナスの意味をもつという『知識』と、その知識に基づいて「自分が言われたなら…」と相手の立場に自分を置くことができる『想像力』だと思います。

『知識』だけでもダメ、『想像力』だけでもダメなのです。



同様のことが、同和問題にも言えるのではないでしょうか?

自分自身が経験していないことを、正確かつ豊富な『知識』を基に、豊かな『想像力』によって、リアルに経験したかのように感じることを求められているのです。

それを、社会全体で実現できたならば…



ハードルはたっっかいなぁ…


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