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先日、姉と電話した。「お互い、自分を表現してないね。」と嘆き合った。と、いうことで始めたブログです。

お布施?

2006-03-02 22:13:30 | 青い春
こんな手紙が来たら、あなたならどうします?

明らかに、100円均一で購入したようなお布施用のし袋…

それを郵便封筒にするなんて…

しかも、『お布施?』って、クエスチョンマークついているんですけど…

差出人本人にも確信がないっていうことなのでしょうか?



この手紙、大学1回生のときに高校の後輩Mから届いた手紙です。

裏に、「届くかどうか不安…、届いたら連絡くれ!!」って書いてありました。

不安なら、こんな冒険しないでおこうよ…



郵便局の人…

どう思ったでしょうか?

僕なら、大爆笑です!!

きっと、その日の家族の食卓の話題に挙がったことでしょうね。



メール時代の今だからこそ、もう一度手紙の価値を見直したいものです…

この『お布施?』手紙のように、いろんな工夫もできますしね。

どうです?

あなたも、誰かに手紙を書いてみませんか?





まぁ…

この手紙は工夫しすぎですけどね…


「いい加減、○×△○×△はやめてください!!」

2006-02-24 23:09:50 | 青い春
今日のエピソードはすこうし汚いです…

ですので、画像だけでも爽やかなものを…



あれは、僕が大学1回生の学祭のことでした…

その日、昼間は学祭に参加し、夜は九時くらいまで居酒屋でバイトをすることになっていました。

さらに、翌日にある部活のイベントで3人分のお弁当を作らなくてはならなかったのです。

お弁当なんてものを作ったことない僕は友人であるTちゃんとたつおさんにお弁当作成を手伝ってもらうようにお願いいたしました。

二人は快く承諾してくれ、僕のバイトが終わるまで大学でお酒を飲んで待っていてくれることになりました。



そして…

予定通り、バイトを終え、Tちゃんとたつおさんを探しに大学構内に向かいました。

すぐに、彼等と連絡がつき、迎えに来てくれたTちゃんと合流したのですが、Tちゃんは僕に会った途端、こうのたまいました…


「おい!minoon、おもしろいもんが見れるぞ!!」


僕は、「『おもしろいもん』って何?」と尋ねたのですが、Tちゃんは、「いいから、来い!来たら、わかるき。」と言って、ちっとも教えてくれません。

仕方ないので、彼について行きました。

学食のある建物の自動ドアを手動で開けて(…要するに力づくね)、中に入って見た光景とは…

数人の学部の先輩たち(たつおさんも含む)が、僕の2つ上の先輩であるA先輩を囲んで飲んでいる場でした。

全然、普通でしょ?

A先輩がズボンもパンツも履いていないこと以外は…



そしてね…

A先輩は、まるで家でテレビを観ているかのように、片肘をついた状態で身体を横たえているのです…

「ここは、あなたの部屋なんか?」と尋ねたくなるくらいのリラックスぶりです。



さらにね…

その格好で、うどん等を入れる発砲スチロール容器におしっこをしていました…

皆の前で…



皆さん、本気で疑ったことありますか?

自分の眼を…

多少疑うことはあってもね、心の奥底では信じているもんですよ…

長年連れ添ってきて、苦楽を共にしてきた水晶体やら瞳孔ですもの。

でもね、この時ばかりはねぇ…

心底、疑っちゃいましたよ…

疑いすぎて、指で眼球を眼孔からほじくり出してしまいたくなりました。



でね、さらに信じられないことにね…

A先輩、飲んじゃってるの…

自分のおしっこを…



僕が、その場に参加したときのA先輩の言葉というと…



「あぁ、minoon。俺、これ11杯目!!」



11杯目?

じゃ、既に10杯飲んじゃったんですか?!

そして、この場にいる皆さんはその10杯飲み干すのをずっと観ていたのですか?

女性もおられますけど…



ことの始まりを尋ねると、その場にいた女性のS先輩の一言が発端だったそうです…

S先輩  「Aさん、自分のおしっこ飲めるよね?」

A先輩  「うん、飲めるよ。」

そのようにして、このショーが始まったそうです。



A先輩はマジシャンがマジックする前にタネも仕掛けもないことを観客に確認させるかのように、うどんの容器に入ったおしっこを皆に見せた後…(もちろん、この時も下半身はすっぽんぽん!)

『クイッ』と飲み干してしまいました。

驚愕です…



その後、A先輩は再びうどんの容器におしっこを溜め始めました。

A先輩の言い分は…

「俺、『ダース達成』したいんだよ!!」

だそうです。

そんな偉業、達成しなくてもいいのに…



僕等はA先輩の『ダース達成』に向けての取り組みを観ていたのですが、僕の隣に座っていたTちゃんが、だんだん不機嫌になってきました。

彼のモラルは、これ以上のA先輩の暴挙を許せなくなったのだと思います。

そして、彼は叫びました…




「Aさん!!
いい加減、1人食物連鎖はやめてください!!」





そうなんです!!

A先輩は1人で食物連鎖の底辺であり、頂点であるのです!!

ミドリムシやミジンコから百獣の王であるライオンまでが地球ぐるみでようやく形成している生態系を、A先輩はその時、彼1人で成立させていたのです!!

大爆笑でした…



ま、Tちゃんの訴えもむなしくA先輩の『ダース達成』が成されてしまいましたが…



今、思い出しても、有り得ない光景でした…

これまで27年間生きてきて、実際に出会った出来事で最も有り得ない光景だったと思います。

でも、あんまり汚いイメージがないのです…

とてつもなく汚い話が、Tちゃんの一言によって、何やら清々しいものになったような気がするのです…

本当に、言葉とは不思議なものですね…



皆さんは、このような『自分の眼を疑うような光景』に出会ったことがありますか?

あったら、是非教えてくださいな…


「うん、旅館!!」

2006-02-23 00:05:50 | 青い春
画像は大学時代の僕の部屋です。

ボロアパートであったため、壁は土壁でした。

まぁ、僕はあんまりそういうことを気にしないのですが…



大学に入ってすぐの頃、『高知の魔物』と皆に畏怖される友人Tちゃんが遊びに来ました。

彼は僕の部屋を見て、

「この部屋、旅館みたいやにゃあ。うん、旅館だ!!」

と、のたまいました。

僕は、その言葉を聞いて

「なにを~!!」

と憤慨し、部屋を旅館雰囲気から変える工夫を思案いたしました…

その思案の結果が画像です!!



僕は当時洋楽雑誌をたくさん所有していましたので、お気に入りのバンドの写真を選りすぐって、壁四面全て隙間なく貼っていくことにしたのです!!

まぁ、その音楽雑誌の写真の合間に『おばけのバーバパパ』のポスターや『アントニオ猪木』の写真や『ムーミン』の絵やらを適当に混ぜたりしていますが…

壁全てが画像のように埋まった時は「やり遂げた…」という気持ちになったものです…

何せ、どうでもいいバンドの写真は一切貼らず、お気に入りのバンドのみ貼ったわけですから…

苦労いたしました…



苦労の甲斐あってか、初めて、僕の部屋を訪れた人は皆一様に驚かれました…

「居心地が良い…」と言ってくださる方もたくさんおられました…

この部屋でどれほどの宴が開かれたことか…

数え切れません!!



こんな部屋になってしまった原因をつくった、Tちゃんの感想はというと…



「うん!!でも、旅館!!」


とのことです…





絶対しばくけんな~!!


それぞれのバレンタインデー

2006-02-15 22:00:58 | 青い春
バレンタインデーは既に過ぎてしまったというのに、「部屋に帰ったら、ポストに本命チョコが入っているかも…、どうしよう!!早く帰らなくちゃ!!」などという無為な想像を逞しくしていたminoonです…

ポストには電気料金請求書しか入っていませんでした…

さてさて、今日は、二つばかし変わったバレンタインデーの過ごし方についてお話いたします。



一話目

バレンタインデーを二、三日過ぎた頃、後輩Tと話をしていたのですが…

後輩T  「minoon先輩、知っとる?」

僕    「何を?」

後輩T  「K先輩(国体に出場するようなスゴイお方です…)なんじゃけど、クリスマスの日に、120mダッシュ×24本のトレーニングを一人でやっとった、っていう話を前したじゃろう?」

僕    「うん、聞いた、聞いた」

後輩T  「K先輩、今度は、バレンタインデーの日に200mダッシュ×14本のトレーニングしたらしいで!!」

僕    「マジで?!すげぇなぁ…」

後輩T  「あの人には一生勝てる気がせんなぁ…」



二話目

僕が大学1回生のバレンタインデーのことでした。

部屋でなにかしらをしていたら、友人Tちゃんが急に訪ねて来て、

「おい!minoon!ハッピーバレンタイン!!チョコ買うて来たぞ!!」

と、のたまって、僕にチョコレートをくれました。

僕としては、大変ビックリです。

男からバレンタインデーにチョコレートをもらうなんて… 

僕     「どうしたん?Tちゃん、これ?誰かから貰った余りとか?」

Tちゃん  「違う、違う。今さっき、そこの店で買うたちや」

僕     「マジで?このバレンタイン当日に?」

Tちゃん  「うん、レジで『包んでください』ってお願いしたちや。確実に、『見栄っ張り』もしくは『寂しい男』と勘違いされたろうなぁ。お~ほっほほほほ!!」

僕     「勇気あるね…。サンキュー」

Tちゃん  「じゃ、帰るきね。」

僕     「えぇ!?あなた、これだけのために来たの?」

Tちゃん  「うん、そう。悪いが?」

僕     「いや、悪くはないけど…」(彼の家は僕のアパートから原付で30分くらいかかります…)

彼は僕の部屋の滞在時間10分足らずで、お家に帰って行きました…

たった10分足らずのために、移動を往復1時間かけたのか…

しかも、このクソ寒い中…




K先輩もTちゃんも『バレンタインデー』を普通と違った楽しみ方ができるユーモアと強さがあるようです…

それにしても、世の中には変わった人がいるものですねぇ…



参考 『それぞれのシングルベル…』


バレンタインデーは何の日?

2006-02-14 22:30:12 | 青い春
こんにちは、バレンタインデーという国民的なお祭りにちっとも参加できていない男、minoonです…

義理チョコをいただきました…

でも、いろんな意味でギリギリです…

僕の心の空虚さとかね…



さてさて、バレンタインデーにちなんだエピソードを一つ…

大学3回生くらいであったと思います。

バレンタインデーも間近に迫り、世の中からもな~んとなくカカオの香りが漂ってきているような気がする季節のことでした…

ま、当時も、そのお祭りに参加することはなかったのですがね。(つーか、参加拒否くらってました)

部活の後輩であるKと部屋でダラダラしていたところ…(コイツとは、このシチェーションが多いのは何故なんだろう?)


後輩K  「minoonさん、『バレンタインデー』って何の日か知ってます?」

僕    「うん?え~と、女性が好きな男性にチョコレートをプレゼントする日やろ?海外では『女性から男性へ』とかの制限はないらしいよね。スヌーピーの4コマ(『Peanuts』のこと)で読んだことがあるよ。そもそもは、どっかの聖人の名前とか島の名前だとか…、っつー話を聞いたことがあるなぁ…」

後輩K  「…普通そうですよねぇ。」

僕    「他に何かあるん?」

後輩K  「minoonさん、僕ね~、ずっと『バレンタインデー』って、イエス・キリストをつくる日だと思っていたんです…」

僕    「はい?意味がわからんぞ。」

後輩K  「ほら、2月14日から十月十日加えると…」

僕    「え…?あっ!!12月24日じゃ!!」

後輩K  「そうなんですよ。だから、ずーっと、そう思ってたんですよね~。ほら?同じキリスト教系のイベントですし…」

僕    「そう言われたら、そうやなぁ…。聖母マリアの処女受胎の日は2月14日やったんやろうなぁ…」



それ以来、僕に頭の中からは、『バレンタインデーは、聖母マリアがイエス・キリストを受胎した日』という概念が離れません…

それを感謝する日…

それでも良い気がするなぁ…




後輩Kよ…

やっぱり、お前は恐ろしいよ…


見てないよ!僕、何も見てないよ!!

2006-02-13 00:38:35 | 青い春
皆様、お元気でしょうか?

『モータサイクル ダイアリー』という映画を観て、自分の人生を考え直させられたminoonです…

中南米に行ってみたいです…



さてさて、昨日に続き、失神の話題について…

2回目の失神は大学4回生の時でした。



ある陸上の大会で、僕は10000mに出場いたしました。

その日は大変暑い日で、陸上競技場内部の気温は相当なものでした…

10000mって、あのクソ長い400mトラックを25周もするんですよ!!

まったくもって、キチガイじみていますよねぇ…

それだけ気温が高い中のレースなので、もちろん給水所も設けてありました。

ただ、インレーンではなくアウトレーンにその給水所は設けてあったのです。

当然、給水するためにはいくらかの距離のロスがあるわけですね。

僕はそのロスを「もったいない!!」と考え、給水をまったくしませんでした…



御陰様で…



『脱水症状』ってやつになっちゃいました。えへ


20周くらいから、記憶ないんですよね~

でも、よれよれになりながら走り続けたそうです。

その頃には、まっすぐには走れなくなっているわけですよ。

でね、時々1レーンより内側のフィールドの領域に足を踏み込んでしまっちゃってたらしいんです。

陸上競技のルールに『3歩以上、1レーンより内側を走ったら失格になる』という条項があるそうです。(僕も陸連審判員資格持ってるけど、全然知らんのは何でやろう?)

確実に、3歩以上内側を走ってしまったシーンがあったそうです…

そのシーンに出くわした審判員は後輩T(当時3回生)と後輩K(当時2回生)でした。


後輩K  「Tさん…、今、minoonさん、3歩以上、内側走りましたよね…?」



後輩T  「見てないよ!僕、何も見てないよ!!」



後輩Tの厚い温情と即座にそれを理解した後輩Kにより、僕は失格することなしにゴールいたしました。

そして、ゴールすると同時に倒れこみ、失神してしまい、担架で医務室に運び込まれたのです。



気がついたら医務室の天井が視界に入りました。

すっごい苦しかった憶えがあります…

皆に心配をかけたなぁ…



皆さ~ん、走るときの給水は大事ですよ~

水分摂取しなかったら、僕みたいになっちゃいますよ~

ジョギング30分前にカフェインを摂取すると、体脂肪燃焼率が上がるそうですよ~


『パタリロ!』か?!

2006-02-12 12:01:42 | 青い春

え~と、突然ですが、皆さんは失神したことはありますか?

僕は2回あります…

今日は、その1回目の失神についてお話したいと思います…



あれは、高校1年生のことでした。

僕が通っていた高校は近隣では有名な進学校で、テスト期間中には部活がお休みになって勉強をしなくてはなりませんでした。

そのテスト期間中の放課後、元気を持て余していた僕は友人の勉強を邪魔するのが常であったような気がいたします…

その日は、「シトシト」と雨が降っていました。

僕はクラスの女の子のノートにこっそり落書きをしていたのですが、それがバレてしまい、その女の子に

「ノート返してよ~」

と叱られたのですが、僕はそのノートを持って教室から飛び出し廊下を走って逃げました。

「へへ~ん、バ~カ!」

とか言いながら…

前述もいたしましたが、その日は雨が降っており、廊下は湿気で滑りやすくなっていました。

そうなんです…

やっちゃったんです…



『滑って、転んで、失神…』っていうアニメの主題歌でしか聞いたことがないようなことを…



気づいたら、教室の机を並べて作った簡易ベッドの上に友人の座布団を枕にして寝かされていました。

気がついてからの第一声は、

「今、何時間目?」

でした。軽い記憶喪失ですね。

周りの友人たちは

「やばい!!」

と思ったそうです。



その後、体育の先生に病院に連れて行かれて精密検査を受けました。

当然、親が病院に迎えに来ます。

病院でも家でも両親に質問されて答えれないことがありました…


父親  「何で、失神したんなら?」

僕   「いや…、廊下を走ってて…」

父親  「何で、廊下を走っとたんなら?」

僕   「いや…、何となく…」


まさか、どんなに僕が阿呆だからといっても、「クラスの女子のノートを落書きして、そのノートを奪って逃げてたら、滑って、転んで、失神した!!」な~んて、言えませんよねぇ…



翌日、皆に心配かけてはいけないと、軽く頭痛がするも無理して学校に行きました…

ものすごく、恥ずかしかったですけれども…



皆さ~ん、クラスの女の子のノートにイタズラして走って逃げたりしたらダメですよ~

きっと、痛い目に遭いますから…



「俺、家賃1万2千円!!」

2006-02-11 20:56:48 | 青い春
こんばんわ!!

久しぶりに40分程ジョッグしたら左膝裏あたりに違和感を感じるminoonです。

確実に衰えている…



さてさて、先日、僕が部屋にカギをかけて、駐車場に向かおうとした際のことです。

通りがかりの女子高生たちが、僕の現在住んでいるアパートを見て、こうのたまいました…

「うわー、こんなマンションに住みた~い!!」

僕はそれを聞いて…

「待て、コラ~!!」

と、その女子高生をとっ捕まえて、

「五年早いわ!!」

と、小一時間説教してしまいそうになりました。



なにせ、僕は大学時代、とんでもないボロアパートに住んでいましたから…

どれくらいボロかと言うと…


①建物が傾いていて、窓がちゃんと閉まらない

②トイレ、お風呂はもちろん共同

③2階に上がる鉄の階段は錆び過ぎていて、いつ壊れるかビクビク

④壁が薄すぎて、音は筒抜け

⑤壁が薄すぎて、冬には寒さが染み入ってきて、観葉植物が全滅する


と、いった感じです。

特に④、⑤については、ひどいものでした…

なにせ、隣の部屋と仕切っている壁をよくよく見てみると、画像のようなコンセントが半分壁に埋まっていましたから。

要するに、もともと一つの部屋であったものを大家さんの都合で、後から薄い壁で二つの部屋にしてしまっていたのです!!

そりゃ、筒抜けですよ…



良い点もあります!!


①家賃は駐車場代込みで1万2千円!!共益費、電気代込みでも1万7千円くらい!!

②ゴミは指定の場所に出しておけば、大家さんが処理してくれる!!

③井戸水なので、水代無料!!

④アパートの暗黙の了解で、どれだけ騒いでもクレームが出ない!!


特に④は魅力的でした…

どれ程の宴があのアパートで開かれたことか…



まぁ、そんなこんなで大変居心地の良い住居であったわけですが、教育実習で衝撃的な出来事に出くわしました…

実習生の控え室で、次の授業の準備をしていたときのことでした。

同じ実習生であったOさんとDさんが、目の前でこんな会話をしていたのです…


Oさん  「私、駐車場代1万5千円もするの…。まぁ、仕方ないけど…」

Dさん  「やっぱり、神戸は高いね~。私、松山だから8千円で済んでるわよ」

Oさん  「8千円かぁ…、いいなぁ~」


その会話に加わり、



「俺、家賃1万2千円!!
 しかも、駐車場代込み!!」



とは言えませんでした…

何て弱い男なんだ…



教育実習が終わり、このエピソードを後輩Kに話したところ、後輩Kは死ぬ程嬉しそうな顔で、こうのたまいました…


「minoonさん、あんたぁ、神戸の駐車場でテント張って暮らしてるのと同じなんですよ!!あ~はっはははは!!」


僕としても、後輩Kの言うことに納得せざるを得ない訳ですが、


「Kよ…、あなたも同じアパートに住んでるのだから、立場は一緒なのだよ…」


とも思うわけです…




あぁ!!懐かしきあの青春の日々よ!!





ゴメン、ゴメン…

今も十分過ぎるほど青春の日々じゃわ…


『中庸』

2006-02-09 22:53:36 | 青い春
こんにちは!!

昨日、お酒飲みすぎて、体調の悪いminoonです…



今日は、教育実習の話をいたしたいと思います。

僕は先生になりたかったわけではなく、司書教諭の資格が欲しかったので教員資格を取得いたしました。

教育実習は、地元の高校に『倫理』の先生として行くことになりました。

そして、生まれて初めての授業はアリストテレスについてでした…

僕は常々、「『倫理』なんて、受験にも使わない科目であるし、『退屈』っていうイメージがあるけど、身近に応用できる理念でいっぱい溢れている。その『退屈』っていうイメージのある『倫理』を少しでも楽しい授業をして、記憶の隅にとどめてもらいたいなぁ…」と、考えていました。

その考えのもとに指導案は作成いたしました…

以下は僕が受け持ったクラスで行った授業の一部です。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


はい!アリストテレスは『中庸』ということについても述べています。

この『中庸』という理念ですが、簡単に述べれば「真ん中くらいが一番良い」という考え方です。

『勇気』ということで考えるならば、少なすぎれば『臆病』となり、多すぎれば『無謀』となります。

『勇気』がほどほどの真ん中くらいで、初めて『勇敢』という美徳に成りえるのです。

身近な例で考えてみましょう。



(廊下を指差して)その廊下に、ものすごい綺麗な人が通ったとします。


『ドッキ~ン』と一目惚れ!!(手で心臓が飛び出るジェスチャーを激しく行う)


「どうしよう?どうしよう?」ということになるのですが、ま、「どうしよう?」も何も、告白しかないのですがね。



ここで『勇気』が多すぎる状態である『無謀』であったならば…

出会った途端、彼女に「ツカツカ」と近づいて行って、「好きだ!!大好きだ!!」と言って、唇を奪います!!

これでは、うまくいきません…



これが『勇気』が少なすぎる状態である『臆病』であったならば…

何もできずに、枕を涙で濡らします…、シクシクと…



ここで『勇気』がほどほどの真ん中くらいの状態である『勇敢』であったならば…

下調べをして、さりげなく近づいて、幾度か一緒に遊びに行って、頃合を見計らって告白して、上手くいきます!!



これが『中庸』という理念なのです!!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



この授業を1年生の9クラスくらいに行いました。

御陰様で、廊下を歩いていたら、


生徒 「あっ!!『ドッキ~ン』の先生じゃ~。先生、『ドッキ~ン』やって、やって!!」

僕  「はい、『ドッキ~ン』、『ドッキ~ン』、はよ、教室に戻りなさいな。チャイム鳴るで」


とか、


生徒 「あっ!!『倫理』!!さようなら~」

僕  「『倫理の先生』じゃろ?『先生』を省略しないように!!はい、さようなら~」


といったやりとりをするほど人気者になりました。

成績は可やったけど…






皆さん…

可愛い人がいたからといって…

決して…

出会ったその日のうちに唇を奪ったりしてはいけませんよ…

それは『勇敢』ではなく『無謀』と言うのですから…


「女を口説くには…」

2006-01-20 21:25:36 | 青い春
先日、久しぶりに吉野家で牛丼を食べました。

なかなかにおいしかったです。

今日は、吉野家で思い出したエピソードを…



当時、僕は高知で就職浪人中でした…

ある時、友人のたつおさん、Mちゃん、『歩くカルチュー』という異名を持つ1つ上の先輩であるI 田さんの4人でお酒を飲むことになりました。

なかなかに楽しい宴で、I 田さんが、その異名どおりカルピスチューハイをガンガン飲んでいました…

I 田さんは、ジョッキの『カルチュー』を空けると必ず、

「minoon、たつおさん!!俺、(ジョッキを)空けたき、お前らも空けろ!!」と、のたまいます。

そんな感じでハイペースな飲み会になってしまい、僕は早々に潰れて、お店で眠ってしまいました…



しばらくして、目を覚ましてみれば…

なんと!!なんと!!『歩くカルチュー』が隣のテーブルに陣取っている見知らぬグループのやばそうな金髪クンの髪を掴んで引っ張っているではありませんか!!

あまりの驚きに眠気なんて、吹っ飛んでしまいました!!

詳しい経緯は憶えていませんが、I 田さんと隣のテーブルの5,6人のグループとの間に諍いが生じ、しこたま酔っていたI 田さんが手を出した、ということらしいです…

僕やたつおさんは、I 田さんを止め、隣のグループに謝罪いたしました。

その間、ベロンベロンのI 田さんは、Mちゃんに如何にI 田さん自身が理不尽な振る舞いをしたかを懇々と諭され、後ほど、

「ごめんなさい!!」

と、小学生のように謝っていました。



そのようにして、諍いは事なきを得たのですが、隣のグループと話すうちに彼らと仲良くなってしまいました!!(よくあることです…)

いろいろ話していると、彼らは高校生であることが判明!!

何故に、高校生が居酒屋で酒飲んでるんだ?

やはり高知だからでしょうか?



僕とたつおさんはすっかり、その高校生と仲良くなってしまいましたが、やはり一度諍いを起こしたI 田さんと彼らを一緒の空間にいさせるのはどうか、ということになり、2次会に移動することになりました。

MちゃんとI 田さんに先に2次会の場所に向かってもらい、僕らは精算をしようとしたのですが、高校生たちもお開きのようで(場所変えた意味ないじゃん!!)、出口で一緒になりました。

その出口で、たつおさんが彼らに「牛丼を食いに行こう!!」と言い出し、前の通りにある吉野家へ行くことになってしまいました。

僕は牛丼を食べるほど、お腹に余裕がなかったので、「外で待っとくわ」と言うと、高校生の一人が「俺も、そんなに腹減ってないからいいや」とのたまいます。

そして、その高校生と二人で吉野家の前で、いろいろ話をしたのですが、大変興味深い話を聞かせてくれました…



高校生  「minoonくんな、女を口説くには、如何に相手に自分のことを考えさせるかが大事なんで!!」

僕    「へぇ、そうなん?でも、どうやって?」

高校生  「たとえばな、学校で『今日、夜7時くらいに電話するき』って言うんよ。でも、わざと、7時に電話せずに9時とかに電話するんよ。」

僕    「えっ?なんで、また…?」

高校生  「そしたら、相手は『7時に電話する、って言ってたのに、全然かかってこないなぁ…、何かあったのかしら?』とか『今、何やっているかしら?』とか思うわけよ!!」

僕    「そりゃ、思うやろなぁ…」

高校生  「相手は電話を待っている間、俺のことをいろいろ考えるだろ?相手が俺の電話を待っている、その二時間は俺のものなんだよ!!」

僕    「ほほ~う。でも、相手は待たされて怒ったりしないの?」

高校生  「それは、『親の手伝いしてた、ゴメン』(このへんはやっぱり高校生ですね…)とか言って許してもらうんよ。『親の手伝いしてた』って言って怒る奴はいないよ。」

僕    「なるほど、なるほど…。」

高校生  「それを、3、4回も実行すれば、相手はすっかり俺のものよ…」


僕は彼の話にすっかり感心してしまい、「今度、僕もこの手を使ってみよう!!」と固く心に誓いました…



そうこうするうちに、たつおさんたちも牛丼を食べ終え、店から出てきました。

そして、その高校生たちとお別れしました…

その後、I 田さんとMちゃんと合流し、カラオケに行きました。



そして、数日後、『高知の魔物』であるTちゃんと会う機会がありました…

僕は、吉野家の前で高校生に聞いた話をTちゃんに話し、


「すげぇよなぁ…、最近の高校生はいろいろ考えとるで。今度、俺も、この手使ってみるつもりなんじゃけど…」


と、のたまったところ、Tちゃんは、「ふんっ」と鼻で笑った後、





「約束は守れ!!!」


と、僕を一喝いたしました。



確かに!!

男女の関係の前に、人として約束は守らなくては…

Tちゃん!!あなたは人として、まっとうに生きているよ!!



というわけで、未だ、僕はこの手を使ったことはありません。

…ただ、たま~に思うのです。

『男女のかけひき』より、『人としてのまっとうさ』を選択した僕ら二人とも…

『27歳独身彼女なし!!』ですよねぇ…