さてさて、前日しこたま飲み、夜更かししていた僕らは泥のように眠りこけていたのですが、たつおさんとTちゃんの訪問で目を覚ましました。
彼らの第一声は、「おい!!おまえら置いて行くな!!」でした。
前日の後輩Kとほとんど一緒ですね…
起きてみると、Tちゃんの顔は未だ落書きだらけでした。
ひとしきり僕らは談笑いたしました…
Tちゃんが『チャッピー』という所々に赤いパーツを使用した自分の原付(彼の身体には不釣合いな…)を指差して、
「これは、『赤い彗星』だ!!」
と断言しており、その言葉に「マジっスか!?」と後輩達が笑っていたのを憶えています。
そして、たつおさんとTちゃんが帰ることになりました。
ここで、僕らはビックリ仰天いたしました。
Tちゃんが、顔の落書きを落とすことなく帰ろうとするではありませんか!!(彼のヘルメットはハーフメットで顔が丸出しです)
僕が、「Tちゃん、顔洗わんでいいの?」と尋ねたところ…
「これで帰った方がええがやろ!?」
と、彼はのたまいます。
そして、本当に落書きだらけの顔で「ブブーン」と原付に乗って帰ってしまいました。(信号待ちしていたら、横に付けられた車の人にマジマジと落書だらけの顔を見られたそうです。「さすがに気まずかった」と、彼は後に話してくれました。)
この時点で、後輩達のTちゃんの評価は『酒豪』ではなく『豪傑』に変わっていました…
その後、後輩M、T、Kを駅まで見送り、彼らはバスで帰って行きました。
本当に本当に、彼らの高知上陸はとんでもないものでした…
ここで後日、判明したことを箇条書きいたしますね。
※Tちゃんが次に会った時に、「おい、minoon。Kに最初に会った時に『お近づきのしるしです!!』言うて、四千円くれたがやけど、やっぱ受け取れんから返しといて。」と言ってきました。
Tちゃん…。そんなの受け取らないでくださいよ…
※帰りのバスの中で後輩Tが限りなく憂鬱な顔していたので、後輩Mが「Tっけん、どうしたん?」と尋ねたところ、「いやな、Mちゃん。親に『高知に行く』って言うたら、『何で、こんな大事な時期に!?』(僕らの高校は近隣では有名な進学高でした。さらに彼らは受験生であり、その時丁度中間テストか期末テストの直前であったのです。)って、猛反対されたから、『高知に行きます』っていう書置きだけ残して、黙って来てしもうたんじゃ…。家に帰ったら何言われるかと思うと…」と教えてくれたそうです。
後輩Tよ…。そこまでしなくても…
※後日、後輩Mの手紙に「高知で強打した膝を一応病院で診てもらったら、出てはいけない物質が出ていて、『精密検査受けなさい』って言われた!!マジ、やばい!!」と書いてありました。帰省した際に、そのことを尋ねたところ、Mは「え?精密検査?行くわけないがん!!」と言っておりました…
後輩Mよ…。そこは行こうよ…
※彼らは「もう二度と高知に来ないから!!」と大暴れいたしましたが、まさか、そのうち後輩Tが高知大を受験し、後日、僕の部屋の隣に住むことになろうとは…
このときには誰も思っていませんでした…
そして…
その後、高知にてTちゃんという『豪傑』に出会った後輩M、T、Kは地元にて、
「高知にはとんでもない『豪傑』がいる!!」と、噂いたしました。
その噂は噂を呼び、高知より遠く離れた土地でとんでもないことになってしまったようです…
後日、後輩Mから僕宛てに手紙が届きました。
その手紙を開封してみると…
『高知の魔物』という、Mが描いたのTちゃんの似顔絵(?)が同封されていたのです!!

この『高知の魔物』、何やら片手で人の頭を握りつぶしております!!
さらに、何やらナマズのような髭が生えております!!
しかも、かなりTちゃんに似ています!!
しばらくすると、後輩Mから再び手紙が届きました。
その手紙を開封してみると…
『KING OF MONSTER』という、Mが描いたTちゃんの似顔絵(?)が同封されていました!!

この『KING OF MONSTER』、何やら片腕がフック船長のような鉤になっております!!
さらに、小さく『腹が減ったの図』と書いてあり、鯨をまるまる一匹要求しております!!(高知ならではの心温まるお話ですね…)
しかも、表題を見る限り『魔物の王様』になっております!!
しかし、ちっともTちゃんに似ていません!!
僕の地元では、誰に聞いても、
「『高知の魔物』?あぁ、Tちゃんのことでしょ?そんなの、幼稚園生でも知っているよ!!」
と言われるほど、有名になってしまいました。
Tちゃんは高知より遠く離れた僕の地元で『豪傑』ではなく、『高知の魔物』として伝説となったのです…
そう!!まさしく、これこそが…
『そして伝説へ…』
彼らの第一声は、「おい!!おまえら置いて行くな!!」でした。
前日の後輩Kとほとんど一緒ですね…
起きてみると、Tちゃんの顔は未だ落書きだらけでした。
ひとしきり僕らは談笑いたしました…
Tちゃんが『チャッピー』という所々に赤いパーツを使用した自分の原付(彼の身体には不釣合いな…)を指差して、
「これは、『赤い彗星』だ!!」
と断言しており、その言葉に「マジっスか!?」と後輩達が笑っていたのを憶えています。
そして、たつおさんとTちゃんが帰ることになりました。
ここで、僕らはビックリ仰天いたしました。
Tちゃんが、顔の落書きを落とすことなく帰ろうとするではありませんか!!(彼のヘルメットはハーフメットで顔が丸出しです)
僕が、「Tちゃん、顔洗わんでいいの?」と尋ねたところ…
「これで帰った方がええがやろ!?」
と、彼はのたまいます。
そして、本当に落書きだらけの顔で「ブブーン」と原付に乗って帰ってしまいました。(信号待ちしていたら、横に付けられた車の人にマジマジと落書だらけの顔を見られたそうです。「さすがに気まずかった」と、彼は後に話してくれました。)
この時点で、後輩達のTちゃんの評価は『酒豪』ではなく『豪傑』に変わっていました…
その後、後輩M、T、Kを駅まで見送り、彼らはバスで帰って行きました。
本当に本当に、彼らの高知上陸はとんでもないものでした…
ここで後日、判明したことを箇条書きいたしますね。
※Tちゃんが次に会った時に、「おい、minoon。Kに最初に会った時に『お近づきのしるしです!!』言うて、四千円くれたがやけど、やっぱ受け取れんから返しといて。」と言ってきました。
Tちゃん…。そんなの受け取らないでくださいよ…
※帰りのバスの中で後輩Tが限りなく憂鬱な顔していたので、後輩Mが「Tっけん、どうしたん?」と尋ねたところ、「いやな、Mちゃん。親に『高知に行く』って言うたら、『何で、こんな大事な時期に!?』(僕らの高校は近隣では有名な進学高でした。さらに彼らは受験生であり、その時丁度中間テストか期末テストの直前であったのです。)って、猛反対されたから、『高知に行きます』っていう書置きだけ残して、黙って来てしもうたんじゃ…。家に帰ったら何言われるかと思うと…」と教えてくれたそうです。
後輩Tよ…。そこまでしなくても…
※後日、後輩Mの手紙に「高知で強打した膝を一応病院で診てもらったら、出てはいけない物質が出ていて、『精密検査受けなさい』って言われた!!マジ、やばい!!」と書いてありました。帰省した際に、そのことを尋ねたところ、Mは「え?精密検査?行くわけないがん!!」と言っておりました…
後輩Mよ…。そこは行こうよ…
※彼らは「もう二度と高知に来ないから!!」と大暴れいたしましたが、まさか、そのうち後輩Tが高知大を受験し、後日、僕の部屋の隣に住むことになろうとは…
このときには誰も思っていませんでした…
そして…
その後、高知にてTちゃんという『豪傑』に出会った後輩M、T、Kは地元にて、
「高知にはとんでもない『豪傑』がいる!!」と、噂いたしました。
その噂は噂を呼び、高知より遠く離れた土地でとんでもないことになってしまったようです…
後日、後輩Mから僕宛てに手紙が届きました。
その手紙を開封してみると…
『高知の魔物』という、Mが描いたのTちゃんの似顔絵(?)が同封されていたのです!!

この『高知の魔物』、何やら片手で人の頭を握りつぶしております!!
さらに、何やらナマズのような髭が生えております!!
しかも、かなりTちゃんに似ています!!
しばらくすると、後輩Mから再び手紙が届きました。
その手紙を開封してみると…
『KING OF MONSTER』という、Mが描いたTちゃんの似顔絵(?)が同封されていました!!

この『KING OF MONSTER』、何やら片腕がフック船長のような鉤になっております!!
さらに、小さく『腹が減ったの図』と書いてあり、鯨をまるまる一匹要求しております!!(高知ならではの心温まるお話ですね…)
しかも、表題を見る限り『魔物の王様』になっております!!
しかし、ちっともTちゃんに似ていません!!
僕の地元では、誰に聞いても、
「『高知の魔物』?あぁ、Tちゃんのことでしょ?そんなの、幼稚園生でも知っているよ!!」
と言われるほど、有名になってしまいました。
Tちゃんは高知より遠く離れた僕の地元で『豪傑』ではなく、『高知の魔物』として伝説となったのです…
そう!!まさしく、これこそが…
『そして伝説へ…』