『ｉｃｈｉｉ島』物語⑤エシャロット～続編

エシャロットショックのその後…





そして月日は過ぎていった。
スーパーに行くと、やっぱり私にはエシャロットが目に留まる。

ある時、明らかに良い色の葉が、たたんでビニール包装してあった。
（この時の私、もうウキウキです。これをつまみに、美味しいワインを飲むぞ～）
ハイテンションで袋を開けると…
　　　　
　　　　・
　　　　・
　　　　・





　なんで牛が食べるような牧草がご丁寧に巻いてあるんですか？
　　　　　……せめて人が食べられるものにして下さい。


　　　　　　………あまりのショックに開いた口が塞がらない。


でもね、私は思い出した。『ichii島』のことをさ。

お～～～、
ちゃ～んと生えてるじゃん、緑の葉っぱのエシャロット！
勿論、ほくほく顔で、美味しいワインと一緒にいただきました。
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　幸せを運ぶ『ichii島』…　ありがとう！　


（『ichii島』エシャロットの絵　2007-11-15をご覧下さい。）


　

　　

『ＣＯＬＯＲＳ』に訪問して下さる皆さんにご挨拶～①

『COLORS』を覗いて下さっている皆様、ありがとうございます。
思った以上にたくさんの方が訪問して下さっていて、驚き、感謝しています。

シャイな私は、
自分本位にひっそり控え目にヒトリゴトの世界を作っていますが、
近頃、あまりに意味不明な『ichii（いちい）』というハンドルネームや
カテゴリー名について、疑問を抱かせているようだと
風の噂が心に届いたので、このページでお伝えしようと思います。


ichii（いちい）について　　　　　　　　　　…ヨーイ、ドン！じゃないよ

　　　　

一位（いちい） 　　　　科名：イチイ科　イチイ属　
　　　　　　　　　　　　　学名：Taxus　　Cuspidata
　　　　　　　　別名：アララギ，（他に、おんこ（語源はアイヌ語）、しゃくのき、
　　　　　　　　　、　　　　　　　きゃらぼく　などがあります。）
花期：春。秋になると赤い実がなる。

　北海道から九州まで分布している
　　山地に自生する常緑小高木です。
　　　　　いちいの変種であるキャラボク(伽羅木）は
寺院などの庭木に植えられます。
　　　　和名は、この木で
「シャク（束帯のとき右手に持つ薄い板。
神主なども　使う）」を作ったことから、
階位一位にちなむとのこと。
　　　　
　　　他に、年輪が非常に細かく、
樹皮の内側約１センチほどに
「白太（しらた）」と呼ばれる白い部分と、
芯までの「赤太（あかた）」と呼ばれる部分があり、
そのの対比が美しい。
年月と共に色合いが濃くなり光沢もまして
木目の味わいも深く美しくなることから、
一位一刀彫彫刻や、伝統工芸品などに使われる銘木です。


私にとってイチイとは…
木材に触れる環境で生まれ育ち、
生垣にイチイが植わっていたこともあり、
幼い頃から馴染みの深い愛着のある植物です。


　　　　　　　　　　　　

と、いうのがハンドルネームの由来です。
　　　読んでくれてありがとうネ。　　　　

　　　　　

『ichii島』物語⑤エシャロット

今年のマイブームの中に、エシャロットの生ハム巻きがある。

葱のような見た目（かなりミニチュア）に、
玉葱のようなシャキシャキした食感で、さほど辛くはない。
が、白い球根部分はやっぱりそれなりに辛い。
どちらかというと緑色の葉の部分が甘みがあって、私は好きです。

ところがスーパーに行っても、季節的な影響があるのか、
緑の葉付きのモノはなかなか見つからない。
初めて食べたのが春頃だったかは定かじゃないが、
あの時は確かに10センチ以上の緑＆茶褐色の葉があった。
そう、美味しかったんですよ。

だからついついスーパーで見つけると買うのです。
「あっ、葉っぱが付いてる！」って。

ところが、いざ食べようと袋から出すと、
………葉っぱ付いてないじゃん！
緑の葉っぱに見えたのは単に緑色の紙。
（中国で緑化と称して、山を緑のペンキで塗ったという呆れた話があったが…。）………有り得ない、私にとってはかなりのショック。

毎度毎度、よく見て買うのだが、
かなりの高確率で騙されるのです。
どんだけ私、おバカさ。だけどホント判りにくいんです。

いい加減、騙されるのにも限界がある。
そこで私は閃いた！


ぅふふ、食べるときに切り落とした根っこの部分を
『ichii島』に放り込んじゃOｈ～！




（『ichii島』物語⑤エシャロットの絵　2007-11-15をご覧下さい。）

 

 

GLASSY ROAD （歌詞&イラスト）

GLASSY　ROAD


夕暮れを濡らすように
１時間前から降り出した雨…
通りの人影が行く当ても無く追いたてられて行く


左ハンドルの向うには
もうすぐ海が見える頃
水平線の高さまで窓を下ろしてみたけれど…



GLASSY　ROAD　

潮の香りは透明に近くて
いつしか懐かしさも薄れてゆくまま…

雨はまだ止みそうになかった





すれ違う車の波が
銀色のラインを乱して過ぎる
遥かに漂う闇はどこまでも果てしなく広がる


想い出を葬ったあの日も
こんな寂しそうな雨の日だった
人を恨んではいけないと自分を恨んでいるうちに…


GRASSY　ROAD

本当の私は雨に濡れた海
ガラスに映る私はシネマフィルムの映像

やっと今そのわけがわかった

歌詞＆イラスト。
昔、アマチュアバンドで某ライブハウスで演奏した曲。
 

　　　

『ichii島』物語②葡萄の絵～鎌を持つ住人の卵

黒い住人に引き続き、なんと、あの恐ろしい鎌を持つ住人の卵を発見！
って、このブログは案外、小学生の生き物観察にうってつけかも…。






３匹の黒い住人の他に、鎌を持つ住人の卵もふえた。
不毛の地だった（？）『ichii島』も、随分と賑やかになってきた。
卵が孵化して、１匹前に鎌を振り回した小さい住人が、
わんさか現れるのを楽しみにして
（ぶるぶるｗ～怖いもの見たさです）、観察していきます。


鎌を持つ住人の卵、どこにあるかわかるかなぁ。　　　　　　　　


（『ichii島』物語②葡萄２００７‐１１‐０７をご覧下さい。）
（『ichii島』物語②葡萄～続編　２００７‐１１‐０８をご覧下さい。）

『ichii島』物語①シークワーサーの絵～黒い住人

秋だというのに、未だに３匹の黒い住人がお住まい中です。

シークワーサーの新芽を平らげてくれる、３匹の黒い住人です。
毎日見てると愛着がわいてきて、なんだか可愛い気がしてきます。

木枯らしが吹く前に蛹になれるんだろうか？
この調子だと越冬蛹になるんだろうな。


　　　　　　（『ichii島』物語①シークワーサー　２００７-１１-０６をご覧下さい。）
　　　　　　（『ichii島』物語①シークワーサー～続編　２００７‐１１‐０６をご覧下さい。）

『ichii島』物語④パプリカ～続編

何ヶ月かして、
パプリカが生えてきた。


青々と葉を茂らせ、
白い可憐な花を咲かせると、
やがて実をつけた。

実は大きく膨れて
少しずつ色づいていった。

　　赤かな？、

　　　オレンヂかな？、

　　　黄色かな？、
　　・
　　・
　　・







　　　　　　………って、よりによって黒……　
　

あの色の付いてなかった緑のパプリカは黒だったようです。

　　（でも赤いのもあったけどね。）



（『ichii島』物語④パプリカの絵　2007-11-14をご覧下さい。）

 

『ｉｃｈｉｉ島』物語④パプリカ

夏のある日、田舎から宅急便が届いた。
（お絵かきツール絵デビュー！初めてにしてはichiiさん上出来き？）



箱を開けると、もぎたて野菜の匂いが広がり、
新鮮なきゅうり、トマト、ピーマンがたっぷり入っていた。
（俗に言うカラーピーマン）
赤、オレンジ、黄色、まだ色の付いてない緑のやつとか。

サラダにしたり、スープにしたりして食べた。
パプリカは朝のチーズトーストのトッピングにもよく使った。
玉葱のみじん切りなんかも散らして、バジルも散らして。
彩り豊かでゴージャスなチーズトーストの出来上がり。
（美味しそうでしょ。パンに塗るマヨネーズが隠し味。）

野菜を美味しくいただいて、田舎の親に感謝、感謝……（合掌）。

……こんな彩り豊かなパプリカがあの場所に生えてたら楽しいだろうなぁ…
と、思った。

で、私、どうしたか。
『ｉｃｈｉｉ島』へ種を放り込んでみた。



（『ｉｃｈｉｉ島』物語④パプリカの絵　２００７‐１１‐１３をご覧下さい。）

『ichii島』誕生の絵

『ichii島』誕生の絵をマウスで描いてみた。なんだか楽しいぞ。

真ん中のでかいのが２ｍのオクラ、
その下のあたりに生えてるのが葡萄、
その左側にあるのがシークワーサーです。

次は、シークワーサーに、例の三匹の黒い住人を描こう、っと。

なんかウキウキしてきたぞ。　

　　　地味に楽しい……ヤバイ

　　　　　　　　　　　　
（実写版ブログペット島『ichii島』誕生をご覧下さい。2007-11-06付）

　　

月夜にＥＳＣＡＰＥしよう ２（写真イラスト&ポエム）

月夜にＥＳＣＡＰＥしよう　　（２）
　

どうしようもなく　しぼみそうな時は　　　　　
凛とした月明かりが涙を拭くよ
張り付いた鉛色の影は雫になる

懐かしい子守唄とゆりかごの舟と
大好きなお伽話を思い浮かべて
十まで数えたら少し幸せに気付く

頑張ってるキミがとてもステキだから
頑張ってばかりじゃ本当のキミを見失う
偽りを詰め込みすぎて壊れた鞄は
僕の魔法でも直せない

寂しくさせないよ　悲しくさせないよ
僕がキミに愛をあげるから
キミの笑顔が途切れないように
幸福の天使を探しに行こう

燕尾服をひらりとひるがえし指揮棒（タクト）を振ろう
夜露の音符が月夜色の五線譜に零れ落ちる
ブロック塀を渡り路地に滑り込むよ
お気に入りのボンネットの上
忘れ物にはお構いなしで


さぁ　僕についておいで
唇にそっと人差し指をあてたら
僕を見失わないように付いておいで
秘密めいた蒼い月夜には
少し遠くまでescapeしよう

『ichii島（いちいじま）』物語③アボカド～続編

…え？…マジ？

 

この～木、なんの木、………

　　アボカドの木？

　　……マジで生えてきてしまった。

　　　実写版ブログペット島『ichii島』　…………おそるべし


　　　（『ichii島（いちいじま）』物語③アボカドの絵　2007-11-14をご覧下さい。）

月夜にＥＳＣＡＰＥしよう １（写真&ポエム）

月夜にＥＳＣＡＰＥしよう　（１）


さぁ　僕についておいで

唇にそっと人差し指を当てたら
僕を見失わないように付いておいで
秘密めいた蒼い月夜には
少し遠くまでescapeしよう

夜に紛れて足早に部屋を抜け出す
心地好く張り詰めた闇に息を潜めて
青白い月明かりをスラロームする

おしゃべりな常夜灯の隅っこを
すり抜けるミステリアスな流線型
足音は軽やかにつま先のリズムを弾く

真夜中の静寂に耳を澄ませてごらん
息吹のランデヴー不変の愛を囁いてる
褪せた草の香りのヴェールまとって
僕はキミに頬を寄せる

寂しくさせないよ　悲しくさせないよ
僕がキミに愛をあげるから
キミの笑顔が途切れないように
幸福の天使を探してくるよ

 

 

『ichii島（いちいじま）』物語③アボカド

私は時々、アボカドを食べる。結構、苦手な人もいるようだけど…。





種を切らないように果実を半分にして上下をねじると、
実の片側はきれいに種から外れる。
あとはスプーン等で種をくり抜く。
（クリンと実から、くり抜けると、ちょっと気持ちいい。）

皮を手で剥がすように剥いたら、
４～５mmの厚さの櫛切りにする。
これを青シソでくるんで、
わさび＆醤油をつけて食べる。

……のだが、ちょっと待ってぇーーー！
ここでとっても重要なのがわさび。
もちろん生わさびをスルのが一番だけど、
チューブ入りでも本わさびを使った美味しいのがある。
（ちょっと高価だけどね。）
決して辛いだけの練りわさびは×ペケです。

やっぱり、「うまいにゃ～」って幸せ気分になりたいなら、
わさびは要チェックね。

で、本題は、
アボカドを食べる話じゃなくて食べた後の話。

種が可愛くて、
なんか捨てられなくて、
ついついとって置いてた。

とって置いたからどうという事もなく、
日に日に干からびていった。

で、どうしたか……………（そこのあなたスルドイ！）

『ichii島』へ放り込んでみた。

そのまま月日が過ぎて、
あたしゃぁ、そんな事すっかり忘れてしまってた。

（『ichii島』物語③アボカドの絵　2007-11-14をご覧下さい。）

『ichii島（いちいじま）』物語②葡萄～続編

……んん？



近づいて凝視………

実、ちゃうじゃん！　　

実写版ブログペット島　『ichii島』…………ミステリアスです。




（『ichii島』物語②葡萄の絵２００７‐１１‐１１をご覧下さい。）

『ichii島（いちいじま）』物語②葡萄

ある日、田舎から野菜やお米と一緒に葡萄が送られてきた。

粒は小さいが甘い葡萄だった。
立派な種が入っていたのでichii島へ放り込んでみた。

 

葡萄が生えてきた。

接木しないと実は容易に生らないそうだ。　　　　…んん？

 

（『ichii島』物語②葡萄の絵２００７‐１１‐１１をご覧下さい。）