色は匂へど 散りぬるを
(いろはにほへと ちりぬるを)
香りよく色美しく咲き誇っている花も やがては散ってしまう
(諸行無常しょぎょうむじょう)
我が世誰そ 常ならむ
(わかよたれそ つねならむ)
この世に生きる私たちとて いつまでも 生き続けられるものではない
(是生滅法ぜしょうめっぽう)
有為の奥山 今日越えて
(うゐのおくやま けふこえて)
この無常の 有為転変の迷いの奥山を今乗り越えて
(消滅滅己しょうめつめつい)
浅き夢見じ 酔ひもせず
(あさきゆめみし ゑひもせす)
悟りの世界に至れば もはや儚い夢を見ることなく
現象の仮相の世界に酔いしれることもない安らかな心境である
(寂滅為楽じゃくめついらく)
三月弥生……気まぐれな春
冷たい雨がアスファルトを濡らす
打ち付けられて擦り切れて
色褪せていくハナビラ
挫けそうな心もヒトヒラ舞い落ちて…
ふと見上げた空
いつの間にかあがった雨と
目覚め始めた雲間の青を背に
伸びする小さな君を見つけた
外し掛けた鎧の中には
確かに明日への希望を抱いてる
一日1回、ポチッとして頂くと、とても元気になります。
どうぞよろしくお願いします。
私はむしろ咲ききった誇りのようなものを感じます。
始まりがあって終わりがある。それでもそれがまた繰り返される。
自然ですね。^^
咲き誇った誇り、確かにそんな風にも見えますね。
山茶花のハナビラは特に凛とした形を留めているのでそんな感じがしますね。
自然はいろんな事を考えさせてくれます。
いろはうた。
つい数日前、だいと「全部言えるか?」という話で盛り上がったのです。
だいは仕事で使用していたところまで(つねならむ)、
私は何故か昔から響きが好きで覚えていたのですが
まさかCOLORSでいろはうたに出会うとは
思いもしませんでしたよ(笑)
始まりから終わりへ、そしてまた始まりへ。
命が続いていく様子を変わらず見せてくれる自然は
とても魅力的ですね。