「烏骨鶏は1日に1個しか卵を産まないんだって。だから貴重で高いんだよ。」
私がそう言うと、唐突にhiiroさん曰く、
「へ~~…、これ、ひよこ産まれる?」
「(突然)?。これは多分産まれる。市販のは無精卵だから産まれないけど、
田舎の卵は有精卵だから多分産まれると思う。鶏は、オスがいなくても卵は産むんだってさ。」
答えた私に、hiiroさん、卵を見つめて曰く、
「ふ~ん…、んじゃ、この烏骨鶏の卵を温めよう。」
「え?」
と、私。驚きつつも既に卵を入れる巣代わりの手頃な入れ物を探す。
直径12センチくらいのアルミ箔製の容器を発見。(バーベキューの使い残し。)
それに巣のようにタオルを敷いて、烏骨鶏の卵を1個置いた。
hiiroさんがもう1個入れようと言った。
もったいなあと思いながらも、食べたらそれでおしまい、それもつまらない…、ちょっと好奇心が先に立ち、もう1個を置いた。
それを電気コタツの足元に置いた。
「鳥って、産まれて最初に見た物を親だと思うんだよね。」と、hiiroさん。
「そうだね。(刷り込みの習性だっけ?)間違っても、猫を見せないようにしなきゃ。」
「ネットで調べて、産まれる日が近付いたら目を離さないようにしなきゃね。」
と、言っているはしで、
姫ちゃんが卵を置いてあるコタツの足に寄り掛かり、
片腕を入れ物の上に置いてくつろいでいた。 …… おい!
何日くらいで返るんだろう?
その前に、
ここへ送られて来るまでクール宅急便で運ばれてきたけど、大丈夫なんだろうか?
私、
言いだしっぺのhiiroさんに尋ねる。
「2羽とも産まれたらどうするの?」
hiiroさんは即答する。
「誰かに貰ってもらう。」
「そうか。」と、その場は納得したけど、
今時の住宅事情、貰ってくれる人いるんだろうか?
思いは尽きない………。
追記・調べたところ21日目に孵化するらしい。つまり4月10日頃ということか?
でも、卵が産まれた日数から数えたら、もっと早いことになる…う~ん。。。
hiiroさんと何か面白そうなことを始めていますね^^
結果楽しみにしています。
「捕ったど~!」という自給自足生活をする某番組のように、鶏との同居を目指して日夜過ごします。
本当にこの先何が起こるやら…。