みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

令和2年度宮城県手話通訳者養成講座が始まりました。

2020年06月27日 15時22分07秒 | 日記
本日、令和2年度宮城県手話通訳者養成講座の開講式がありました。


新型コロナウィルス感染のこともあり開催が心配されましたが、
このところの緊急事態宣言解除もあり、受講生、講師、関係者の
安全安心の対策を図りながら講座を行うことになります。
その対策とは、受付での検温、消毒用のハンドジェルで手指消毒、
マスクの着用、席は離れる等。

特に受講の時はマスクをすると顔の表情が読み取れないので、
講師だけでなく、受講生にもフェイスシールドを着用。


いつもとは違う形の受講となりますが、いずれも感染予防のため
止むを得ないことです。

新型コロナウィルス感染により、聴覚障害者のとりまく環境に
変化が見られました。
新型コロナウイルスの聴覚障害者相談窓口でFAXやメールアドレスに
対応していること。
全都道府県で知事会見の手話通訳導入があったこと。
マスクの着用が聴覚障害者の意思疎通の壁になっていること。

その他にもありますが、いずれも新聞やテレビなどを通して一般市民にも
聴覚障害のことを少しでも理解を広めたような感触さえありました。

これは全国の聴覚障害者、関係者のこれまでの長い地道な取り組みの
成果だろうと感ずることがあります。

手話通訳者を育てることも地道な取り込みのひとつです。
手話通訳者を増やすことは地域において人と人とのコミュニケーションを
保障する機会と人と人とをつなげる支援者としての役割を増やすことでも
あると思います。

今日から、講師の方々、みみサポみやぎの職員は7名の受講生が2年後には
全員が手話通訳者となれるよう、環境をしっかりと整えていきます。


受講生の皆さん、期待してますよ!
初回から受講生にものすごいプレッシャーをあえて与える松本でした。
(へこたれたら、悩まずに相談を(笑)) 


みみサポみやぎの花壇にあるアメリカノリノキ・アナベル(アジサイ科)6月12日の時より
大きく、いっぱい咲いています。

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