みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

落語、字幕放送

2024年06月05日 13時30分02秒 | 日記

この前、落語番組をみていたら今日の6月5日は落語の日だとか。
この由来を確認すると6月5日を「ろくご」と読んで
「ろくご、ろくご、ろくご、ろくご、ろくご、・・・らくご」と
なったんだとか。
なんか落語っぽくて無理がある(笑)

自分が子供の頃(いつのことかって?ここは内緒で)は祖父や
父がテレビ、ラジオで落語を聞いてよく笑っていたものである。
しかし、聞こえにくい自分には何が面白いかよくわからない。
そんな訳で当時は落語に全く関心がなかった。

成人してからテレビの字幕放送が1983年10月からNHK連続
テレビ小説『おしん』によって開始さたが、字幕放送デコーダーの
価格が高いうえ、東京、大阪に限られていたことをよく覚えている。
(ここでやや年齢がばれるが、しょうがないや)

1995年の阪神淡路大震災では字幕放送もなく聴覚障害者にとって
重要な情報から離されたことの不満の声が大きくなった。
これを契機に徐々に字幕放送が増える。

そして2011年7月からアナログ放送からデジタル放送に移行したとき
テレビ本体に字幕放送デコーダー付きが標準化となったことは記憶に新しい。

そこから落語にも字幕が付くようになって、その面白さにはまり
気になった演目があるとすかさず録画。

お気に入りの落語家は日曜日夕方の番組に毎週出ている
春風亭 一之輔(しゅんぷうてい いちのすけ)
演目「だんご屋政談(だんごやせいだん)」は面白い。
その絵本もある。

彼も得意とする、演目「初天神」
お祭りに行きたい行きたいとしっこくねだる息子を仕方なく
初天神に連れて行った父。
息子がリンゴや飴玉、団子が食べたい食べたいとねだられている。
そのうちに父が「しょうがねぇなぁ」とみだらし団子を買ってあげた。
あげる前に息子の袖が甘醤油ダレで汚さぬように、夢中になってずずーっと
べろべろなめて甘醤油ダレが残っていない団子を息子に差し出す。

頭に来た息子が一言。
「気持ち悪い。こんなことなら、親父なんか連れてくるんじゃなかった。」との
オチ。これも彼がやるとかなり面白い。

それは顔の表現や手ぬぐいと扇子、そして自分のカラダ一つで全て表現、
同時に字幕があるからこそおおいに笑える。
笑うってことは健康にも効果てきめん!

「ろくご、ろくご、ろくご、ろくご、ろくご、・・・らくご」
で6月5日を落語の日って何度言っても無理がある!(笑)

べらんめえ、そんなことよりよ、字幕と同時に手話もつけてくれ。
(「べらんめえ」の使い方、合ってるんだろうか・・・?)
と強く要望している江戸っ子ではない松本がこのブログを担当。

あとは生の落語を同時に手話と字幕で見れば言うことないんだが・・・。

今日の旧みみサポみやぎ花壇

 

 

 

 

 

コメント
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