みみサポみやぎ つぶやきブログ

宮城県聴覚障害者情報センター(愛称:みみサポみやぎ)のスタッフが毎日交代であれこれとつぶやくブログです。

柴田町の職員研修に行ってきました!(8/17出前講座)

2018年08月23日 18時27分26秒 | 日記
障害者差別解消法の施行に伴って、
県内各自治体でも対応要領などを作成し、
取り組みを進めています。

今回は、柴田町からのご依頼で、職員さん向けの研修会。
視覚障害者情報センターと一緒に仲良く出前講座に行ってきました!

前半は、聴覚障害と視覚障害について、
基礎知識やコミュニケーションのコツなどをお伝えしました。


(職員さん、たくさんいます。)

後半はわくわくグループワークです。
視覚障害者情報センターでは視覚障害者への移動介助を、
みみサポは「聴覚障害者への配慮について」を話し合ってもらいました。

「話し合えばいいのか~」と思わせつつ、
各グループの中で、ひとりだけヘッドホンをつけて“聴覚障害者役”になってもらい・・・


(「わからないから書いてくれ」という声も心なしか大きくなります。)


(身振りも大きくなるようです。)


そうです。
話し合った配慮をぜひ実践していただきたいのはもちろんですが、
実際に「聞こえないひとがいる」という状況のなかで、
どう感じるのか、ということを共有してもらいたいな…と思ったわけでした。


グループごとにまとめてもらった用紙には、
たくさんの配慮が書かれていました。
また、グループごとに「聴覚障害者役が感じたことを共有してほしい」とお願いしたところ、
職員同士の研修会であったにもかかわらず、
「自分から書いてほしいとお願いできなかった」
「相手からきてほしい」
といった感想が出ていました。


そう!
そこです!


合理的配慮を求めるにあたり、「こうしてほしい」ということを伝えなければなりませんが、
うまく伝えられなかったり、遠慮してしまったり。
初対面ならなおさらお願いしづらいこの気持ち、
これを感じてくれた職員さんは、
きっとこれからベストな対応ができるにちがいありません!!



今回、視覚障害と聴覚障害のコラボな出前だったので、
グループにまざらなかった福祉課長さんは…


盲ろう体験!
介助者役の腕を両手でつかんでいるところに不安な気持ちが現れているようです。


福祉課の職員さんも…

(これからどこに連れて行かれるのか…)


日々の業務のお役に立てますように!
庄子でした。

※柴田町より写真をご提供いただきました。ありがとうございました!




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