昨日、九州地方の日向灘沖でマグニチュード7.1の地震が発生し、
一時、津波注意報が宮崎県と高知県、大分県、鹿児島県、愛媛県の
沿岸に発表されました。
宮崎県内で震度6弱、熊本県内で震度5強、震度5弱を観測したほか、
宮崎港では50センチの津波を観測しました。
日向灘沖は、南海トラフ地震で警戒が必要とされる地域です。
気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する
可能性がふだんと比べて高まっているとして
「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。
気象庁では、今後1週間程度は最大震度6弱程度の地震に注意するよう
呼びかけています。
この情報の発表は、1週間以内に必ず地震が発生することを伝える
情報ではありません。
しかし、例えば東日本大震災が発生した2011年3月11日の
2日前の3月9日には、マグニチュード7以上の地震が発生していました。
過去にマグニチュード7以上の地震が発生したのち1週間以内に
別の大地震が発生したという事例があることから、
国民に普段からの地震への備えを呼びかけるものとなります。
気象庁では、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)について
という資料を公開しています。
専門用語が多く難しい資料ですが、ご興味のある方はご覧ください。
我が家では、とりあえず家具を固定している突っ張り棒を確認しました。
防災用品は買い替えが必要だなあ。
福元でした。