25年前のこの日わたしには長男がお腹にいました。
起きてテレビをつけたら、天地がひっくり返っていました。
高速道路が倒れた映像。火事…。
思わずお腹に手をやって
「この国なら3日、3日のうちにはなんとかなる」と念じていました。寒い中家を家族を失った方々のことを考えていました。
しかし3日経っても、1週間経っても、
事態は大きく改善しません。
自治体が外国からの救助を断ったり。
地震に遭わなかった地区からの心無い言動が問題になったり。
食べ物も避難所に届かず、かと思えば
着古した衣類が届いたり。
ミルクを作る水もなかったり。
わたしは毎日ニュースや新聞を見ながら、
「この子を守れるのはわたしなんだ」
と心から感じていました。
それ以来、水の買い置き、
飴や簡易食の買い置きをする様になりました。
実家の母は1月17日が誕生日なのですが、
「一生祝ってもらう気分になれない」
と言っています。
命を落とされた方はどうか安らかに。
立ち直ろうとする方には元気を。
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