バスのフリー切符というのは便利ですね。小銭の心配をすることなく、どこからでもどこへでも乗れるのがうれしい。
熊野速玉大社到着
まず目に入ったのが武蔵坊弁慶の像。弁慶といえば京都というイメージだったので、この熊野と関係があると知ってびっくり!
平安時代に始まった熊野御幸。高貴な方々は籠や舟に乗っていればいいのだろうが、お付の人々の苦労は並大抵ではなかったろうに・・・
京都から紀伊半島沿いに来て、険しい熊野の峠をいくつも越えてたどり着いた熊野三山。
白河上皇から亀山上皇までのべ200回行われたという。
今は気軽に歩けるありがたさをしみじみ感じます(とはいってもとてもすべてを歩く体力も気力も根性もなく、楽なとこを少し歩くだけで
偉そうなことは言えませんね)
樹齢1000年というナギの大樹
平重盛お手植えと聞くとどれだけ古いかわかりますね
ナギは凪に通ずることから道中や家内安全を守る熊野権現の象徴とされるとか。
境内には佐藤春夫記念館があり、新宮の人だと知りました。
さて、熊野三山巡りを終えて、再びバスで那智勝浦のホテルに戻ります。
バス停の近くにあったこの看板。今ここに津波が来たら飲み込まれてしまうな~とドキッとしました。