**ももくり日記**

なんでもない日常が大切で・・・

ようやく

2007-11-03 | にちじょう
オットは明日、
友人の結婚式のため、仲間と出し物の練習中で遅くなるという。
結婚式に呼ばれる事すら稀になってきた昨今、
最近の披露宴ってどんな事をしたり、どんなスピーチを披露するんでしょう?
すべらないといいけれど。ぷふっ。(悪魔)

ようやく怒涛の締めが終わって、ほっと一息。
ちょっとしたトラブルが重なり、カナダと結論が出たのが朝3時。
上司?・・・休暇でしたね。非常に重大な健康問題により。ってね。
へぇーーーーーーー。あんびりばぼー。
同僚、また怒り過ぎて静かになってしまった。あはは・・・
私は彼が「締め」の正念場に逃げたの何回目かな。
と心の中で数える。そして削除。いずれは帰国してしまう人だし、
本人にその気がないのに、何かを期待しても無駄だと思ってしまう。
今日、報告がてら話をした。もう全ては昨日で終わってしまった事だけれど。
「あれはさ、やっぱりあっちのせいだから。」(まだいうか。
別にあっちのせいでもない。)
「(はー・・もうどうでもええ)アンラッキーな1件だったわね。」会話終了。
ところで体調は?なんて死んでも言えない。

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ま、上司には恵まれていないけれど、仕事はそれなりに充実感が
残せた。また海の向こうとの信頼感が深まった感じ。
現場同士がちゃんと分かり合えていればそれでいい。

ちびを抱っこし、他の3匹にちゅうちゅうし、
ごろごろと快適な音に包まれて、「Always-3丁目の夕日」をTVで見る。
明日続編公開なんだ~。観に行きたいわ~。
本当に、何てあったかい時代なのかな。ところどころぶほっとして、
鼻チーンしながら観ていた。
この時代には生きていないのに、なぁんにもないのに、
なぜこんなに羨ましいのだろう。

オットは下町自営業育ちだから、あの時代の名残濃い地域社会で
育ったという。駄菓子屋の話も、近所のばばあの話も、怖いお父さんの
話も、隣のいっつも3歩歩いて3歩下がる(一向に進まない!)
おじさんの笑い話も、悪がきでケガばっかりして近所の病院では顔パスだった
話も、作られた新興住宅地で育ち、移動をしてきた私には
別世界の話のように聞こえる。何度聞いても、実に健全で男の子っぽい
子供時代なのである。

大人になってもなお、当時の子供の時のまんまに扱ってくれる、
「ホームタウン」があること、近所の変わらぬ大人達や
仲間がいることって素敵だと思う。私には幼馴染ってのがいない。
どんな大人が周りにいたか、どんな子供時代を送ったか、
それも今の自分を形成する糧のようなものだと思うから。
私の子供時代は、山田詠美の「晩年の子供」と同じである。

それでもって、
明日、オットはそんな時代に一緒に育った幼馴染の結婚式に出るのであるよ。
めでたいめでたい。

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