**ももくり日記**

なんでもない日常が大切で・・・

CatCatCat

大事なこと

2007-11-29 | ねこ
※今日の話題は重いです。

先週末の動物奇想天外はやばかった。
最初かわいいデブ猫ちゃんを見ていて、用事があってあれこれ
席を外して、またTVの前へ。さっきまで魚特集だったのに、
「動物病院の生と死」に変わっていた。
ふいをつかれたというか・・なんつぅか、そのまま号泣。
急に泣きだした私に猫たちも面喰らう。

『安楽死』という選択は、私の中では今までなかった。
実際自分がどういう選択をするかなんて、
その時までわからない。
経験がないので、想像がつかなかったというか、
動物は何となく弱って死んでいくものだと思っている
ところがあった。
でも、実際重く長引く病気で、また回復する見込みがなく
それがとても辛く苦しい局面になる可能性もあるということ。
言葉が話せない彼らのために、飼い主がする選択。
苦しみを長引かせず、自分の腕の中で送り出す手段。
いやいやいや・・・もう本当に・・・
やっぱり、わんこもわかるのかなぁ・・その時が。
苦しみから解放されるその時を。

途中から見たので、全部見たわけじゃないけれど、
そんなわけで、「死」の方で号泣して、
「生」のほうで取り上げていた子猫が、
ちびの小さい頃と同じ大きさで、一生懸命ミルク飲んでた。
ちびをぎゅうぎゅうして号泣。
ああ・・よくぞ育ってくれた!と。
命の現場で働くお医者さんってのは本当すげぇや。
本当にすごい。

++++++++++++++++++++++++++
ちょうど、数週間前にNHKでもペットの番組をやっていて、
そこでは、愛護センターにペットを捨てに来るヒト。それを
保護して新しい飼い主を見つけるボランティア活動するヒト。
いろいろ考えさせられる内容だったのだけど、
そこでも安楽死あなたならどーする?というコーナーが
あったのだ。

そこで、ある獣医さんは言っていたけれど、
どちらを選択しても、一縷の後悔は必ず残り、
飼い主さんみなさん苦しみますと。
でも、苦しんでいいんです。
時がたつにつれてある種の解放感とともに
心も癒されていくものです。ってね。
そして動物には死への恐怖はないということ。
体がじょじょに思うようにいかなくなり、弱っていくんだと。
となれば、逆にわけわからないまま、痛くて苦しいのはなぁ。
辛いだろうなぁ・・と。
なぜかお家に帰れなくなって、毎日病院に飼い主が
お見舞いにきては帰ってゆく。
そういう状況も不安でいやだろうなぁ・・とかね。
いろいろ考えるわけです。

私にはまだわからない。
大往生と思っていたダルのことも最近、やっぱり特に後半
苦しかったんだろうな。とか、もっと何かできたのかな。とか
冷静になった分、いろんな思いが去来するようになり。
今更言ってもダルはもう戻らないのだけれど。
でも、いろいろ情報を集めると、
心臓肥大から咳に移行した場合は、完治というより、
いかに進行を遅くしていくしかないなんて話もあり、
そうなると、咳を抑えるためのステロイドが、老体にこたえた部分は
仕方ないのかなとも思ったり。

あとは、動物病院の先生との信頼関係に尽きるな。と思います。
やっぱり病気や治療法については、どうしても素人。
言われるがままになってしまうもの。
心の中で、ほんとにそう?って思っていても言いだせなかったり、
でも、こちらの疑問や質問、こうしたいという希望を正直にぶつけられる関係も
大事だなと思うんですね。
私なんかも、どっちかっていうと、そういう距離感の
詰め方が苦手で煮え切らず、
オットの熱々トークに任せっきりな部分が否めない。
やっぱり一緒に暮らしている自分にしかわからない情報をきちんと
伝えること、素人なりの素朴な疑問は、治療する先生にとっても、
大事な情報ですよね。遠慮してる場合ではない。

言葉の話せないわが子に代わって、責任をもって犬生、
猫生をまっとうさせてあげたいと心新たに思うのであった。

猫の記録

2007-11-28 | ねこ

さて、中日です。久し振りにフロアから下界を眺めると、
木々がきれいに色づいているのに癒される。
そうそう。そうだよ。紅葉の季節だったね。

年決算が年明けなので、怒涛の年末進行というより、
だれ気味な感じ。
おかげで早く帰れるけれど、いろいろ家でやってるうちに
気づけば、もう寝る時間。
読書も一気にしてしまったので、海外ドラマを
追っかけている。・・・が、
「ぎゃー!あちょべー!」と叫ぶちび。ドラマ一時停止。
・・秋冬のネコはふくふくと丸くなって寝ているものなのに。
常に動いてるよこの子は・・・。
抱き上げて、おしりぽんぽんすると、グフグフご満悦。
抱かれながら平気で回転したりするので、うっかり
落っことしそうになる。もう5キロ超えたっぽい。重い。

ミズの「びっこたん」は、日がたつにつれ治ってきている。
・・・が、まだすこぉし、かばっている歩き方。
私がソファの背もたれを倒してTVなんか見ていると、よく
お腹に飛び乗ってくるのだが、今日もよくよく注意してどすっと
受け止めると、人のおなかの上でも、
左全体に体重をかけていないのがわかる。
かばっている左手も触ると嫌がるけれど、
優しく触って、爪を切ってみた。
切らせてくれた♪

食欲も全然落ちていないし、高いタワーにもポンポーンと
飛び乗り降りてくるのでそんなに神経質になるのは
やめようと思う。
なにぶん、寝ている間に起こった出来事と思われ、
タワーから滑ったとか、どこからか変な風に落ちたとか
そういう瞬間を見てないので、心配だったのだけど、
こっちが不安がったり緊張すると、すぐ伝わっちゃう。
薬ももうバレバレで、かなりイヤな顔されちゃう。
先生に経過を電話連絡すると、薬が効いているようなので、
とりあえず残り3日分飲ませて、週末様子を見るようにとのこと。

あ。里親に出したキジトラ君、順調に育っていて、
先日予防注射にやってきたそうです。
本当にうれしい。いろいろ聞きたい気持ちをまたぐっとこらえて・・
元気にしている。それだけ聞けて満足。
白ぶちこちゃんも元気にしてるといいな。
というか、元気でいるはずです。

+++++++++++++++++++++++++++++++
のらにゃんも、元気。
2週間ぶりくらいにゾロがやってきた。
人の顔を見上げて、「にゃー」と鳴く。

どこをどうテリトリにしているのか知らないけれど、
このくらいのタームで顔を見せたり、毎日決まった
場所にいたりと、オスのゾロは忙しそうだ。
少し、やせたように見えたのでご飯増量。

慌しく

2007-11-25 | にちじょう
3連休でした。
あれから、オットをお迎えにいき、
「やっと帰ってきた~♪」と猫とらぶらぶするオットを急かして、
KIHACHIのケーキをお土産にすぐ実家へ向かいました。(いそがすぃ)

ダルのお葬式から1ヶ月。
猫だけになってしまった実家は、やっぱり寂しい。
夕方になっても、お散歩もないし。
去年のブログを見ると、この連休はオットとダルはいっぱいお散歩へ
行っていたの。ほろり。

ま、オットが大阪へ行ってから初の帰省とあって、話もあれこれ。
妹夫婦も来ていて、夜はみんなで焼肉へ。
父も久しぶりに全員集合で、オットと大阪話で盛り上がり、
夜は、学生運動に話が及び、延々と父の話に付き合わされるオットを尻目に、
私は、また去年同様、鼻水たらたらで。(冷えるのかなぁ。)
そのままトンボ帰りで、ようやく我が家へ。

今日の父の発言---「○○大(オットの大学)のヘルメットは銀だった!」
隊列をなしていくその銀の集団は、闘志をみなぎらせるには
充分だった・・とかなんとか。(あんま聞いてなかった;)
父がその思想を私達子供に押し付けなかったのは、ありがたいとおもふ。
あの時代の事はもう私達にはなんだかわからないけれど、
父が輝いていた時代だとしたら、これから年をとるとともに、
その話を嫌と言うほど聞く事になるだろう。と冷静に思う私。
でも意外とオットがこの話を聞くのが好きだという。
家族みんな、誰も真剣に聞いていないのに。くす。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++
オット、我が家のBedでこれでもかと安眠していました。
やっぱり、帰る場所がここであるという確かな安心感は、家で待つ身と
してはとても嬉しいことだけれど、ちょろちょろと
部屋が散らかっていく様は見事で。(笑
ちょいイラって感じで、オットの散らかしていくものを
片っ端からかたづけていく私。
たいしたものじゃないんだけど、なぜここにTシャツが?
なぜコップがこんなに出てるの?とかね。はは・・

根本的に、私より体も大きいわけだから行動範囲も大きいし、動作も大きいし、
声も大きいし・・で、ああ。男の人がいる生活って・・っと私も
ちょい発見。

でも、新しい自分の部屋は小奇麗に整えているらしく、
帰省してくる日の午前中も、ちゃんと洗濯してきたよ。なんて言葉を聞くと、
ほほえましい限り。そうそう。その調子。

++++++++++++++++++++++++++++++++
なんだかんだで、慌しい3連休でした。
今日、彼を駅に送った後、家に帰れば、やっぱりね~静かだわ。
静かで寂しいというか、心地よい静けさ。(笑
つか、大丈夫か?こんな調子で。

来月も毎週帰ってくるし、このような週末にも慣れていかないと
いけませんね。
猫達は、オットがどうこうというより、
急に騒がしくなった空間に戸惑っていたようだけれど、それもすぐに慣れた。
いつも通りの週末という感じ。
ただ、ミズが昨日から前足をびっこ引いている。
病院でレントゲンを撮ってもらった結果、問題は全くなくって、
先生の診断は足を痛めただけだと思います。という事で、消炎の
お薬を処方されました。んー・・どこかで足をすべらせたり、
着地失敗とかかなぁ・・私の方は来週も気が抜けない。
おしっこチェックもまた始めたところだ。

今週あれこれ

2007-11-23 | にちじょう
今週は短かったけれど、いろいろあった。
中日に、同僚と展示会の方へ。
会社を辞めていった人達が、結局のところ同じ業界に所属していくので、
なんだか同窓会のようなありさま。知った顔がちらほら他のブースに
見えて、楽しかった。
展示会は入社して1ヶ月で1度呼ばれて行ったけれど、当時は心の底から製品に
興味がなく、まだ入ったばっかりで顔もなじんでいないので、
みんなが忙しく働いている所で、私は本当に終日ぽつーん。ってなもんだった。
他社のブースを見ても本当に何がなんだかわからなかったし。
が、さすがに6年もたつと、いろいろわかって面白かった。

でも、さすがに退屈。メインデモを見て、パーチーのお手伝をして、
上司に来てやったよと顔を見せ、
夕方早々に同僚と、以前勤めていた子と飲みへ直行。
女3人。ぶっちゃけ話に花が咲き、終電ぎりぎりで東京へ戻る。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
翌日、トラブルにみまわれ、昼出社してから頭を整理して考える。
考える・・考える・・一服。
たばこを吹かしながら、次々と頭が整理されていく自分にほれぼれ。
(自画自賛;すみません)
そして夕方には、全ての問題にカタをつけて気持ちよく帰る。

ところが、オットのほうもトラブルが発生。
夜の新幹線に乗れず、(意外と東京行き最終が早い)
今、東京へ向かっている最中。
もう年末も近いことだし、いっそのことそれまで大阪にいれば?と鬼発言。
いや、怒ってるわけじゃなく、とりわけ今問題ないからさ・・と思ったけれど、
せっかく帰ってくるというから、朝から洗濯と掃除を済ませ、
あとで駅にお迎えに。
新しく買ったお布団とリネンも昨日取り替えて、久々ウォーターベッドに
寝るオットのために整える。
あー爽快!

ここ数日で、はなままに借りた雫井修介「火の粉」
山本文緒の「日々是作文」桐野夏生の「Im sorry mama」
読書三昧。本は素敵だ。別世界へ没頭させてくれる。
私は本があれば生きていける。とりわけ何に対しても熱くなれない
性分の私が、唯一、ああ・・素敵。そう思える時間だ。
感想は後ほど。

Keep my house

2007-11-20 | にちじょう


最近冷え込むので、のらにゃんに多めにご飯をあげていたところ、
以前お会いした、お刺身をもってきてくれる人と遭遇。
やっぱりてんこ盛りのお刺身ネタなんだよね。どこに
お勤めしてるんだろ。ま、詮索しても仕方ないので、
ごあいさつだけする。とても感じのいい女性だ。
お刺身が食べられる外猫ってとても贅沢だわ。
うちの子だって年に2回くらいだもんね。(笑

毎朝ぐーんと冷え込む。朝方どうしてもくしゃみ連発。
朝、もぞもぞ私が動き出すと、猫たちが次々と布団にいれて~と
襟元をかく。布団を少しあけてあげると、自分の所定位置にいって
まぁるくなる。トモ・・のろちゃん・・ちび・・・そして最後、
ミズは枕にどてん。柔らかな腹部が、私の頭と顔をつぶす。
これをなんと言いましょうか。
毎回言いますが、今死にたいくらい幸せです。

オットは相変わらずTV電話で、猫たちに話しかけて
いるけれど、猫たちは最初、声だけしてオットがどこに
いるのか合致がいかないようだったのに、
ようやく「ちっちゃい箱(携帯)の中に入っちゃった人」って認識に変わったみたい。
オットが、ちっちゃくなっちゃった!
みたいな感じ。で、きちんと画面にうつるオットと目を合わせている。
ごろごろ寝返りをうち、すりすり携帯電話ににおいをつけている。
久し振りに実物がかえってきたら、どんな反応するのだろう。

もちろん、仕事で出張で遠方へ行ってしまい、
家に帰ってこなくなった理由もわからないだろうし、
急にちっちゃい画面に写りだした理由もわからないだろうし、
言葉がわからないから、説明もできない。
週末ごとに、帰ってくる実物大のオットを、
やっぱりあるがままを受け止めるだけだろうな。

ところで、猫たちと問題なっしんぐな日々を過ごしていて、
私は自分のシンガポール出張中にオットがいかに
堕落していた生活を送っていたかがよくわかったぞ。
絶対的に、規則正しい生活はしていなかったし、
ここぞとばかりに、ゲームとかTVとかでだらだら夜更かしして
過ごしていたに違いないと。

きらーん

もともと、妻の眼が届かないからといって、お外で
やっほーと遊ぶタイプではない。
私のように、お酒も飲めないし。家で過ごすのが好きなヒト。
もうひそかに断定です。
ま、途中から連絡つかなくなった私にも問題はありありですけどね。(笑)
昔、ホームステイに飛び立って、1週間くらいしてから、
そういえば?って自宅を思い出し、母に電話かけたら、
「せめて無事についたとかくらい連絡してきなさい!!」って怒られたっけ。
そうそう。私ってそういうやつ。
待ってる人の事すぐ忘れちゃう。私が男だったらたぶんやばい夫だったね。

でね、私がいれば大丈夫みたいです。我が家は。
やっぱり、女性の細やかな観察力は家を守るようにできて
いるのかも知れません。オット担当だった、
トイレ掃除とか1日3回とかはりきってやってるもんね♪
「いつもトイレがきれいで快適ですにょ。」
猫たちの生活にはなんの影響も及ぼしていないんだよ。
生活時間も、生活も。

心配していた、ミズとトモの権力争いなんて起こっておりません。
このまま無事に春を迎えられますように

駄文

2007-11-19 | にちじょう


・・・・なんかちびが大きく見えるけど(笑)
「にいにゃーん」とちびはすぐ割り込んで、ころんと横になる。
ミズがきちんと毛づくろい。

秋なんてあっと言う間だ。
つい数ヶ月前まで、この暑さはなんなんだ!と言ってのすら嘘のように。
すっかり、冬っぽい。

情熱大陸が、今旬のオグリ君2週連続だった。
花男も見てなかったし、(たいていマンガや本を実写化するドラマって
興味がない)ああ・・この子かぁ。ハナザワ・ルイね。と思ってみてたけれど、
いまどき珍しく硬派でまっすぐな感じで、大人気のようですね。
実際もいい子だと思うけれど、戦略がうまいことはまってる。

芸能界って、事務所のなんとやらで売り出され、実際人気がつくと、
一般人には信じられないスケジューリングで働かされるじゃないですか。
今、金になる!そういう大きな波にのまれていく。
そんな中、正常な精神でそれをこなしていくって、
やっぱり只者にはできないお仕事だと思う。
まだ若いのにね~・・。いや、若いからあのスケジュールをこなせるのか。
普通だったら過労でぶっ倒れるね。

彼女はいないんですか?の質問に、「仕事中携帯とか一切見ないから。
それで、今日連絡がなかったとか言われると、ただ仕事しているだけなのに、
なんでそう思わせちゃうんだろう。って思って・・面倒くさくて作らない。
本当自分勝手だよね。」
みたいな事言ってて、そう!ただ仕事しているだけなのに!と激しく
共感している自分に愕然。私って男だろ。働きまーん。

昔は、私もそんな事言ってた。
なんで連絡できないの?とか言ってた。ポケベルにメッセージ送るの
神業的に早かった。(笑)

今も夕食どうするのかなぁ?的に連絡を求めることはあっても、
なんというか、オットは本当に仕事しかしてないんだろうな・・という
確信に変わったというか、結局連絡取れないくらいで、妄想で暴走ってのは、
結局問題は「自分」にあるというか、やっぱり若さってのもあるね。
帰る家が一緒になったから・・とか、恋と結婚は違うとか、
そういう事かなとも思うけれど、相手が裏切らない保障ってのは
互いの時間で築いていくものだしね。ただ人生は基本的に何があっても
おかしくないとは今も思っているけれど。

ただ、真面目な男の人ってマルチな行動ができないから、
仕事中は仕事にがーーーーーっと集中したいって気持ちが、
よくわかるようになりました。ていうか、
集中している時は本当に仕事しかできないのだと。
私も仕事が詰まっている時は、電話の1本すらしゃらくせえ!って
思うようになりましたし。

ま、落ち着けば連絡もあるし帰ってくるよ。ってね。
全てのヒトに当てはまる事ではないけれど、気を使って受身の姿勢で
仕事の邪魔をしたくないなんて物分りのいい事を、
逆に利用する輩もいるだろうし。これはさ、人としてどうなの?
って話。

そんなこんなで、若い彼を見て、なんか昔の自分を懐かしんだ次第。
若いんだし、恋愛って必要だよね。ま、要するに性欲だからさ。
面倒くさくても、関係を一生懸命築く努力をするのが恋愛だとすれば、
でも、こんな働いている人が仕事とそれをうまいことこなすのには
あまりにも時間が足りなそうであったけど。

本当の駄文だな~。これ。おばはんのたわ言だ。

木枯らし1号

2007-11-18 | にちじょう


秋冬の窓辺は、太陽の位置が下がるので真南のリビングは、
日向ぼっこには最適。午後2時を過ぎると早くも傾き始める陽だけれど、
朝から、ずっとこの調子。ビタミンD生成中。
毎晩4にゃんを独り占め。おかげで寝るのが早くなる。
もふもふ、もふもふ。幸せすぎてどうしよう。ってなもんである。

初めての土日。素敵に満喫中。
角田光代の「八日目の蝉」がとても面白く、海外ドラマの「HEROS」も
見始めた。自分だけの時間に慣れるのはいとも簡単。
案外、ひとり暮らしなんて考えたこともなかったけれど、私って、
結構大丈夫なんだわ。と新たな発見。

オットも引越しが無事に済んで、TV電話でお部屋の実況中継をしてくれた。
だんだん、近所に食べ物屋さんも見つけたり、地理が頭に入って、
少しずつ馴染んでいる様子が頼もしい。
家具備え付けだけれど、洗剤類とか家で使っているものと
全く同じものを買ってきていた。面白い。
「こっちのドンキはなにがいくら高くてさー」
などというのもいとおかしすぎ。

・・ほんとに私ってえらーい!(自画自賛)昔のオットだったら、
洗剤なんてどれも一緒に見えただろうし、柔軟材なんて知らなかったし、
部屋なんか、眠れればどれだけ散らかっていても、
いいくらいに思っていた人。きちんと整理整頓をしている姿はとても新鮮。

別に教育したなんていうつもりはないけれど、一緒にお買い物に行ったり、
一緒に家事をしてきた成果がばっちり出ている感じがしたのだ。
大人ですものね。
できてアタリマエだと、私は思うのです。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++
午後から美容院へ。
温かいなぁ~と思っていたのに、終ったのは夕方で北風に震える。
のらにゃん達にご飯をあげ、風邪を引いていないかチェック。
今月から、真っ黒い仔猫ちゃんが仲間入り。多分父親はゾロかと
思われる。ほろり。

来週は短い。
中日は展示会に行く事になった。
先週、上司と定例ミーティングした際に、オットが大阪行っちゃって、
家もキープしないといけないし、家には4匹の猫もいて、ちょっと年内の
海外トレーニングで留守にする事はできない。と伝えておく。
上司は、え?大阪!?って驚いたけれど、「君は行かなくていいのかい?」と
社交辞令ですら言えない模様。そりゃそうだわな。うひひ。

来年自分が帰国するまで、穏便にコトを済ませたいだろうし、
私は私で、ファミリーマターを理由に、社員っぽいタスクを逃れられて
ラッキーだし、ここは利害一致ということで。
暗黙の了解な雰囲気。
「うん。うん。わかるよ。ファミリーマターは大事だよね。」
ですよね?あなた見ていればわかるよ。って感じです。(笑

ほっこり

2007-11-15 | にちじょう


生きてます。悠々と。のんびりと。自由きままに。・・・・・くすっ。
ゆうべの「デスパレート」面白かった。

まだ最初の1週間ですから、余裕なんだけど。
仕事終わると、家へとんぼ帰って、夜の時間を有意義に過ごし、
気づけば、パソコンの前にここ数日座らなくなり。

大抵、TVを占領されちゃっているので、私は自然とPCに足がむいていた
という事実を改めて感じたりもしている今日この頃。
ま、TV権の取り合いなど、さして大きい問題ではないのだが;
見たい番組もないし、ただリビングで手持無沙汰になってしまうのね。

さて、問題は、いつもいるヒトがいない。っていう環境において。
最初の1.2日はあまりよく眠れなかった。
さびしいというより、Bedは広くて快適なのだけど、猫の様子が
気になって眠れなかった。
猫は環境の変化に敏感。
はいはい。寝るよ~と寝室に4匹を誘導し、ミズオにおいては、
いつもオットの腕枕。というのが我が家の習慣。

オットからも、毎晩ミズオを腕枕するように!というミッションが
出ていたけれど、私だとお気に召さない感じですぐにピョンと
Bedを出てしまう。
で、毛づくろいして、たたずむ彼を見ると、何考えてるのかしら。
ってどきどきしちゃう。
やっぱり、わかるよね?オットいないんだもんね?って(笑
でも、猫って長いこと同じこと考えられないっていうか・・
今日までの時点では、みんな変わりないわけです。
ご飯が出て、マミーが帰ってきて、規則正しく寝て起きて。
ひなたぼっこが気持ちよくて。
そんな感じで、ミズオも毎日窓辺でびろーんって伸びてる次第。
腕枕はさせてくれないけれど、猫型ハウスで寝ているので、
ハウスごとBedに毎晩乗せています♪平和だわ。

オットは毎日TV電話をかけてきて、猫たちに話しかけておりまする。
まめですね。とっても。
オットの声と顔が電話から流れると、みんなごろごろショー!
で、電話を切ると、しらっと眠りに入るところが、
またゲンキンでとってもかわいらしい。

先日ちらっとオット実家に用があって、ひとりで夜に行った時も、
TV電話をしてオットと話をさせたら、義両親は喜んでいました。
時代は便利になってるのね~っと。
妹がフレッツ光の、中居君がCMしているという、声も聞こえる
Webカメラのリンクを送ってくれて、へーーー・・って思ってるところ。

私としては、こう会えない寂しさを、その思いを手紙にしたためて、
大阪から送ってくれてもいいんだけどぉ(どんだけ昭和?)


今週末はホテルからマンションに引っ越しで、
オットは帰ってこれないし。
ただタイミングよく、大阪の舞台の仕事に行っている義兄と週末
会えることになったので、さびしがりやのオットも今週は乗り越えられそう。
そして来週の帰省まで、私のほうは、ひとりで悠々自適生活は続きます。
ぐふ。


ほっと・・

2007-11-11 | にちじょう


まだ11月に入ったばかりだけど、出発前のオットといろいろ買い物をしていたら、
ついついオーナメントを衝動買い。で、待ちきれず飾っちゃいました。
ずっと赤・金で飾りつけしてきたけれど、
今年は青・銀で。雰囲気が変わってかなり素敵。
ファイバーの明かりを消すと、とてもシック。
明かりをつけると、とってもゴージャスで気に入っています。
これから1ヶ月ちょっとのお楽しみにです♪

今年は、どでかキャットタワーが窓辺を占めており、以前の古いタワーも、
トモが愛用し始めたので、ぼろぼろで捨てたかったけれど、いまだ部屋の角を
陣取っており、(この空気清浄機のお隣。)反対側は、TV台に続くキャビネットと
観葉植物がどーんといるので、よって今年はここしかツリーを置ける場所がありません。
本当手狭になってきたわね・・。

++++++++++++++++++++++++++++++++
今日は午前中、オット実家によって、彼の大阪行きを報告して、
詰め込んだ荷物とともに、先ほど駅へ送ってきたところ。
生まれて初めての大阪、右も左もわからないので、最初の
1週間はホテル暮らし。来週からマンションへ引越しで近所探索。
私のほうがワクワクしちゃう。羨ましい!

『とりゃ!』トモがリボンにぱーんち。

ふぅ。
帰ってきて早速、オット部屋をまた大掃除。
だるちゃんの写真も、CDに焼いたところ。
再来週の3連休は実家に戻ります。
今日はもうノラにゃんにご飯をあげてきたし、私も今夜から新しい生活が
スタートしますです。雨のため、にゃんこずはそれぞれの場所で、
熟睡中。まずはDVD三昧の夜になりそう。ふふふ








しあわせ

2007-11-09 | にちじょう
久し振りに飲みに行きました。うぃー
焼肉定例会、金ちゃんのお店にて肉をつつきまわし、ボトル入れて飲んだくれる、素敵な夜。
たいてい、会社の人たちとの飲み会は多少なりとも気を使ったりするもの。
適度なお話をしながら、男性軍のグラスの空き具合なんかもCheckしたり、
あいたお皿をちょちょいとさげる。みたいな事ね。

実はPrivateでは、私は一切そういう事に関知しない
タイプなので、これらがあると思っただけで、面倒に感じてしまうタイプ。
そんな事もあって、Officialな飲み会も、ちょっと
気が抜けない部類の人と飲みに行くのも大抵スルー。

外食において、お肉を焼くのも、サラダをサーブするのも、
ドリンクバーなどでドリンクをとってきてくれるのもオットですから。
おほほ。
こういう事言うと、気がきかねー女とか言う輩が
いるんだろうけど、別にオットがサーブしてもいいんです。
得意なほうがやればいいんです。

で、このメンツもそういうの一切なし。
好きなことしゃべり、食べて飲み、笑う笑う。笑い死ぬ・・
お。久々。本当楽しかった

病み上がりで、久し振りのハレって感じで、お酒がまわり
ゆうべは12時前に帰ってきたのに、
お化粧を落とさないまま、Bedに落ちてました。
朝起きたら、目のまわりがパンダに。

++++++++++++++++++++++++++++
パンダ顔でシャワーを浴びながら、あたしって本当に、
やりたい放題生きてるよなぁ。と思う。
最近、Ipodに新しい曲をUpdateしたところ、結婚披露宴で使った、
オット作のCDが出てきて、それを聞いていたら、
「そーねぇ。結婚式・・8年前の事だし記憶もうすらぼんやり。」
なんて妹に言っていたのに、当時からの記憶が雪崩のように
よみがえってきています。
やっぱり五感の記憶ってすごいなぁ。って思って。
忘れていたような事まで思い出して、いろんな感情がよみがえっていい気分。

オットと結婚してよかったなぁ。仕事してきてよかったなぁ。
どんな30代を送っているんだろうなんて考えた事が
あったかなかったか・・・
でも確実に今の私は楽しそうだよ。しみじみ・・

来週から生まれて初めての一人暮らし。(ま、オットは週末
ちょくちょく帰ってくるけれど。)
かなり寂しくなると思う。うん。普通に寂しい。
今までの2泊3泊の出張とは勝手が違うし、家をひとりでKeepするという
重圧もあります。
つまり、家の場合それは、「にゃんこずのケア」

ただ、私にとってひとり分の家事はかなり楽勝で、
そしてオットのTVのチャンネル権が、1人占めでき(笑
夜仕事から帰ったら、自由ってのはとても気分的に楽です。
言われてみれば、仕事帰りはいつもオットの夜ごはんどうしよう。
と無意識に考えてるし、私は常にやるべきことの優先順位をたてて、
時間を分刻んでいるんですな。
もう習慣みたいなものだけど、せわしない頭です。

オットもオットで、私との結婚生活で、自炊こそセンスないものの、
洗濯掃除は完璧にマスターしたので心配ないよと言っています。
干し方も完璧です。(笑
昔は洗濯物を1週間ためては、私の来訪を待っていた男。
進化しましたね。
自炊のほうは、住んだ事がないのでイメージでしかないけれど、
大阪は食べるところには困らなさそうだし、
心配無用ってところ。体に気をつけておいしいものいっぱい食べて
ばりばり働いてくれれば、それでよしです。
彼の義兄も、彼の幼馴染も仕事でよく大阪に行くので、
向こうで会ったりするみたいだし。楽しそう。
もちろん、私たち家族もUSJ目当てに計画をたてている最中です。

変わりゆく街

2007-11-08 | にちじょう
『爪切ってもらってるにょ。』

最近、TVでまた「Always」を見て昭和の東京はええなぁ・・・なんて
言っていたら、
某番組で、某企業の超偉い人が、東京再開発のくだりで
でも、新橋の赤ちょうちん、ガード下は残してほしいなーという
MCのつぶやきに、
「路地裏文化に固執していたら、世界から取り残されますよ。」なぁんて
ことを言っていた。東京はどんどん再開発をすすめ、国際都市として
認められるべきだと。
世界二通用する東京にするためには、情にあふれる雑多な下町風景を
懐古している場合ではないってことのようです・・・。

未来を見据えて仕事をしているからこその視点であって、
そうやって街は変わっていき、いつかどらえもんで見た未来都市が
いつの間にかできあがっているのかも知れない。

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この前、カナダの子と話をしていて面白かったのは、
「え。日本は、誰でも英語が話せるんじゃないの?」って勘違い。
確かにアジア=シンガポールのイメージが強い会社の子は、
Tokyo=ああいう都市だと思いがち。
日本といえば、東京。
一応、第2外国語つうの?英語?義務教育から習ってる
んだけどね・・。

「えっとねーフツーの人に話しかけても通じない場合が多いよ。」
っていうと、日本に行ったら右も左もわからないのに、
どうしたらいいのぉー?って驚いていた。
なるべく若い子に話しかけた方がいいかな・・くらいしか
言えない。

やっぱり、グローバルな視点から見ると、日本てやっぱり
特殊とういうか、どこのアジアの国とも違う国民性というか、
人は意地悪じゃないけど、シャイっていうか根本的に開けてないっていうか、
おしゃれスポットに行けばそれなりに・・の感じかも知れないけれど、
庶民はそう開けていませんよ。って感じ(笑

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きれいだし、清潔だし、ご飯いろいろあるし、サービス行き届いてるし、
なかなかどうして住みやすい国だと思うのだけど。
先の某企業の方がおっしゃる通り、路地裏や商店街はきっぱり忘れ、
もっともっとスピードをあげてばりばり再開発しないと、
日本は国際的においてけぼりをくらうのかしら。

私は既にこの東京の変貌ぶりが怖いです。
全くもってついていけておりませんよ。そして路地裏にひそむ
にゃんこはいったいどこへ移動していくのだろうなんて思うタイプ。
作られた街も、そこに能動的な人たちが集わないと、ただの入れ物。
それとも入れ物を整えれば、海外からアクティブでハイクラスな方々が
集うようになるのか、街が人を呼ぶのだというけれど・・・
人が街を作っていくんじゃないのかな。

入れ物をきれいにして、大々的に宣伝して、流行りものに
飛びついて長蛇の列をなす人たち。
みんな一緒、どこも一緒。

もうどうでもいいですけどね。
日本が奥ゆかしさや情緒というものを置いて、
他のアジアパワー炸裂レベルに達するのかどうかも疑問ですが。
新橋の再開発・・とか聞くと、さびしいですね。
かといって、そう赤ちょうちんに行くわけでもないんだけど。
あ。おいしいモツ鍋屋さんは知ってます。

東京大丸、有楽町も様変わりしたようで・・(遅い?)
話のタネにすら、行く気も起きない置いてけぼりな私。
あ。クリスピー・クリーム・ドーナツはもう食べた。お土産で。
真っ正直に言って、まぁ、おいしいけど並ぶほどではない。
私はね。

11月かぁ

2007-11-05 | にちじょう
土曜の結婚式は、
まずまず楽しかったそうで。この幼馴染ってのが、以前に少し書いたのですが、
オットの仲良し4人組つまり下町幼馴染のひとり。
私もとてもよく知っているひとりだし、是非出席したかったけれど、
その嫁達にうんざりな私は疎遠を決め込んでいるわけです。

ひとりは我が家でド派手な喧嘩を始めて、警察を呼ぶハメになった中国人嫁。
ひとりはあやしげな健康食品を売るのを生業としているロハス嫁。
お付き合いが難しいです・・とても。
ま、嫌だから会いませんとはさすがに角がたつので、何かと理由つけて
私は出て行かないのだけど、いまだに「何でももはこないの?」と言える
その無神経さがどうしてもダメです。
凝りもせず、オットに健康錠剤を持たせたロハス嫁は信じられん。(笑
オットと親友だけ。男軍団だけ一生付き合っていけばいいのに。
ただほうっておいて欲しい。それだけです。
みんなが幸せなら、それでいいの。全員集合しなきゃいけない
理由はありません。きっぱり。

ま、今回結婚されたカップルは、何もトラブルがないので、
是非遊びにきてくれ。と言われると、どうしたもんかと思ってしまう。
んー・・人間関係って難しい。
自分だけならどうにでもなるのに、子供や配偶者が絡む付き合いは、
時に自分を殺して笑わねばならぬ時もある。

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日曜、義兄の舞台へ。
芸術の秋。素敵♪
イケメン俳優陣に癒され、素敵な歌声に圧倒され、
とっても考えさせられるストーリーでした。元・ヅカ女優さんの美しさ
ったら、もう人間じゃありません。
いつも思うけれど、小顔とかそういうレベルを超えて全身完璧。
自分の姿形は一体なんなんだ!(笑・・って思っちゃう。

で、今日は会社をずる休み。
だらだらとにゃんこと寝て、クリーニング屋さんへ行って、
ちょっとお買い物。近所の公園の木々が色づいてとてもきれい。

ゾロたちにご飯をあげにいく。
茶とら、薬が効いたようで、元気元気。
抗生物質だけ持っていたら、簡単な風邪はよくしてあげられる事が
わかった。ボランティアさんに感謝。

もうこういうゆるーい生活でいいのかも知れない。本気で思うそんな秋。
怒涛の1年ももう終わりに近づいています。
クリスマスがきて、お正月。
今年もいろいろありすぎたわ。
来週はオットを大阪へ送り出し、つかの間のひとり暮らしに
突入です。いいなー大阪。
オットは早くも、つか、まだ行ってもいないのにホームシックです。
4にゃんと離れたくないようです。あはははー

ようやく

2007-11-03 | にちじょう
オットは明日、
友人の結婚式のため、仲間と出し物の練習中で遅くなるという。
結婚式に呼ばれる事すら稀になってきた昨今、
最近の披露宴ってどんな事をしたり、どんなスピーチを披露するんでしょう?
すべらないといいけれど。ぷふっ。(悪魔)

ようやく怒涛の締めが終わって、ほっと一息。
ちょっとしたトラブルが重なり、カナダと結論が出たのが朝3時。
上司?・・・休暇でしたね。非常に重大な健康問題により。ってね。
へぇーーーーーーー。あんびりばぼー。
同僚、また怒り過ぎて静かになってしまった。あはは・・・
私は彼が「締め」の正念場に逃げたの何回目かな。
と心の中で数える。そして削除。いずれは帰国してしまう人だし、
本人にその気がないのに、何かを期待しても無駄だと思ってしまう。
今日、報告がてら話をした。もう全ては昨日で終わってしまった事だけれど。
「あれはさ、やっぱりあっちのせいだから。」(まだいうか。
別にあっちのせいでもない。)
「(はー・・もうどうでもええ)アンラッキーな1件だったわね。」会話終了。
ところで体調は?なんて死んでも言えない。

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ま、上司には恵まれていないけれど、仕事はそれなりに充実感が
残せた。また海の向こうとの信頼感が深まった感じ。
現場同士がちゃんと分かり合えていればそれでいい。

ちびを抱っこし、他の3匹にちゅうちゅうし、
ごろごろと快適な音に包まれて、「Always-3丁目の夕日」をTVで見る。
明日続編公開なんだ~。観に行きたいわ~。
本当に、何てあったかい時代なのかな。ところどころぶほっとして、
鼻チーンしながら観ていた。
この時代には生きていないのに、なぁんにもないのに、
なぜこんなに羨ましいのだろう。

オットは下町自営業育ちだから、あの時代の名残濃い地域社会で
育ったという。駄菓子屋の話も、近所のばばあの話も、怖いお父さんの
話も、隣のいっつも3歩歩いて3歩下がる(一向に進まない!)
おじさんの笑い話も、悪がきでケガばっかりして近所の病院では顔パスだった
話も、作られた新興住宅地で育ち、移動をしてきた私には
別世界の話のように聞こえる。何度聞いても、実に健全で男の子っぽい
子供時代なのである。

大人になってもなお、当時の子供の時のまんまに扱ってくれる、
「ホームタウン」があること、近所の変わらぬ大人達や
仲間がいることって素敵だと思う。私には幼馴染ってのがいない。
どんな大人が周りにいたか、どんな子供時代を送ったか、
それも今の自分を形成する糧のようなものだと思うから。
私の子供時代は、山田詠美の「晩年の子供」と同じである。

それでもって、
明日、オットはそんな時代に一緒に育った幼馴染の結婚式に出るのであるよ。
めでたいめでたい。

ねこにとって

2007-11-02 | おもふこと
ノラの「茶とらっこ」がちょっと目がぐしゅぐしゅ。
キジトラ君達ほどではないし、この子はずっと健康で体もきれいで、
立派に大きくなったので、調子を大幅に崩さないよう、ご飯をもりもり食べてもらう。
昨日、オットと帰って雨の中ごはんをあげていると、ある夫婦が近づいてきた。
ご飯をあげるな。と注意されるのかと身構えると、
隣の区の本格的なボランティアさんであった。
猫が増えているという噂を聞きつけ来てみたとのこと。
すごいネットワーク。

私たちに異常に慣れている猫たちを見て、構成や、ここ数年のHistoryなどを聞き、
慣れた様子でご飯をあげ、茶とらにはさっと抗生物質を取り出し、
チーズに混ぜてさらっと食べさせていた。
そして親切にも、もしこれで治らなかったら、ご飯に混ぜてあげてみてね。
分量はこれくらい。などと説明つきで薬をくれた。

初めて会ったというのに、ものすごくいろんな話をしたのだけど・・・
本当にノラ猫の現状って大変なんだなぁ・・と思う。
どこどこには、100匹くらいいてねーとか、子猫のうちにカラスに
攻撃されるとどれだけ悲惨か・・とか、猫の話は尽きない。
さすがに土地観あるので、うへー?あそこにそんなに猫がいるの?
なんて驚きもあった。

キリがないってのはまさにそのとおりなんだろうけれど。
懐っこい子猫は小さいうちに里親に。
メスネコには避妊手術。オスネコにも去勢手術。
っていう活動が主みたいで、違う沿線の駅前とかで
里親探しの活動(展示でね)とかもしているとか。
すでに会全体で、ものすごい頭数の手術と里親縁組に成功しているという。

ご夫婦とも悪い人達では決してない。
本当に猫が好きで、かわいそうな子猫を減らしたくて
活動をしているのだろう。

しかし、うまくいえない違和感も残った。
だってさ、自宅に50匹抱えてるっていうんだもん。
ありえない。
信憑性もさることながら、それだけの猫を抱えざるえない
現状のすごさもさることながら、
私はその50匹の猫の「生活環境」を考えたからだ。

猫にとって、その生活はアリなのだろうか。
相性の難しい生き物ゆえに、ストレスを抱えたり、
目の行き届かない子が出てきてしまうのではないか。
それでも野良にしておくよりはいいということなのか。
一戸建ての2階は全部猫で・・なんて笑ってたけど、オットも
私もうまく笑えなかった。

ボランティアってのは、私にはできないから、本当にすごい事だとおもふの。
時間の大半をそこにつぎ込める情熱というか、
片手間にできることでもないし、「タダ」でできることでもない。

ただ時々、それに熱心なあまり、何か大事な
ことが抜けてないだろうか。と疑問を抱かせる人がいる。
私は、そこまで野良ネコがかわいそうとも不幸とも思っていないのだ。
手術をかわいそうという前の家のおばさんに、
手術の重要性についても熱く語れない。

もちろん、目の前に弱ってしまってとてもとても・・という子が
いたら無視はできないだろう。
それを、こちらからわざわざ遠征していき、
助けようはとか、里親を探してあげようとかいう
気持ちで保護してくることはできないだろうなぁと思う。
でも、そういう人たちが活動をしているおかげで、
さまざまな告知があるおかげで、私もこれくらいならと募金ができる
機会などもあるわけである。保護猫のごはん代だって
ばかにならないことはゆうに想像つくからだ。

とてもいい人だったけれど、明らかにキャパ超えなその生活感に圧倒され、
でもそのくらいしないと、本当に猫は救えないほど
もう現状は追いつかないのか。と、いろんな気持ちになりつつ、
もちろん尊敬も含めて、お別れをした次第である。
ゾロ一派は、ご飯のとき以外はみんな警戒心が強く、
特にママ猫はばっちり距離をとるので、
様子を見に来たけれど、捕獲をあきらめたようであった。
・・また会うかな。