きりんのひとりごと

日々ぼそぼそと・・・ときに赤裸々に・・・
日々の記録です

『春の雪』

2006-07-15 22:07:39 | ひとりごと

DVDで見ました


「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
          われても末に あはむとぞ思う」

子供の頃から、聡子は清顕と自分の恋のハッピーエンドをこの歌に願っていたなんて・・・。
とっても切ない
清顕がもっと早くに自分の素直な気持ちに気づいていれば、
何の障害もなく、2人は結ばれていたんだろうな


自分の気持ちに素直になること、
相手の気持ちを素直に受け止めること。  

って、やっぱり大事なことですね。
わたしは好きな相手にこそ素直になれないことが多いから、
なんだか清様を見ていて痛々しかったけど、その分気持ちもよくわかったな。


そして、この映画では日本の自然がとても美しく描かれていて、
桜の散る季節、白い雪におおわれた季節、木々が色づく季節・・・。

日本特有の四季を、ただその季節がきたからっていうだけじゃなくて、
もっと移り変わりに目を向けて生活していきたいな、とまたまた思いました


エンドロールの宇多田ヒカルの「Be My last」の
“いつか結ばれるより 今夜1時間会いたい”
っていう歌詞にもまたちょっと切なくなって、映画はおしまい。


両思いって、果てしない奇跡のような気がしてしまう。。。

想いが通じあったら、お互いにその想いをさらに大事にしていかないといけないって、
よくわかりました

そして、幸せな時間に慣れることなく、感謝の気持ちで守っていかないといけないんだなぁ。

恋のニートにはとてもいいお勉強になった映画でした