Mamiのひとりごと

楽しいことも、悲しいことも。

聞いていて困惑する話

2007-01-22 | 私のつぶやき
移植を経て元気になった患者さんが、
移植治療をするかどうか悩んでいる患者さんへ
  
  移植をしたほうが絶対にいいですよ!
  私がこんなに元気になったのだから、
  あなたもきっと、
  私のように元気になりますよ!

と、にこやかに言った。

患者さんは
  
  そうですよね、
  移植したら、
  きっと、私も元気になりますよね!!

そう答えていた。

患者さん同士によくある会話だと思う。
たぶん、私達も同様の会話をしていたんだよね…

でも、最近、私はこのような会話を耳にすると、
とても複雑な気持ちになります。。。

これは励ましなのですが、
その励ましは正しいのでしょうか?

移植関連死=移植をしたことによる死亡
移植治療の選択はそんなに簡単なことではないのよ。。。
移植をしたゆえに亡くなった患者さんがいるのが現実。

「私がうまく行ったから、あなたもうまく行く!」なんて、
何も根拠のない話を「励ましだと思ってしまう」ことに今は困惑します。
確かに私もShinも同じように思っていたことがあるのです。
でも、その時は気付かなかった…。


医療に関わる相談を受けたら、どのように答えるか?
その答えは何通りもあって、正解もたくさんあって、詳細条件によって微妙に違うものだったりするのだと思う。
経験は強みかもしれない。
しかし・・・最大の弱味にもなることを知らなければならないのよね。

医療の相談を受けたら、根拠の無い話はしてはいけないと私は思う。

  私は○○を飲んで病気が治ったから
  あなたもこれを飲めば、キット治るわ!

先日の勉強会でも、こういう発言があった。

薦めた人には効果があったかもしれないけれど、
それが全ての人へ効くとは限らない。
もしも、そのアドバイスを受けて、それが有害だったら、
その人はどう責任をとるのだろうか?
根拠のないことを他人へ薦めてはいけないと私は思う。

こういうことを周知させなくちゃいけないんじゃないかと
私は思うのですが・・・

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今日は親友のN子ちゃんへカレンダーを渡す用事があったので
新宿でデート
久々だったね、ゆっくりおしゃべりしたのは

日中はず~っと頭を掻きながら作業をしていたので
良い気分転換になりました

今日は不思議なことがありました。
行きの電車(5時頃)で同じ車両に乗っていた女性と
帰りの電車(10時頃)も同じ車両に乗り合わせたのです
すごくビックリしました。
こんなこともあるんですね~
男性だったら赤い糸で結ばれてるとかなのかな~

帰宅して上着を脱いだらT子氏からメール
「日本TVのニュースZEROを見て!」とのこと。
なんとそのニュースは「卵子バンク」が産婦人科学会で認められたとの話。
それに、あらら、Shinの主治医の神田先生の顔が…
未受精卵子保存は白血病や悪性リンパ腫の女性患者さんだけ可能になったと言うことらしい。
全国に9箇所、採卵保存が可能な施設が出来るそう。
T子氏の「苦節5年」の文字にお疲れさま
未受精卵子保存した患者さんがママになる日が楽しみですね
これで、堂々とこの話ができますね


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