子どももチームの一員

最近、医療に関する講演会などで、「チーム医療」という言葉がよく出ます。

チーム医療とは「患者さんと、ご家族と、医療者が“チームとなって”…」と
話されるのですが、その家族には、どんな小さな子どもも含まれての話であってほしいと思います。

子どものチカラって、すごい。

親になったことがある方なら、子どもへ支えられた、子どもへ教えられた、子どもがいてくれたから…と思ったことが少なくないはず。


子どもへ家族の病気（がん）を伝えることは、「子どもを傷つけること」ではないはず。
最初は驚くだろうけれど、それは傷つけるというのとは違うと思うし、子どもは大人が思うほど弱くはないと思います。

それよりも、真実を知らされずに、家族の異変を感じながらの生活のほうが、私は不自然なのではないか・・・と思います。

「子どもへ病気（がん）の説明をすること」についての是非はあると思いますが、

私達大人は、もっと子どものチカラを信じることができるはずだと感じています。


子どもも“家族チームの一員”として、医療に参加させてあげてほしいと思います。

それが、子どもにとっての教育にもなるのではないかと私は思うのです。。。