今日で8月も最後、朝晩は涼しくなってきました。
植物たちは季節の移ろいに本当に敏感で
ずっと骨ばかりだった野生のキネンシスに花がポツポツ見えだしました。
小さな半八重の、深く暗い赤のこの花、野生のキネンシスは
私のお気に入りです。
特に秋から冬にかけて、時代を感じさせるような和風の花を咲かせるんです。
春はもっとふくよかでふんわりと咲きます。
花径も春はもっと大きいのですが、今は花径3~4cmといったところ。
でもこの小さくてさりげないところが、今の庭に溶け込んで素敵なんだな~
バラ達に肥料をあげなくっちゃ、なんて掛け声ばかりかけているうちに
待ち切れずにさっさと新芽を伸ばしだしています。
見るとどのバラも秋の気配で一気に動こうとしているみたいで
今朝は一番に肥料をあげてまわりました。
季節ごとに少し雰囲気を変えて現れる花たち
自分が育てている物は
写真だけでも「あ、これは五月の」「これは真夏か」「これは冬ね」と
だんだんわかるようになってきました。
花の大きさだけじゃなく、葉の色も微妙に違ってくるんですね。
これは楓さんからいただいた「かえでちゃん」
とっても元気で香りのよい子です。
この子にも今朝は肥料をたっぷりあげました。
さぁ、これで9月を迎えられそう。
クレマチスにもあげましたよ。
咲き出したアバンダンスはバラのフランシスと一緒にいます。
両方に肥料を一つかみ。
元気者のダッチェス・オブ・アルバニーの根元にも一つかみ。
咲き進んでいる白麗の鉢にもさらさらっと。
表情の素敵な子ですね、白麗。
肥料が無くなってしまったので、今日はバラとクレマだけ。
次は花木やそろそろお目覚めのクリローのお手入れでしょうか。
今夜あたりから雨が降り出すそうです。
しばらく雨が続くとか。
一気に秋になりそうですね。