ガラス放浪記。

韓国語で유리(YURI)=ガラスの意味です(笑)
東奔西走はまだ続く。

そんなこと・・・ないと思うが?(笑)

2006-05-04 03:38:11 | Kim Do Heon
<'金斗シフト'城南サッカーの中心@sportalkorea4/27付>
(なんとか訳してみましたが・・・しかし、持ち上げすぎだと思うよ。コレ/爆)

城南が前期リーグ優勝を目の前にしている。Kリーグ先頭を走っている城南は、
現在8勝1分1敗(勝点25点)で2位浦項と勝点8点差で進んでいる。
今週末、ソウル戦で勝利を収めた場合、自力で前期リーグ優勝を確定させる。
シーズン前予想と反して、大多数のチームが期待以下の競技力を見せ
意外な結果を収めている反面、城南は昨年秋から見せている強者の姿を維持している。

城南が強いチームの姿を維持している原動力は一つ二つではない。
引退した金度勲の空白を補っているウソンヨンの大活躍をはじめ、
国内選手と外国人選手間の最高の相性、国家代表級のメンバーで構成された
4バックラインなど、全体的にだいぶ安定している。
そしてこの全部の力を最上に引き出す中盤の指揮者がいる。
去年夏、城南の黄色いユニフォームを着た金斗だ。

~金斗の城南一和~
これからは現役を退いて城南の'伝説'となったシンテヨンとキムドフン、
そして主将としてチームを導いている'シク様'金相植も城南の求心点となることができる。
しかし、試合が開かれるピッチ上で城南は金斗によって動く
'金斗の城南'という表現は間違っていない。
それほど金斗の役割と存在感が大きいということだ。

今シーズン、Kリーグで交代なく10試合すべてに出場している金斗は、2ゴール1アシストを記録した。
攻撃型MFとしては少し悔しさの残る得点とアシスト。
しかし、数字上の記録はさほど重要ではない。
金斗は毎試合攻撃ポイントを挙げる派手なプレーよりも、
2列目でチームを指揮する指揮者の役割がもっと強い選手だからだ。

城南特有のダイヤモンド型攻撃陣は、相手守備を圧迫しながらスペースを確保して、得点に成功させればよい。
金斗はそこで相手守備を引っ張り出した後、その後ろのスペースにチームの攻撃機会を作り出したり、
2列目の攻撃を導き出す典型的なプレーメーカー。
城南の司令塔として自分の役割に徹している。

~金斗に因る城南一和~
今シーズン城南の金監督は3名のMFを逆3角形に配置して、4-3-3フォーメーションを主に使っているが、
昨シーズンは、現在国家代表チームと同じMFを正三角形に配置した4-3-3フォーメーションを使っていた。
金監督の戦術を完成させた人がまさに金斗だ。

もちろん、選手一人の移籍で戦術をすぐに完成することはできない。
しかし、監督は昨年前半で終始チームを指揮できる攻撃型MFを必要として、
これに叶った金斗の移籍は、この悩みを一度に解決してくれた。

監督は金斗の攻撃的な才能を最大に引き出す為に、移籍後初試合から彼を攻撃型MFとして起用した。
たとえ攻撃ポイントを記録することができなくても、満足するに値する結果をもらった。
現在まで城南の攻撃は金斗の足先から始まって、城南の選手たちは金斗の創造的なプレーによって得点を狙う。

~金斗の為の城南一和~
ひょっとしたら城南は金斗の為に存在するチームかもしれない。
前所属チームの水原ではアンカーマンを任され、攻守両方の役割をやってきたが、
彼には卓越した攻撃的才能が隠されていた。
彼の才能は城南で十分に開花し、すぐに代表チームでもスターティングMFとして踏み出すことができる機会となった。

金斗は多少小さな体格にもかかわらず、がっちりした守備力を備えた選手として定評がある。
しかし、城南は彼にひたすら攻撃戦術だけを求めて、2名のMFを彼の後ろに配置し、
守備の負担を減らしてくれている。
また、全選手たちが金斗に全幅的な信頼をもって、彼の指揮に、歯車のように動く姿で
金斗を最大に活用する為に、チームのフォーカスを金斗に合わせていることがわかる。

現代サッカーは2000年台に入って、ジネディーヌ・ジダンに代表されるような
伝統的なプレーメーカーシステムの破壊を見せている。
アンカーマン-ホールディングマンという、ダブルボランチシステムが大多数だ。
我が国もまた例外ではなかった。
しかし、金斗の姿を見たら、敢えてその風潮に従う必要はないようだ。

金斗のプレーで、2000年台以前と以降のプレーメーカーが取り揃えなければいけない
長所が混ざっている姿を見せて、プレーメーカーシステムの新しい代案を思い出させることだ。

最新の画像もっと見る