金斗、「一瞬集中することができなかったことが、とても悔しくて」
[sportalkorea 2005-08-08 09:18]
7日、大邱W杯競技場で行われた東アジア大会最終日の日本戦で最高のプレイヤーを数えたとしたら
断然、金斗(23.城南)であるのだ。
金斗はAマッチデビュー戦の新鋭・白智勲(ソウル)と攻撃型MFでは多くの経験を積まなかった
鄭暻鎬(光州)をパートナーにして、抜群のプレーメイキングを見せて韓国の攻撃を主導した。
攻撃型MFで出場した鄭暻鎬の守備の負担を減らす為に粘り強くMFを走り回り、
重要なラインとしてトップに位置した李東国と李天秀に向けて、スペースを繋いで長いパスを良く通し、
チームの攻撃の出入り口を作った。
経験が不足している白智勲の代わりに相手の攻撃の流れを止める役割まで遂行し、
時にはウイングバックのオーバーラップであいた空間までもカバーした。
また、特有の鋭いミドルシュートもやはり言及しなければならない。
前半の中ごろ、李東国が左側からパスをしたボールを、そのまま右足で強力なシュートで繋ぎ、
日本の肝を冷やし、後半7分にも果敢にミドルシュートを試みた。
後半16分には、ペナルティーエリア左側でもらったFKを、右足で直接シュートして相手ゴールポスト上にあわせたりした。
このような縦横無尽の活躍で、後半23分に足の筋肉を痛めて交代した金斗は
「一瞬の集中力が不足して、90分終始気を緩めずに試合に勝つことができず、敗北したことに悔しさを感じる」
と、試合を終えて所感を明らかにした。
このような金斗の活躍は日本にも非常に脅威的に映った。
ジーコ日本代表チーム監督は前半が終わった後、選手たちに
'自分(日本)のチーム攻撃が切れた時、韓国の8番(金斗)を確実に遮って相手の攻撃転換を遅らせろ'
と、特別に指示したくらいだった。
また、試合には出場しなかった日本の代表的守備陣の宮本恒靖(ガンバ大阪)は、やはりミックスゾーンで
'今日の試合で8番の活躍が際立っていた。ショートパス、ロングパスなど自由にやってチームの攻撃を引っ張り、
守備にも積極的に加わる姿がすごかった'
と、金斗に対して称賛を惜しまなかった。
この大会を控えてピースカップに参加したPSV、リオンなど世界的に強いチームとの試合を通して
多くのことを得た金斗は、今回の韓日戦での活躍で代表チーム内部での熾烈な守備型MF席の
争奪戦で一歩進んだ形になった。
これから、この席は金斗を筆頭にして負傷から復帰する金南一(水原)、この大会で中国戦と北朝鮮戦に
先発で活躍した金正又(蔚山)、FCソウルの新鋭白智勲(ソウル)、マルチプレーヤー柳相鐵(蔚山)など
錚々たるMFたちの戦いとなる。
このような中で、金斗がどんな姿を見せるか、見守ることも楽しみだ。
次は金斗との一問一答。
~負傷の具合はどうか?
大きな怪我ではない。単純に筋肉がけいれんを起こした。今は大丈夫だ。
~試合に対して、一言。
1,2戦で良くない姿を見せた。それですっきり勝つ姿を見せようとした。
チャンスを作ることを念頭において走った。試合は90分終始押していたが、ゴールを入れることができなくて残念だ。
日本がCK、FKなどセットピース(?)な状態で強いことがわかってあらかじめ準備をしたが
一瞬の集中ができなくて失点したことがあまりにも悔しい。
~試合中何度か脅威的な中距離シュートを放つなど果敢性が引き立って見えたが?
他のMFに比べると自信があるのは中距離のシュートだ。それで常にミドルシュートについて考えていた。
また、自分が守備型MFを見ているから、相手の寄せで自由にスペースできたし、シュートを試みることができた。
~今回の大会直前にはピースカップに出ましたが?
大いに役立った。強いチームたちとの試合を通して、良い経験と自信感をもらった。
また、試合で走りながら補わなければいけない点に対しても、多くを考えることができた。
韓国の選手たちは試合運びの能力が劣っている。
試合運びの能力が劣るということは、パスを流れるように繋ぐ能力が劣っているということだ。
ピースカップ後、その部分に対して多くのことを考え、今日の試合に出る前にも白智勲と鄭暻鎬など
同僚のMFたちにパスをよく繋ぐことを考えようと話した。
それが役立ったようだ。
[sportalkorea 2005-08-08 09:18]
7日、大邱W杯競技場で行われた東アジア大会最終日の日本戦で最高のプレイヤーを数えたとしたら
断然、金斗(23.城南)であるのだ。
金斗はAマッチデビュー戦の新鋭・白智勲(ソウル)と攻撃型MFでは多くの経験を積まなかった
鄭暻鎬(光州)をパートナーにして、抜群のプレーメイキングを見せて韓国の攻撃を主導した。
攻撃型MFで出場した鄭暻鎬の守備の負担を減らす為に粘り強くMFを走り回り、
重要なラインとしてトップに位置した李東国と李天秀に向けて、スペースを繋いで長いパスを良く通し、
チームの攻撃の出入り口を作った。
経験が不足している白智勲の代わりに相手の攻撃の流れを止める役割まで遂行し、
時にはウイングバックのオーバーラップであいた空間までもカバーした。
また、特有の鋭いミドルシュートもやはり言及しなければならない。
前半の中ごろ、李東国が左側からパスをしたボールを、そのまま右足で強力なシュートで繋ぎ、
日本の肝を冷やし、後半7分にも果敢にミドルシュートを試みた。
後半16分には、ペナルティーエリア左側でもらったFKを、右足で直接シュートして相手ゴールポスト上にあわせたりした。
このような縦横無尽の活躍で、後半23分に足の筋肉を痛めて交代した金斗は
「一瞬の集中力が不足して、90分終始気を緩めずに試合に勝つことができず、敗北したことに悔しさを感じる」
と、試合を終えて所感を明らかにした。
このような金斗の活躍は日本にも非常に脅威的に映った。
ジーコ日本代表チーム監督は前半が終わった後、選手たちに
'自分(日本)のチーム攻撃が切れた時、韓国の8番(金斗)を確実に遮って相手の攻撃転換を遅らせろ'
と、特別に指示したくらいだった。
また、試合には出場しなかった日本の代表的守備陣の宮本恒靖(ガンバ大阪)は、やはりミックスゾーンで
'今日の試合で8番の活躍が際立っていた。ショートパス、ロングパスなど自由にやってチームの攻撃を引っ張り、
守備にも積極的に加わる姿がすごかった'
と、金斗に対して称賛を惜しまなかった。
この大会を控えてピースカップに参加したPSV、リオンなど世界的に強いチームとの試合を通して
多くのことを得た金斗は、今回の韓日戦での活躍で代表チーム内部での熾烈な守備型MF席の
争奪戦で一歩進んだ形になった。
これから、この席は金斗を筆頭にして負傷から復帰する金南一(水原)、この大会で中国戦と北朝鮮戦に
先発で活躍した金正又(蔚山)、FCソウルの新鋭白智勲(ソウル)、マルチプレーヤー柳相鐵(蔚山)など
錚々たるMFたちの戦いとなる。
このような中で、金斗がどんな姿を見せるか、見守ることも楽しみだ。
次は金斗との一問一答。
~負傷の具合はどうか?
大きな怪我ではない。単純に筋肉がけいれんを起こした。今は大丈夫だ。
~試合に対して、一言。
1,2戦で良くない姿を見せた。それですっきり勝つ姿を見せようとした。
チャンスを作ることを念頭において走った。試合は90分終始押していたが、ゴールを入れることができなくて残念だ。
日本がCK、FKなどセットピース(?)な状態で強いことがわかってあらかじめ準備をしたが
一瞬の集中ができなくて失点したことがあまりにも悔しい。
~試合中何度か脅威的な中距離シュートを放つなど果敢性が引き立って見えたが?
他のMFに比べると自信があるのは中距離のシュートだ。それで常にミドルシュートについて考えていた。
また、自分が守備型MFを見ているから、相手の寄せで自由にスペースできたし、シュートを試みることができた。
~今回の大会直前にはピースカップに出ましたが?
大いに役立った。強いチームたちとの試合を通して、良い経験と自信感をもらった。
また、試合で走りながら補わなければいけない点に対しても、多くを考えることができた。
韓国の選手たちは試合運びの能力が劣っている。
試合運びの能力が劣るということは、パスを流れるように繋ぐ能力が劣っているということだ。
ピースカップ後、その部分に対して多くのことを考え、今日の試合に出る前にも白智勲と鄭暻鎬など
同僚のMFたちにパスをよく繋ぐことを考えようと話した。
それが役立ったようだ。