ガラス放浪記。

韓国語で유리(YURI)=ガラスの意味です(笑)
東奔西走はまだ続く。

本当にこうなればいいですが(笑)

2006-12-21 20:36:44 | Kim Do Heon
'キラーパス'の達人・・・2006KリーグMVPに金斗<東亜日報@12/21>

いくら実力があっても、運があれば輝けること。スポーツでは常にそういうことだ。

2001年京畿道金浦市トンジン総合高等学校を卒業した後、プロサッカー水原三星のユニフォームを着た'クェットリ'金斗(24・城南一和)。夢を抱いてプロの世界に飛び込んだが、大きく頭角を現すことができなかった。知能的なプレーで中盤をリードするMFとして、関心を集めたが、プロの壁は高かった。

'豪華軍団'水原には競争相手が多かった。どの程度か適応し始めたが、2002年韓日W杯が生み出したスター'真空清掃機'金南一が翌年初め、全南ドラゴンズから移籍して来た為、スポットライトを受ける機会がまた消えた。監督の指導スタイルも彼と合わなかった。

そして、決断を下した。2005年6月、水原を出て城南に巣を移したことだ。すると、羽をつけたようにプレーが生き返った。2005年水原で9試合出場し、城南に移り21試合出場した。MFからの精密且つ、調和の取れたプレーを追及する金学範監督のスタイルともピッタリ合った。それからグラウンドは彼の世界になった。

金斗は20日、三星ハウゼン2006Kリーグ大賞受賞式で最優秀選手(MVP)に選ばれた。記者団投票で全有効票71票中、66票の圧倒的支持を受けた。チームを移って1年半だけで城南を頂上に上げた功労を認められたということだ。MVP賞金は1000万ウォン。2位は3票をもらった李官雨(水原)。

金斗は2006ドイツW杯メンバーとして、代表チームの試合を消化する時間はなかったが、今シーズン33試合に出場し、8得点・4アシストを記録した。

彼はオーケストラの指揮者のようだ。全南と水原を回って城南に所属するブラジル人助っ人・イッタマルは彼に対して「自分のチームの選手がどのように動くのかを広く見ている。自分がゴールマウスに向かって入り込む時、タイミングを合わせて蹴り出してくれるパスは最高」と話した。金監督は「斗は試合を読む感覚が優れていて、適時に蹴り出すパスが最上」だと評価した。

金斗は今シーズンKリーグでは輝いたが、国家代表ではそうではなかった。彼は「実力がなかった」と語った。しかし、ディック・アドボカート前代表監督が、守備に重点を置いたのを見ると、W杯ではわずか1分も出場することができなかったということ。ワイルドカードで出場したドーハアジア競技大会でも、最善を尽くしたが、4位。

周辺の人々は彼を'若年寄り'と呼ぶ。若い血にかわいいいたずらっ子のような顔だが、言葉は少なく、物静かなスタイル。代表チームとチーム関係者たちは、'外見とは違う。スターではあっても、はじけることはなく、黙々と自分のやることだけをする。同じ年頃の選手よりは、金相植と金泳徹など、大先輩たちとよく合う'と話す。当たりと守備が不足しているという評価を受けることもあるが、'ボールを活発に蹴る為か、当たりもしっかりするし、守備力もいい'という周囲の評価。

彼の夢はヨーロッパでやること。2007年Kリーグ優勝とアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ優勝を成し遂げた後、海外進出を模索する計画だ。金斗は「(移籍の)価格が重要ではない。自分のサッカー人生の未来の為に、(朴)智星ヒョンと(李)榮杓ヒョンのように、ヨーロッパで国家の名誉をかけて走りたい」と語った。

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