本日は、祖父の故郷である山武郡の古刹・芝山仁王尊に参詣しました。
三ヶ月に一度くらい訪ねています。
お袋様によると、参道(今は空き地)は昔、旅館やお店で賑わっていたそうです。
<芝山仁王尊(観音教寺)>
観音教寺は、781年(奈良時代末期)に建てられた天台宗の寺院です。
室町時代頃からは、千葉氏の信仰を集め祈願所となったそうです。
また、江戸時代に入ると「火事・泥棒除けの仁王様」の通称で親しまれて、かなり賑わっていたようです。
本日は、年末&冬晴れということで、普段より参詣の人が多かったです!
↓仁王門です。左右には仁王様が祀られています。
大きな草鞋は、仁王様の体に合わせて作られているそうです。
↓かなりの大きさです!
↓仁王様のお部屋?の脇の木彫です。
あちこちに、こういった彫り物がありました。
仁王門の彫り物は、彫刻大工・左甚五郎氏の再来といわれる、11代島村俊明さんの作だそうです。
↓仁王門への階段を駆け上がる愛犬くん
↓走る時は、こんな感じの姿勢になる愛犬くんです。
本堂のお隣には、「芝山ミューゼアム」(芝山はにわ博物館)があります。
県指定文化財の埴輪などが、沢山展示されています。
(海を渡り、フランスで展示されたこともあるようです)
埴輪は、お袋様が中学生の時に、早稲田大学教授の発掘調査によって芝山古墳群から大量に出土したそうです。
葬列埴輪だそうです。
埴輪が出土した「殿塚・姫塚」は、隣接する横芝光町にあります。
古墳にご興味をお持ちの方は、こちらも一見の価値ありです!
古墳時代後期、山武郡一帯に強大な勢力を誇った首領がいたようです。
↓埴輪のレプリカです。
飼い主は、馬型埴輪がお気に入りです。
こちらが本堂です。
本堂の彫刻は、彫刻大工・左甚五郎氏を始祖とする島村家2代円哲さんの作だそうです。
↓視線を右に移すと、三重塔(千葉県指定文化財)があります。
↓時折、飛行機が轟音を響かせ上空を飛行していきます。
(成田空港が近いのです)
↓本堂側から、三重塔を撮影
↓帰り道。仁王門付近から撮影
仁王様の目に映る光景は、こんな感じなのでしょうか?
かなり高台にあるので、視界が広々としています。
↓参道脇の林です。
↓本日も、ご機嫌の愛犬くんです