aratana!

Maeda Niina BLOG

両国シアターX詩の会 「装う」の源へ、詩の発見

2024年01月15日 16時33分22秒 | Performance2024
両国シアターX にて
詩の会
「装う」の源へ、詩の発見



無事に終演しました。
足をお運びくださった皆様、ありがとうございました!

衣裳家さとうみち代さんが昨年製作し、出版社「港の人」より発売された本『土着と越境』。
この本が生まれるまでのこと、紡いだことば、詩をじっくり客席にお届けする時間でした。
出版と同時に世に出された映像をスクリーンに写し、佐藤典之映像監督とみち代さんのトークセッション、パフォーマンス、詩の朗読などで構成された企画でした。
みち代さん、おつかれさま&本当におめでとうございます!!

みち代さんとは新国立劇場バレエ団時代からのご縁ですが、2013年から私も振付や制作、営業にも関わっていた作品「いのちてんでんこ」で衣裳を担当していただいてからは、これまで度々ご一緒させていただいています。

今日のお話の中にもありましたが、みち代さんの転機となった2015年の東北三大まつり、その中などで見た郷土芸能は、私にとってもインパクトが強く、鮮烈で神々しくて忘れられないものです。
ただ、バレエ身体を持つ自分がやる(習う)と、本当にかっこ悪くサマにならず、、
身体性や日本というもの、自分のルーツを考えていたその頃の自分にとってはショックも大きかったような気がします。

踊りというものは、何か型を獲得し、その型が型でなくなるほど身体に浸透したとき、神と繋がるような不思議な感覚がやってくることがあり、
それは即ち祈りに近いものなのだとわたしは感じています。
その部分では郷土芸能もバレエも(成り立ちや目的は違っても)、もしかしたら同じなのではないか、、
そんなことを思った舞台でした。

私は7分程「宿神」の衣裳で踊りました。


クロージングにお客様との会話の時間があり、これがとても良かったです。


シアターXは両国ですから、帰りはもちろんちゃんこで乾杯!


大船方面在住の佐藤映像監督からのお土産!



関係者の方々、スタッフの皆様、本日は貴重な機会をありがとうございました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。