aratana!

Maeda Niina BLOG

オドリゴコロプチ&オドリゴコロ

2018年03月25日 10時37分34秒 | Performance2018
今年はAngel R Dance Palaceでは発表会がありませんが、その分、別のパフォーマンスがいくつか。

まずは「オドリゴコロプチ」(6/10@表参道校)、
そして秋には「オドリゴコロ」(9/24@大和田さくらホール) が予定されています。

オドリゴコロプチ、詳細はこちら
オドリゴコロ、詳細はこちら
こちらは詳細はまだ出ておりませんが、3月末〜4月初にはお知らせできると思います。


オドリゴコロプチへご出演を希望くださる方にはワークショップを受けていただくかたちです。
ワークショップ日程は以下となります。
◼︎3/25(日) 19:00~20:00@表参道2スタジオ(本日!!)
◼︎3/31(土) 21:15~22:15@表参道1スタジオ
お待ちしております♪

写真は昨年のワークショップの様子



どんな作品になるか、、じわじわグツグツとあたため中。。。
今週は5月の舞台のための新しい振付(する方もされる方も)が始まり、それに加えて目下創作中のものが数曲あるため、あたまも身体も絞り出し中。ジューシーなアイディアが出ますように。。


とは言っても自分を絞るだけでは良いものは生まれない、創造の種はコミュニケーションによって撒かれるということを再認識しているこの頃です。
振付するにしても踊るにしても、自分が出したものがその場にいる人々や演出家のイマジネーションを刺激し、自分も刺激を受け、相互作用しあってこそ、創造の喜びを得られるのだな、と!!!






週末は新作ワークショップ

2018年03月23日 22時51分11秒 | Performance2018
先日もチラっと告知させていただきましたが、Angel R Dance Palace表参道スタジオでのパフォーマンス「オドリゴコロ・プチvol.15」が、次回は6月10日(日)に開催されることとなりました。

募集にさきがけ、今週末と来週末にワークショップを行いますので、ご興味お持ちの方は是非ご参加ください。
本番と同じ曲で振付の一部を踊ります。
エンジェルアールにて創作します作品では初めてとなりますが、太鼓奏者、レナード衛藤さんの曲にて創作させていただきます。
なんとこのため仕様に録音もしていただいたばかり!
また、エンジェルアールで講師をされている服部えこさんと桑原文生さんをゲストダンサーとしてお迎えしております。

先日のブログにも書きましたが、このような状況に当然、すでに気合いが入りまくりですが、、、
そこは少し、力を抜いて、じわじわと向き合っていきたいと思います。

詳細はこちら

お待ちしております!!


神秘の森

2018年03月15日 23時57分44秒 | niina
10年くらい前からでしょうか、どうにも惹かれてしまうものがあります。
それは「樹」。
毎日1枚、“今日の樹”を見つけて写真におさめていた時期もありました。

昨年初夏、どうしても森に入りたくなり、ひとり、修善寺の近くの森へでかけました。
オフシーズンだったこともあり、観光地からすぐの場所にも関わらず、森にはひとっこひとり居らず、約1時間の森散策は怖いくらいの静けさでした。
聞こえてくるのは葉音や鳥の声、心地よい風の音だけ。

そして出会ったのがこの切り株です。


とても美しくて
怖くて、
哀しくて、
神秘的。


星野道夫さんがアラスカで撮ったトーテムポールの写真を連想していました。
アラスカのその地域では、トーテムポールは墓棺柱として使われており、時間とともに朽ちていく時、鳥が運んできた種が付着し、中に埋葬されているひとを栄養に成長し、花が咲くと考えられているそうで、それはきっとこの切り株から感じたものに近い出立ちなのかもしれない、と思ったのです。

森の植物も樹木も、人も動物も、その生命の根本が他者の生命をいただくことであるならば、その宿命の哀しみと愛が、死への欲望の根源、エロスとタナトスの根源なのではないか、などとも思いました。


先日のレナード衛藤さんのライブのコンセプトをはじめ、その生き方や世界観に惹きつけられてしまうアーティストの方がいま森に注目している。
そのことがとても興味深く、自分もさらに森に惹かれています。

これから春になり緑が芽吹き始めるのが楽しみです!
そして今年もまた、修善寺の切り株に会いに行きたいな。




気仙沼バレエソサエティ@江戸川

2018年03月12日 09時21分57秒 | 気仙沼バレエソサエティ
3月10日(土)に、地元気仙沼にて「気仙沼こども芸術祭」に出演していた子どもたち、終演後すぐに列車を乗り継ぎ、東京へ。
3月11日(日)は、「江戸川バレエフェスティバル」への出演でした。

江戸川区は震災後、気仙沼に多くの応援職員さんを派遣下さった区。
そんなご縁もあり、江戸川バレエ交流会の皆様よりお声がけがあり、出演が叶ったそうです。





当日は私もお手伝いに。





「白鳥の湖」は挑戦の演目でもありましたが、先生の手熱いご指導と生徒のやる気で大盛況のうちに、無事幕を閉じました。







Angel R のスタッフも駆け付け、かわいい差し入れ❤️




終演後は10分とかからぬ勢いで帰路につくという弾丸でしたが、みんな終始楽しそうな笑顔を浮かべていたのが印象的でした♪
高橋知子先生、本当にお疲れ様でした!!


レナード衛藤3daysライブ終演!

2018年03月08日 17時37分00秒 | Performance2018
3月4日〜6日、南青山マンダラにて行われました、「レナード衛藤“生誕記念”3days ライブ」終演いたしました。
足をお運びくださった皆様、ありがとうございました。

独特の雰囲気を持つマンダラが、上野雄次さん作の木像の存在によって更に異空間となった3日間、
3日ともそれぞれ、出演者も、この木像も、居場所が変わりました。

こちらは初日のもの↓


後ろに並ぶ木像は、レナードさんが「ニューヨークの摩天楼のよう」と仰っていましたがまさにそんな感じ。
洗練と自然素材の土着のバランスが絶妙。
木像群は照明によっては氷柱に見えたり、トーテンポールに見えたり、ちょっとした角度で表情が変わり、見たことのない世界観が広がっていました。

こちらが摩天楼のように見えた木像たち↓






ダンスが入ったのは3/6のみ。

今回、まるで音楽家同士で即興演奏するような状況でのソロダンスのシーンもありました。
創作し準備したもの(振付)も織り交ぜつつ、ほぼ即興的にコミュニケーションしていくことで紡ぐシーン。
写真はリハーサルより。



随分前に、レナードさんがご自身のライブにて、あるミュージシャンの方と即興演奏しているのを見て感服したことがありまして。
それは、ある意味不安定とも言えるスリリングな状況でしか生まれないこと、そういうことに美しさや感動は潜んでいるということに真に気がついた経験でした。
クラシックバレエダンサーの自分にとっては「どうしたらそんなことができるのだろう!」という感じで衝撃でした。

いま、自分がそのような状況に向き合う幸運に恵まれ挑む時、鍵となっていることのひとつは“積み重ねたものをいかに捨てられるか”ということかもしれません。
やってやってやりきって、、捨てる。 捨てるからリラックスする。余裕ができるからそこここにあるものを感受できる。
本物の方というのは、既にたくさんのことが身体に刻みこまれているから、いつでもどこでも余裕を持って、ふと、唯一無二の煌めく瞬間を提供し続けられるのかもしれません。

坂東玉三郎さんの言葉をお借りするならば、、
「感受」「浸透」「反応」。
その早さ。

随分前に知り、ずっとずっと追い続けてきて、きっとこれからも追い続けることばです。
もし自分もこれを日常的にできるようになったら悟りの境地だわ、と思いつつ、、

これからも精進し、磨いていくのみです!




レナードさん、おめでとうございます!!

そして、ありがとうございました!