aratana!

Maeda Niina BLOG

“ほんとう”を見る

2016年05月15日 01時19分47秒 | niina
今週、愛媛公演前のラストリハーサルが行われました。
ここからは自分でリハーサルしつつコンセントレーションする日々となります。


この作品で私が取り組んでいる役(女性のダンサー)とは、“肉体を借りた大きな愛の姿” なのだろうと解釈しています。
あらゆるものとの“コミュニケーション”という“愛”によって、成り立っている身体と心。自由奔放で揺るぎない心と身体。


5月に入ってから、私の意識が静かにしかし急激に変化しているのを感じます。
周りにいてくださる人たちとの関わりの中で、自分にとっての真実・自分が本当に大切にしたいこと、そういったことが今までとは少し違った角度で徐々にじわっと見えてくる感じ。このような感覚って、そう訪れるものではないと感じます。とても新鮮で丁寧で、そして腑に落ちるような感覚。

現代社会の中で、一見良いと思われることもそうでないことも、真実かどうかが大事。
それは目に見えることではないかもしれない。本人にしかわからないかもしれない。
それでも、真実を見ることは、自由につながり、自分も相手も尊重することにつながると思うのです。

今回の役が常に私に問いかけてくる。
それはあなたの“ほんとう”なのか?と。。。