春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

水生温室 川口グリーンセンター

2019-10-08 | 水生植物


春先の黒藻の発生と

3年前からコモドオオオニバスを入れてから、熱帯スイレンが、浮き葉を広げられず

多くの熱帯スイレンが展示されない育成温室に入れられ

毎年美しい熱帯のスイレンが見られなくなりました。 久しぶりに水生温室に

入りましたが最高の状態を見ることが出来ません。わずかな水面に咲く花を

載せて見ました。



ジェネラルパーシングの名称の水面に写りこむ水鏡を強調。
この温室で30年以上前に今は亡き水生植物写真のプロ出会った人に
初めて教えを頂いた当時を思い出します。彼は水生植物の性質、浮き葉の見極め方、
撮影の仕方全てを長くかかりこの場所で教えてくれました。


































水ヒナゲシとても可愛らしく咲く様子は
可憐です。





   




ご存じのように熱帯スイレンの
浮き葉はとても薄く繊細です。 縁取りのギザギザは空気溜まり、浮き葉の裏側に空気をため込み

浮力を増してます。 又葉には大きな切れ込みがあります。 これは浮き葉の表面に水がたまると

切れ込みから水を逃す役目。さらに水中から上がる蕾が葉の真下に来ると

その蕾を切れ込みに誘い、水面に逃す役目をして花を咲かせます。 葉は大きな役目をしてます。

オオオニバスやコモドオオオニバスも葉に切れ間の役目も同様です。水の中で咲く

植物は進化の流れの中で大きく変化してきたと彼に教えられました。

当時は勤めてた建設会社がグリーンセンターの近くで昼休みにほとんど数年毎日通いました。

懐かしい水生温室で、今当時の彼と同じぐらいの年になりました。長く読んでくれまして感謝。
























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