Wanderers

試行錯誤のリターンズ はじめよう、ここから 日々のあれこれ・思うことなど 

パンチをもらったみたいな

2009-10-30 02:36:13 | 音楽・映画より
映画のお供は、飲み物とポテト。
ポップコーンを頂くことはあんまりないかな。

盛んに宣伝をしていたので、『カイジ』を見てきました。
若い方から年配の方まで男女問わず、という客層は、原作の人気と映画のストーリーの賜物なのかな。

私は原作の絵と「ざわざわ」だけは知っているものの、内容に関しては無知。
鑑賞の間、ホントにこんな世界があったら怖いなぁと、ただただ思ってしまいました。

さて、この主人公は何となくバイトをして日々を変化なく暮らしている割に、『いつかは!』と夢ばかり望んでいる男性


設定の時点で、何か胸がじわじわ痛い・・・

この男性がマネーゲームに巻き込まれて行くんですけど、その時々での発言&助言がさらにズキズキ痛い・・・

極め付けが天海さん演じる女性で、台詞をマルっと覚えきれてないんでここに書けないのが歯痒いのですが、まぁキツイこと言ってました。
正論なんだけど、状況に甘えてる私には耳にタコができて茹で上がっちゃうくらいに痛い言葉でした。

『ヒドイ』んじゃなくて『痛い』ね。
これ、全然違うから。

目が覚める、まではいかなくても「考えなきゃ」と必死さを呼び起こされた気がします。

アレですよね。
痩せたいとは思うけど、明日からって言ってるような。
ダイエットしないとと思いつつ、食べるのはやめられないし、みたいな。そんな時に一喝された感じです。

観ていたら、イライラと許せなさの繰り返しな感もあるのですが(個人的見解)ストーリーとして面白くて、逆転劇にはスッとするものもありました。
藤原竜也、イイ!

原作が好きな人には物足りないところもあったようですが、私的には楽しめました。

しいて言うなら、あのボスのじいさんがもっと悪そうな、いやらしい感じだったら気持ち悪さも増したのかもなぁ。