あの時、さよならも告げなかった
なんとなく、また逢えればと思っていた
またね、の言葉でもう一度離れた
いつまで経っても、あなたはあなたのままで
似た面影をつい目で追う
今はもうこんなに年月を経て、私もあなたも
きっとずいぶん変わっているはずなのに
あなただけは変わらないなんて、勝手な記憶
響きの似た名前を見つけては、元気だろうか
心の底でふと思う
あの時、手をとらなかったのは私なのに
そのことに後悔はないはずなのに
今更に「もしも」の行方を探したくなる
逃げるでも逸らすでもなく
いつでもあなたは私の中に居続けるのだろう
そうしてそれを容認する私の心
想うたび苦味を伴う気持ちなら
いっそ手放してみればいいのに
なのに、あの忘れがたき甘い香りに誘われて
思い出は胸の中でなお巣くう
もう逢うことはないとしても
またねの言葉に期待はなくとも
なんとなく、また逢えればと思っていた
またね、の言葉でもう一度離れた
いつまで経っても、あなたはあなたのままで
似た面影をつい目で追う
今はもうこんなに年月を経て、私もあなたも
きっとずいぶん変わっているはずなのに
あなただけは変わらないなんて、勝手な記憶
響きの似た名前を見つけては、元気だろうか
心の底でふと思う
あの時、手をとらなかったのは私なのに
そのことに後悔はないはずなのに
今更に「もしも」の行方を探したくなる
逃げるでも逸らすでもなく
いつでもあなたは私の中に居続けるのだろう
そうしてそれを容認する私の心
想うたび苦味を伴う気持ちなら
いっそ手放してみればいいのに
なのに、あの忘れがたき甘い香りに誘われて
思い出は胸の中でなお巣くう
もう逢うことはないとしても
またねの言葉に期待はなくとも